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第三章 ビンビンに充実している文字部の活動
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文字部が四人になってから一週間が過ぎた。
花実は、この世界の高校生活にかなり慣れてきている。と言っても、それはあくまで表向きでのこと。
(遷君、今頃どうしてるのかなあ)
心の内では、死ぬ直前まで付き合っていた複腹遷人との、二週間という短い間の交際だったが、逆に濃密な思い出となって花実の胸に漂っている。
(高校生になったんだし、もう新しい彼女とかいるのかなあ……)
既に他の女子と付き合ってくれていれば、その方が気も楽だ。もし自分のことを忘れられず、高校生の間ずっと彼女を作らないのだとしたら遷人が可哀そうだ。その一方で、自分のことを忘れてしまっているのなら、それはそれで寂しい。そんな葛藤で花実は思い悩んでいる。遷人に瓜二つの僧人と、同じ教室で月曜から金曜まで毎日顔を合わすのだから。
その一方で、花実の悩みなどは知りようもない僧人なのだが、彼も高校生活や文字部の活動に、少しずつ慣れてきている。クラスでも、花実が僧人のことを気遣ってやっていて、そのお陰か今のところ彼に対するイジメなどの問題はなく、俗人は、花実に心から感謝している。だから勉強のことやら、その他の何でも、花実が困ったら真っ先に手助けせねば、と彼は常々思っている。それが感謝の心だ。
またこの一週間の間に、白夜が〈常世の国〉を二回見て、俗人が同じく二回和歌を詠み歌った。ファンタスティックだった。
今日も放課後を迎え、文字部の部室には四人が集まっている。
「よし。それじゃ今日の活動を始めるぞ」
「そうだね」
「はい」
「はぁ~い」
問題 次の文章は、藤腹頼道の小説『お湯をかける彰子ちゃん』の冒頭部である。これを読んで、後の問い(問1~4)に答えよ。〔配点40〕
彼ももう四十一、美濃四条を駆けて、遠い昔の男根を思い返していた。
時空間の短いトンネルを抜けると、そこは決まってお風呂場だ。いわゆる、彰子ちゃん入浴中法則である。
フローラルの香りがする入浴剤を使ってるのか?
真正面。彰子は、フロイスに腰掛けている。宣教師の上にまたがっているわけではないぞ。お風呂用のイスという意味だ。紅染ちゃん、誤解するなよ。
彼女は、体を洗っている最中だった。
うん。近頃のボディソープとやらは、やたら泡立ちがいいらしい。
――乳を開ければ先が立つ
――嬢に鞘当ては泣かされる
――私事を通せば退屈だ
彰子は三度目の中学三年生で、永遠の十七歳のようでいて、見た目は小学生。いつも髪を後ろで二つに分けている。お風呂の中でも束ねたままだ。
さあ早く早く、お湯が跳んでくる前に引き返して紅い窓を閉めような。紅染ちゃん、後れを取るなよ。
「よりみちのエッチ! 出てって!」
閉めた筈の窓の向こう側から彰子の叫び声が木霊する――何てこと、昔あったかどうか、覚えてはいまい。全然彼女も言ってない。
――やはり山路を登りながらでは、何も考え出せはしまい
――それを悟ったとき痔が膿んで屁が出る、というか出た
問題の文章を読み終えた花実が、目を丸くして思わず「出たんだぁ」と呟いた。いとらうたし。
それを聞いた僧人が、微かにクスッと笑った。いとうつくし。
花実が「出たんだぁ」と呟く可愛らしさは、まるで毎朝頑張って水をやり、ある日発芽している朝顔の健気な双葉を見つけた、その瞬間に「(芽が)出たんだぁ」と呟く状況にも匹敵する可愛らしさだった。
そして僧人の「クスッ」の可愛らしさは、例えばハコベなどの小さな白い花が咲いているのを見つけたときの、その花の可愛らしさに似ている。
それから、花実も僧人も気を取り直して問いへ進んだ。
問1 彰子ちゃん入浴中法則の「法則」は、本文中ではどのような意味で使われているか。最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 必ず成り立つ事象
2 広く一般的に成り立つ事象
3 しばしば出くわす経験則
4 悪意のあるでっちあげ
5 悪意のないでっちあげ
問2 頼道は、彰子の何に当たる人物か。次の1~5のうちから一つ選べ。
1 父
