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第5章. ジャパン経済の復活
048. 四里之香織の露出
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新自由オナニー党を立ち上げて自ら党首になった四里之香織が、テレビ帝京放送、略称〈テレ帝〉が深夜に放送している超人気番組『朝まで生マンポコリ~ン♪【あるてぃめっとスケベ!!】』に生出演した。
テレ帝のエロ度No.1美人アナとして知られている陳湖田萌絵、通称〈チンパン〉を前にして、四里之は悔し泣きしつつ熱心に語っている。
「私は、ぶっかけられたのです」
「なにをぶっかけられたのでしょうか?」
「白くて臭いドロドロです」
「誰にぶっかけられたのでしょうか?」
「知らないオッサンです」
ここで番組を見始めた人には話の流れがつかめないか、あるいは先日の衆議院本会議で起きてネット界隈に大大炎上をもたらしたハプニング〈穴留朕歩の射精〉について語っているのかと思うかもしれないが、それは違う。
四里之は自身が20年前に経験した痴漢の被害について、涙を流しつつ独白しているのだ。
それは小学校を卒業したから数日後のことだった。近所の公園にあるジャングルジムに登って自慰に励んでいたら、初老の男が近づいてきて、下から四里之のスカートの中を覗いていたのだ。しかも男性器を丸出しにして手で擦っていた。
超気色悪いと感じ怖くなったためジャングルジムから降りて逃げようとするが、男が射精して、臭い白濁のドロドロが四里之の顔にぶっかけられたのだ。
「そのオッサンは、どう云う顔をしていましたか?」
「今になって思えば、あのオッサンの顔を有名な人でたとえると、前総理・穴留朕歩の顔と瓜2つでした」
「そうですか。このように勃起した男性の亀頭そのものと云うか、スケベ丸出しの顔だったのですね?」
チンパンが縦80センチメートル、横50センチメートルくらいのパネルを、アシスタントの助けを借りながら掲げる。そこには穴留前総理が60歳くらいだった頃の顔にそっくりなポンチ絵が描いてあるのだが、チンパンの説明した通り、むしろチンポ絵と云った方がしっくりくるほどの亀頭顔である。
四里之は目から流れた涙をハンカチで拭いながら、パネルの顔を睨みつける。
「はい、こんな顔でした。うっく……」
四里之が込み上げてくる嗚咽を我慢して、濡れたハンカチを固く握った。その震える手がアップで映される。
「ところで四里之さん」
「はい?」
「あの話題になった手記『私の自慰』は、わたしも読ませてもらいましたよ」
「あ、はい、ありがとうございます」
「わたし小学校の頃からよくイク体質だったので、あの手記に書かれていたのと同じような体験をしたものです。だから、すごく共感できるのです。四里之さんもやはりイキやすい陰核をお持ちなのですね?」
チンパンと云う女は、こう云うエロエロなキャラを売りにしているエロいアナで、またこの『朝まで生マンポコリ~ン♪【あるてぃめっとスケベ!!】』と云う番組も、こう云う下ネタまみれのエロ番組なのである。
四里之は国民的美少女も顔負けするような笑顔で答える。
「はい、どちらかと云うとイキやすいです」
「そうですか。それじゃ今ここで、どちらが先にイケるか、勝負します?」
「そうですね。お手合わせ願います」
チンパンと四里之が席を立ち、チンパンの「よーい、スタート!」の声で、ともにスカートの中に手を突っ込んだ。
だがしかし、どう云うわけだか四里之が突然にして叫び始める。
「ワリメワリメ、ワリメを見て~! 萌絵さぁ~ん、私のワリメを見てぇ! スカートを脱いで、ストッキングとショーツも脱ぐわ!」
「ええぇ~~~~~~っ!」
チンパンは甲高く驚きの声を上げてとめようとする。
だがしかし、四里之の動作がわずかに早く、スカートとストッキングとショーツの同時脱ぎをやってのけて、下半身スッポンポン状態になったのだ。
突然のハプニングに、スタジオ内にいるスタッフたちは、総立ちで唖然となっている。
生放送中だからしてディレクターは開いた口がふさがらない。この偶発的なアクシデントが吉と出て、3月に筋好太郎が出演して発情したときと同じくらいに視聴率が跳ね上がってくれるのか? はたまた今度ばかりは放送事故で降板させられてしまうのか? ――これはもう、只々運を天に任せるしかなさそうだ。
この大騒ぎの張本人である四里之の下半身はと云うと、当然のことながらチンパンの手で覆い隠されて、どうにかカメラに収まらずにすんでいる。
チンパンは、なんとか最悪の放送事故を防いだ。
だがしかし、視聴者たちが大騒ぎのお祭りフェスティバルを開催する。どこもかしこも抗議の電話がジリリン、ジリリ~ン♪ などと翌日の夜になるまでしつこく鳴り響いていた。もちろんネット上でも「これはすべてワリメの祟りだ」と新妖怪ワリメに結びつけた論調を産み出し大大大の超絶炎上ババババーン!
