夢の結晶

優歩

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夢の結晶 第7話

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奥田が帰った後の僕は、急患が何軒も続き、気がつくと、辺りは、すっかり暗くなっていた。少し空いた時間に、僕は、かつての、高校の恩師に、電話をして、神主の件の了承を得た。すぐに奥田の携帯に連絡をした、その時「三島は、確かピアノが弾けたよな。」「うん、弾けるけど、最近練習してないから、下手になっているかも、しれないが、何で。」「余興で、新郎、新婦がお互いに歌で、愛を伝え合ったらどうかと、思って。平井先生には、学会の後の、懇親会で、歌って欲しいと、言ってある。」「それで、平井先生は、何を歌うの。」「TUBEのプロポーズ、という曲。」「いいじゃないか。」「新婦の曲は。」「今井美樹のプライド。」「おお、いい選曲だね。」「三島、伴奏引き受けてくれるか。」「楽譜、用意してくれたら、引き受けるよ。楽しみだね。」「この間、広瀬から、電話で、同期の有志で余興の、相談があった。女装してアイドルの歌、踊って、歌うの参加してくれって、言うから、話しに乗った。」「でも、衣装や化粧品なんか、どうするの。」「それはもう、井上君に、お願いしている。井上君の知人に、話しをしたら、任せてと、言っていたそうだよ。」「三島は、本当に頼りになる、後輩を持って幸せだよな。」「僕も、そう思う。」「それから、学会で留守中の病院に平井先生が、土井先生、真壁先生、川上先生を、応援に、送るから、心配しないでと、言っていた。」「本当に助かるけど、平井先生の病院は、大丈夫なの。」「うん、病院、臨時休診にするんだって。」「また何かあったら、連絡して。僕は、そろそろ、病棟の回診に行く時間だから。」「うん、また連絡する。」電話を切ると、僕は白衣を着て机の上の聴診器をポケットに、入れて、病棟に続く廊下を、足早に歩きはじめた。
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