2 母
3 弟
4 クラスメイト
5 隣の家に住む幼馴染み
問3 「山路を登りながら」で始まる有名な文学作品を、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 田山花袋『蒲団』
2 夏目漱石『草枕』
3 正岡子規『花枕』
4 清少納言『枕草子』
5 清原辛子『枕花子』
問4 この文章に使われている表現技法を、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 パロディ
2 ピロティ
3 プロパン
4 ペロリン
5 ポロリン
解答終了の時間となり、みんなで答え合わせをした。正解は3、3、2、1だ。
「やたぁー、全問正解!」
花実が勢いよく席を立ち、気持ち的には大空へ飛び立たんとするほど元気なバンザイをしたので、可愛らしいおへそがチラリと見えた。
「やったね、花実ちゃん」
「うん、そうだな。花実、嬉しいだろう」
「てへへ」
「お兄ちゃん。僕も全問正解」
「そうか。偉いよ、僧人」
俗人に髪を優しくなでて貰って、僧人は気持ちよさそうに目を細めている。実に微笑ましい。
「ところで花実と僧人。何となく選んだものはなかったか?」
「えへへ、問2と3がそうなのです」
「僕は、わりと自信ありました」
「そうかそうか。どちらにしても解説を読んで理解を深めよう」
「は~い」
「はい」
四人で一緒に解説を読む。
途中、花実が質問をしたりする。そのたびに俗人か白夜か、どちらかが分かりやすい例を使って丁寧に説明してやっていた。
「花実、どうだ。納得できてスッキリしたか?」
「は~い、スキリです」
何となく正解した場合に解説を読んで納得するスッキリさは、雲があったのが次第に晴れて消えた、その晴天を見上げる爽やかさに似ている。
自信を持って正解した場合に解説を読んで確信を感じるスッキリさは、最初から雲一つない晴天を見上げる爽やかさに似ている。
「俗人、この問題集のタイトルにある『ビンビン点数を取る』は、男根の状態に対する比喩的表現に通じるとも思わないか?」
「なるほどね」
「へー、そっか」
「天里部長、詩人みたいです」
「あいや、ただ私の勝手な解釈なのだが……」
エッチな比喩を平気で口にする白夜なのだが、今日は、彼女にしては珍しく少し照れている。
「あと、消去法にも、いろんな考え方があって面白いでっす」
問2に対する考え方のことだ。「親を呼び捨てにするのは教育上よろしくない」、あるいは、「級友や幼馴染みを放置して一人で入浴するのは不自然」、というような理屈で考えればよい。友だちだとしても、勝手に家へ上がっていきなりお風呂場の扉を開けるのは非常識である。こういう理屈で消去すればよい。もちろん消しゴムを使わない方の消去法だ。
「ところで、この問題には一瞬で正解が分かる解法があるのだぞ」
「えっ本当?」
俗人は目を見開いた。
「本当だ。問題文の一行目を見るがよい。『彼ももう四十一、美濃四条を駆けて、遠い昔の男根を思い返していた。』だが、これは正解そのものなのだ。まず美濃四条というのは三の四乗で八十一だ。そして四十一にこれをかけると、三千三百二十一になる。つまり先頭から数字の3、3、2、1だ。これで全問正解だぞ」
「うわっ凄いなあ!!」
「へえ~凄いでっす!」
「凄いです」
三人とも、まるで突然目に鱗が飛び込んできたくらいに驚いている。
「これは一文正攻法という解法と呼ばれていて、小説問題の文章で、最初の地の文が「~~た。」になっている場合に使える必殺技だ。もちろん全ての問題で、これが使えるとは限らないので気をつける必要がある。その場合は地道に解くしかない。だがその替わりに、別の問題が簡単なのだ。逆に一文正攻法が使えるなら、別の問題が難しい。つまり、小説問題を一分程度で全問正解して、残りの問題に多くの時間を使えということなのだ。常之世大学入学共通テストというのは時間との戦いでもあり、一文正攻法を使えるかどうかの見極めこそ、国語で満点を取るための鍵だぞ。小説問題の文章において、最初の地の文はキーセンテンスと言ってよい」
「そうかあ、僕も一文正攻法を使いこなせるように頑張るよ!」
そう言って俗人は拳を握った。彼の両の目は銀色の鱗のように輝いている。
