転生したらゴーレムだった!?魂を込めすぎた人形師は・・!

豪之伸

文字の大きさ
5 / 12
ダンジョン探索

5話 指をつけるぜ!

しおりを挟む


 かなり業物な感じの、ショートソードを見つけた。俺程度の魔物なら、ストレス無くサクサク切れそうだ。……取り扱いには注意が必要だな……自分を改造しようとして間違って死んじまうなんて洒落にもならん……


 とりあえず 材料取りだ。 近くにあるやつらの手の部分をまず切り落とす。 切り落とすだけでも一苦労だ。 何せ掴めないのだから。


 俺は、真剣白刃取りのように両手のひらで刀身部分を挟む様にして持ち、部品になるパーツを切り出していく。 よく切れるおかげでさほど力を入れずに切ることができた。
 切り落とした手のひらを 今度は縦に切っていく 。指になるパーツだ。まぁだいたいだが2cm角で長さは6cmぐらいか。

 次は俺の手のひらを改造だ。 手のひらというのは意外と複雑な形状をしている。特に親指。
 親指の付け根というのは、他の指と向かい合わせることも出来るし、手を着いたりするときのように他の指と 同じ向きにもする事ができる。要するに可動範囲が広いのだ。
 さすがに最初から、完璧な手というものはできないので、握る専門の形にする。 要はマジックハンドみたいな形かな。

 指を切り出した後、その残った手から三角形の部品を切り出す。短い辺が4cm、長い辺が7cm x 2の二等辺三角形。
 この三角形の長い辺を、自分の手のひらの親指の位置に垂直に立て魔力を流す。
 うん!くっついた、くっついた。 違う個体ではあるが、同じ種族ということで、体の方がこの破片を自分の体と認識したようだ。意外といけるもんだな~


 破片が、体にくっついた時に 頭の中にメッセージが流れてきた。


 スキル 「リペア」 を習得しました


 「リペア」だって?……今のは修理扱いになったみたいだ。


 いきなりのメッセージにビックリしていたが、 そういえば、自分が目覚めてあることをし忘れていることを思い出す。ここが異世界ならば あれがあるはずだ。

 そう、ステータスウィンドだ!

 声に出さないといけなかったら駄目だが、たぶん思っただけでもいけるんじゃないか?
 そう思い 期待を込めて念じる。


 ステータスオープン!!


 名持ちパペットドール特異種
 ネーム:シュウイチロウ
 L v 1
 HP  3/3
 MP  15/20
 耐久力 3
 魔力 20
 力 3
 素早さ 10
 賢さ 20
 器用さ 30
 幸運 300

 スキル
 スキル取得簡易化 
 全言語理解
 リペア


 うん、出たね。出たは良いけど劇弱だね。幸運ってのだけ異様に高いけど、これワンパンで逝けるね。いやちょっと転んだだけで逝っちゃうんじゃね?


 かなり凹んだが、明るい材料があることにも気付いた。スキルの欄の「スキル取得簡易化」だ。さっきのリペアのように様々なスキルが取得しやすくなるのだろう。


 あと名前があって特異種か……なんか特別な感じ……


 一喜一憂してから、作業中だったの思い出す。 親指をつけねば!
 俺は最初に切り出した四角い棒を、手のひらにつけた三角と合わせる。その際、間に指より少し小さめの破片を噛ます。とっさの思い付きだが、関節がわりだ。
 暫くして指が繋がった様だ。そのタイミングで、又々メッセージが。

 スキル 「カスタム」 を習得しました。

 ……指を一本つけただけなんだが……こんなに簡単にスキルを習得していいんだろうか……


 とりあえず、くっついた指を動かしみる。おぉ、ちゃんと動くな……


 さっきの「リペア」と「カスタム」何処が違うんだ?まぁ少しづつ進めていくか。締め切りが有るわけじゃないんだから……

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる

ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。 レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。 これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~

しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、 魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、 さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。 目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。 幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。 十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。 その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

処理中です...