テレ帝のエロ度No.1美人アナとして知られている陳湖田萌絵、通称〈チンパン〉を前にして、四里之は悔し泣きしつつ熱心に語っている。
「私は、ぶっかけられたのです」
「なにをぶっかけられたのでしょうか?」
「白くて臭いドロドロです」
「誰にぶっかけられたのでしょうか?」
「知らないオッサンです」
ここで番組を見始めた人には話の流れがつかめないか、あるいは先日の衆議院本会議で起きてネット界隈に大大炎上をもたらしたハプニング〈穴留朕歩の射精〉について語っているのかと思うかもしれないが、それは違う。
四里之は自身が20年前に経験した痴漢の被害について、涙を流しつつ独白しているのだ。
それは小学校を卒業したから数日後のことだった。近所の公園にあるジャングルジムに登って自慰に励んでいたら、初老の男が近づいてきて、下から四里之のスカートの中を覗いていたのだ。しかも男性器を丸出しにして手で擦っていた。
超気色悪いと感じ怖くなったためジャングルジムから降りて逃げようとするが、男が射精して、臭い白濁のドロドロが四里之の顔にぶっかけられたのだ。
「そのオッサンは、どう云う顔をしていましたか?」
「今になって思えば、あのオッサンの顔を有名な人でたとえると、前総理・穴留朕歩の顔と瓜2つでした」
「そうですか。このように勃起した男性の亀頭そのものと云うか、スケベ丸出しの顔だったのですね?」
チンパンが縦80センチメートル、横50センチメートルくらいのパネルを、アシスタントの助けを借りながら掲げる。そこには穴留前総理が60歳くらいだった頃の顔にそっくりなポンチ絵が描いてあるのだが、チンパンの説明した通り、むしろチンポ絵と云った方がしっくりくるほどの亀頭顔である。
四里之は目から流れた涙をハンカチで拭いながら、パネルの顔を睨みつける。
「はい、こんな顔でした。うっく……」
四里之が込み上げてくる嗚咽を我慢して、濡れたハンカチを固く握った。その震える手がアップで映される。
「ところで四里之さん」
「はい?」
「あの話題になった手記『私の自慰』は、わたしも読ませてもらいましたよ」
「あ、はい、ありがとうございます」
「わたし小学校の頃からよくイク体質だったので、あの手記に書かれていたのと同じような体験をしたものです。だから、すごく共感できるのです。四里之さんもやはりイキやすい陰核をお持ちなのですね?」
チンパンと云う女は、こう云うエロエロなキャラを売りにしているエロいアナで、またこの『朝まで生マンポコリ~ン♪【あるてぃめっとスケベ!!】』と云う番組も、こう云う下ネタまみれのエロ番組なのである。
四里之は国民的美少女も顔負けするような笑顔で答える。
「はい、どちらかと云うとイキやすいです」
「そうですか。それじゃ今ここで、どちらが先にイケるか、勝負します?」
「そうですね。お手合わせ願います」
チンパンと四里之が席を立ち、チンパンの「よーい、スタート!」の声で、ともにスカートの中に手を突っ込んだ。
だがしかし、どう云うわけだか四里之が突然にして叫び始める。
「ワリメワリメ、ワリメを見て~! 萌絵さぁ~ん、私のワリメを見てぇ! スカートを脱いで、ストッキングとショーツも脱ぐわ!」
「ええぇ~~~~~~っ!」
チンパンは甲高く驚きの声を上げてとめようとする。
だがしかし、四里之の動作がわずかに早く、スカートとストッキングとショーツの同時脱ぎをやってのけて、下半身スッポンポン状態になったのだ。
突然のハプニングに、スタジオ内にいるスタッフたちは、総立ちで唖然となっている。
生放送中だからしてディレクターは開いた口がふさがらない。この偶発的なアクシデントが吉と出て、3月に筋好太郎が出演して発情したときと同じくらいに視聴率が跳ね上がってくれるのか? はたまた今度ばかりは放送事故で降板させられてしまうのか? ――これはもう、只々運を天に任せるしかなさそうだ。
この大騒ぎの張本人である四里之の下半身はと云うと、当然のことながらチンパンの手で覆い隠されて、どうにかカメラに収まらずにすんでいる。
チンパンは、なんとか最悪の放送事故を防いだ。
だがしかし、視聴者たちが大騒ぎのお祭りフェスティバルを開催する。どこもかしこも抗議の電話がジリリン、ジリリ~ン♪ などと翌日の夜になるまでしつこく鳴り響いていた。もちろんネット上でも「これはすべてワリメの祟りだ」と新妖怪ワリメに結びつけた論調を産み出し大大大の超絶炎上ババババーン!
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