「そうだぞ、俗人。それから、もちろん花実も僧人も、文字部の部員としてしっかり励んで欲しい」
「はい!」
「はあい!」
「はい」
三人の元気な返事が部室内に響いた。
花実は、この世界の高校生活にかなり慣れてきている。と言っても、それはあくまで表向きでのこと。
(遷君、今頃どうしてるのかなあ)
心の内では、死ぬ直前まで付き合っていた複腹遷人との、二週間という短い間の交際だったが、逆に濃密な思い出となって花実の胸に漂っている。
(高校生になったんだし、もう新しい彼女とかいるのかなあ……)
既に他の女子と付き合ってくれていれば、その方が気も楽だ。もし自分のことを忘れられず、高校生の間ずっと彼女を作らないのだとしたら遷人が可哀そうだ。その一方で、自分のことを忘れてしまっているのなら、それはそれで寂しい。そんな葛藤で花実は思い悩んでいる。遷人に瓜二つの僧人と、同じ教室で月曜から金曜まで毎日顔を合わすのだから。
その一方で、花実の悩みなどは知りようもない僧人なのだが、彼も高校生活や文字部の活動に、少しずつ慣れてきている。クラスでも、花実が僧人のことを気遣ってやっていて、そのお陰か今のところ彼に対するイジメなどの問題はなく、俗人は、花実に心から感謝している。だから勉強のことやら、その他の何でも、花実が困ったら真っ先に手助けせねば、と彼は常々思っている。それが感謝の心だ。
またこの一週間の間に、白夜が〈常世の国〉を二回見て、俗人が同じく二回和歌を詠み歌った。ファンタスティックだった。
今日も放課後を迎え、文字部の部室には四人が集まっている。
「よし。それじゃ今日の活動を始めるぞ」
「そうだね」
「はい」
「はぁ~い」
問題 次の文章は、藤腹頼道の小説『お湯をかける彰子ちゃん』の冒頭部である。これを読んで、後の問い(問1~4)に答えよ。〔配点40〕
彼ももう四十一、美濃四条を駆けて、遠い昔の男根を思い返していた。
時空間の短いトンネルを抜けると、そこは決まってお風呂場だ。いわゆる、彰子ちゃん入浴中法則である。
フローラルの香りがする入浴剤を使ってるのか?
真正面。彰子は、フロイスに腰掛けている。宣教師の上にまたがっているわけではないぞ。お風呂用のイスという意味だ。紅染ちゃん、誤解するなよ。
彼女は、体を洗っている最中だった。
うん。近頃のボディソープとやらは、やたら泡立ちがいいらしい。
――乳を開ければ先が立つ
――嬢に鞘当ては泣かされる
――私事を通せば退屈だ
彰子は三度目の中学三年生で、永遠の十七歳のようでいて、見た目は小学生。いつも髪を後ろで二つに分けている。お風呂の中でも束ねたままだ。
さあ早く早く、お湯が跳んでくる前に引き返して紅い窓を閉めような。紅染ちゃん、後れを取るなよ。
「よりみちのエッチ! 出てって!」
閉めた筈の窓の向こう側から彰子の叫び声が木霊する――何てこと、昔あったかどうか、覚えてはいまい。全然彼女も言ってない。
――やはり山路を登りながらでは、何も考え出せはしまい
――それを悟ったとき痔が膿んで屁が出る、というか出た
問題の文章を読み終えた花実が、目を丸くして思わず「出たんだぁ」と呟いた。いとらうたし。
それを聞いた僧人が、微かにクスッと笑った。いとうつくし。
花実が「出たんだぁ」と呟く可愛らしさは、まるで毎朝頑張って水をやり、ある日発芽している朝顔の健気な双葉を見つけた、その瞬間に「(芽が)出たんだぁ」と呟く状況にも匹敵する可愛らしさだった。
そして僧人の「クスッ」の可愛らしさは、例えばハコベなどの小さな白い花が咲いているのを見つけたときの、その花の可愛らしさに似ている。
それから、花実も僧人も気を取り直して問いへ進んだ。
問1 彰子ちゃん入浴中法則の「法則」は、本文中ではどのような意味で使われているか。最も適当なものを、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 必ず成り立つ事象
2 広く一般的に成り立つ事象
3 しばしば出くわす経験則
4 悪意のあるでっちあげ
5 悪意のないでっちあげ
問2 頼道は、彰子の何に当たる人物か。次の1~5のうちから一つ選べ。
1 父
2 母
3 弟
4 クラスメイト
5 隣の家に住む幼馴染み
問3 「山路を登りながら」で始まる有名な文学作品を、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 田山花袋『蒲団』
