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夢の結晶 第12話
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「それでは皆さん、着席したようですので、改めまして、平井先生、京子さんご結婚おめでとうございます。本日の結婚式、披露宴は、私共、東照大学医学部第27期全員から、恩師である平井先生への、今までの感謝の気持ち又お祝いとして、開催させていただきます。本日は、楽しんで下さい。」「では27期有志14名から、新郎、新婦にこの曲をプレゼント致します。どうぞ。」「父さん、母さん、ありがとう。大切な人が、できたのです。」巻き髪のロングヘアーに、ミニスカート姿の、教え子達の歌に、ご機嫌で、手拍子をする、平井先生だったが。「ありがとうございました。続きまして、新郎の平井先生から、新婦の京子さんに、愛を込めて、この曲を贈ります。TUBEのプロポーズ。」僕はピアノに座り、平井先生に、アイコンタクトを、した。曲は進み「誰よりも僕の事を、知っている、神様よりも、君だよ。」そのメロディに教え子全員が、ピンクのペンライトを、左右に振り、盛り上げる。新婦は少し戸惑ったように笑い、幸せそうだった。「平井先生、ありがとうございました。次は、新婦の京子さんから、新郎の平井先生に、この曲を贈ります。今井美樹のプライド、京子さん、お願いします。」京子さんが歌う間中、平井先生は、始終、照れたように笑っていた。楽しい時間は、あっという間に過ぎ、「それでは本日の披露宴を締め括る曲は、この二人に、歌ってもらいましょう。卒業式の謝恩会で、披露した、夏の終わりのハーモ二ー、奥田透と三島裕次郎です。」静まりかえった会場に、僕のピアノが響き「今日のささやきと、昨日の争う声が、二人だけの、恋のハーモ二ー」「誰よりも、あなたが。」と歌いかけた時、同期の全員が、ピンクのペンライトを左右に大きく振りながら。「誰よりも京子が好きだから、I LOVE京子。」と、歌った声に二人で、苦笑して、小声で「あいつら、絶対に飲み過ぎだぞ」と、テーブルの下を見た僕の目には、色んな種類の酒瓶が、これでもかと、転がっていた。正に、世間一般の「医者の不養生」を地で行っていた。最後に、奥田と僕が、同期を代表して新郎、新婦に花束を渡し、新郎である、平井先生からの感謝の挨拶で披露宴は、締め括られた。
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