俺の装備は拾い物

豪之伸

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2話 ゴシン混乱する

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 俺には自信があった。[この歳でここまで剣を振っているものはいない!]と・・


 スキルを授かる日・・その年に15歳になる少年少女たちが付近の村から俺の住んでいる村に集まってくる。うちの村は付近の村よりそこそこ大きく、教会も建っていて司祭様もいた。教会の中に少年少女とその付き添いや村人たちがぞくぞくと集まってくる。

 教会から時を告げる鐘がなった。鐘の音は3時間ごとに鳴るもので、この音は9時を告げていた。

「定刻になりましたね。成人の義を執り行いましょう。」司祭様が厳かに告げた。

 教会の前の席に集まっている少年少女たちは、目を閉じ、うなだれ、胸の前で指を組み、祈りの姿勢をとっている。司祭様は、呪文のような祝福のような俺には理解のできない言葉をつむいでいる。

 そして何かが入ってくる?染み込んでくる?ような感覚があり頭の中に声?が響いた。



{ユニークスキル[拾い物  極大] スキル[鑑定  大]}  と、



?????


 あれ?へんだな??なんだいまの???


 俺の混乱をよそに周りの皆は一喜一憂している。やれ思ったスキルをもらえただの、もらったスキルでどうしたいだの騒いでいる。


 俺のように混乱して立ち尽くすような者はいなかった。


 儀式の後司祭様は俺の様子がおかしいことに気づいたようで、
「ゴシンどうしました?気分でも悪いのですか?」
と声をかけてくれたが、俺は混乱しながらも、このスキルは人には言えないと思ってしまい、
「なんでもありません!」
そう叫んでそこから飛び出してしまった。



 家についた俺は混乱しまくっていた。
「なんだよこのスキル!俺は剣術スキルが欲しかったのに!{ユニークスキル[拾い物  極大]ってー、俺そんなことしたことないぞ!こんなのどうしろっていうんだ!?しかも極大って?極大ってー!なんだ?ユニークってランダムなのか?わけわからん!もういっこ、鑑定ってー!俺ってそんな値踏みするようなやつだっけ??
 たしかに冒険者するには便利なスキルかもしれんけど!しれんけど!!なんか地味じゃね?地味じゃね??ないわー・・・・・・どすりゃいいんだ?」
 

 混乱は続いていた・・


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