2 夏目漱石『草枕』
3 正岡子規『花枕』
4 清少納言『枕草子』
5 清原辛子『枕花子』
問4 この文章に使われている表現技法を、次の1~5のうちから一つ選べ。
1 パロディ
2 ピロティ
3 プロパン
4 ペロリン
5 ポロリン
解答終了の時間となり、みんなで答え合わせをした。正解は3、3、2、1だ。
「やたぁー、全問正解!」
花実が勢いよく席を立ち、気持ち的には大空へ飛び立たんとするほど元気なバンザイをしたので、可愛らしいおへそがチラリと見えた。
「やったね、花実ちゃん」
「うん、そうだな。花実、嬉しいだろう」
「てへへ」
「お兄ちゃん。僕も全問正解」
「そうか。偉いよ、僧人」
俗人に髪を優しくなでて貰って、僧人は気持ちよさそうに目を細めている。実に微笑ましい。
「ところで花実と僧人。何となく選んだものはなかったか?」
「えへへ、問2と3がそうなのです」
「僕は、わりと自信ありました」
「そうかそうか。どちらにしても解説を読んで理解を深めよう」
「は~い」
「はい」
四人で一緒に解説を読む。
途中、花実が質問をしたりする。そのたびに俗人か白夜か、どちらかが分かりやすい例を使って丁寧に説明してやっていた。
「花実、どうだ。納得できてスッキリしたか?」
「は~い、スキリです」
何となく正解した場合に解説を読んで納得するスッキリさは、雲があったのが次第に晴れて消えた、その晴天を見上げる爽やかさに似ている。
自信を持って正解した場合に解説を読んで確信を感じるスッキリさは、最初から雲一つない晴天を見上げる爽やかさに似ている。
「俗人、この問題集のタイトルにある『ビンビン点数を取る』は、男根の状態に対する比喩的表現に通じるとも思わないか?」
「なるほどね」
「へー、そっか」
「天里部長、詩人みたいです」
「あいや、ただ私の勝手な解釈なのだが……」
エッチな比喩を平気で口にする白夜なのだが、今日は、彼女にしては珍しく少し照れている。
「あと、消去法にも、いろんな考え方があって面白いでっす」
問2に対する考え方のことだ。「親を呼び捨てにするのは教育上よろしくない」、あるいは、「級友や幼馴染みを放置して一人で入浴するのは不自然」、というような理屈で考えればよい。友だちだとしても、勝手に家へ上がっていきなりお風呂場の扉を開けるのは非常識である。こういう理屈で消去すればよい。もちろん消しゴムを使わない方の消去法だ。
「ところで、この問題には一瞬で正解が分かる解法があるのだぞ」
「えっ本当?」
俗人は目を見開いた。
「本当だ。問題文の一行目を見るがよい。『彼ももう四十一、美濃四条を駆けて、遠い昔の男根を思い返していた。』だが、これは正解そのものなのだ。まず美濃四条というのは三の四乗で八十一だ。そして四十一にこれをかけると、三千三百二十一になる。つまり先頭から数字の3、3、2、1だ。これで全問正解だぞ」
「うわっ凄いなあ!!」
「へえ~凄いでっす!」
「凄いです」
三人とも、まるで突然目に鱗が飛び込んできたくらいに驚いている。
「これは一文正攻法という解法と呼ばれていて、小説問題の文章で、最初の地の文が「~~た。」になっている場合に使える必殺技だ。もちろん全ての問題で、これが使えるとは限らないので気をつける必要がある。その場合は地道に解くしかない。だがその替わりに、別の問題が簡単なのだ。逆に一文正攻法が使えるなら、別の問題が難しい。つまり、小説問題を一分程度で全問正解して、残りの問題に多くの時間を使えということなのだ。常之世大学入学共通テストというのは時間との戦いでもあり、一文正攻法を使えるかどうかの見極めこそ、国語で満点を取るための鍵だぞ。小説問題の文章において、最初の地の文はキーセンテンスと言ってよい」
「そうかあ、僕も一文正攻法を使いこなせるように頑張るよ!」
そう言って俗人は拳を握った。彼の両の目は銀色の鱗のように輝いている。
「そうだぞ、俗人。それから、もちろん花実も僧人も、文字部の部員としてしっかり励んで欲しい」
「はい!」
「はあい!」
「はい」
三人の元気な返事が部室内に響いた。
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