チャチャと旅人(たびびと)ノーマン

優歩

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チャチャと旅人ノーマン(5)

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それから、2、3日後の昼すぎ、チャイムが鳴り、玄関に出てみると、そこには、タヌキ、キツネ、リス、サル、馬と仔馬が、並んで、立っていました。「僕たちの事、覚えているかな、ニュースを見て、家が分かったから、会いに来たよ。」「分かるよ、僕が、側溝に、落ちた時、助けてくれた、フタコブ山の動物さん達だよね。さあ、上がって下さい。チャチャ兄ちゃん、お客さんだよ。」それから僕たちは、お互いに、ハグをして、再会を、心から喜びました。キツネが「これ、村で採った、ニジマスと、キジ肉とウサギの肉。みんなで、召しあがって下さい。」「こんなにたくさん、ありがとうございます。」レオンは、お土産を、冷蔵庫に、しまうと、お菓子や、お茶で、村のみんなを、もてなしました。昨年の病院前での、演奏を、見ていた話しになり「いやー、びっくりしたよ、あの時は、あの時、足を痛めた、チビちゃんが、テレビで、歌っているんだもの。しかし、本当に、素晴らしかった。」レオンは、ニコニコして、話しを、聞いていましたが、ふと、思いつき、「フタコブ山の皆さん、よろしければ、今日は、家に、泊まって行きませんか。あの時、泊めていただいた、恩返しが、したいです。ねえ、チャチャ兄ちゃん、良いよね。」「そうですよ、予定が、なければ、是非、泊まって、ゆっくり、して行って下さい。皆さんに、会わせたい人も、いますので。」その言葉を、聞いて、兄弟達は、何か、思いついたようですよ。さて、何が、はじまるのでしょうか。
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