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22話 キングとの戦い
しおりを挟むいよいよ最後の決戦だ!
奴は警戒しながら、ゆっくり近づいてくる。俺もモカにウィンドアクセル(俊敏が1.2倍になる)を掛けてもらいながらゆっくりと近づく。
最初モカには、俺と離れ二手に分かれるように指示を出したが、キングは先程迄の戦闘でモカを危険と判断したのか、二手に分かれ様としたらモカの方に向きを変える。その為二手に分かれるのはやめた。
まあそうだよな・・煙幕に落とし穴、さらにマジシャンを倒し、ジェネラルも倒したのは実質モカだからな。
キングはプリーストをすぐ後ろに従え、こちらからは直接狙えない位置取り。
こちらも位置取りは向こうと一緒だが、如何せん表面積が違う為モカはまったく隠れていない・・。まあモカはプリーストと違い、庇護される程弱くないが。
ここで俺の経験不足が出た。
キングはある程度近づくと、大きく息を吸い込んだ。この動作に対応ができなかった。奴は息を吸い込んだ後、大音量の [咆哮] をカマしてきた。
やつはニヤリと笑い俺に突進してきた。俺は [咆哮] をモロに喰らい体が硬直してしまった。
やばい来る!俺は硬直してしまったが、モカは範囲外だった為硬直していなかった。急接近するキングにモカはストーンバレットを打ち込もうとしていた。
[[モカ待て!今射っても奴に大きなダメージは与えられない!奴じゃなく俺を射て!]]
[[???なんで、おとーさんに射つの??おとーさんに怪我させちゃうよ!]]
[[言い合ってる暇わない!おとーさんの鎧を狙って射つんだ!おとーさんは今自分じゃ動けないから、モカの魔法で前に出して欲しいんだ]]
そう言うが早いか、モカは即理解したようで、しかしストーンバレットではなく風魔法?風の魔力で俺の身体を動かしだした。
真上からの唐竹割りを半身になって交わし、次いで振るわれた横薙ぎを空中に交わす!
わーい・・俺空飛んでるーと思いながらことごとく、キングの斬撃を躱していく。
キングも唖然としていたよ・・。 [咆哮] が決まって [よし一人排除!] って思っていただろうからな。
そうして数回躱していたら、硬直が解けた。モカに [[もういいよ]] と告げ地面に降り立った。
モカに動かされてとはいえ、キングの太刀筋も見せてもらった。今度はこちらの番だ。・・剣士にみっともないマネさせやがって・・キング・・・お前は許さん!
俺はキングに駆け出した!
図体がデカいのとご大層な鎧のせいで、急所に剣が届かん。なので、届く所に降りてきてもらおう。
まずキングの斬撃を躱しつつ足に近づき、体捌きにより一瞬で後ろに回り、膝裏から両膝の筋を切り裂き、立てないようにした。
次いで膝立ちでいるキングの後ろに回ったまま、剣を持つ右腕の脇の下から俺の剣を刺し入れ、腕を斬り飛ばした。奴は絶叫しながら俺を探すため振り向くが、俺はそれに合わせ反対に回り込み、もう一本残った腕を切り飛ばしつつ前に移動しキングを仰向けに蹴り飛ばした。
プリーストが仕事してないなと思いその方向を見ると、モカのストーンバレットで串刺しにされる所だった。
ほぼ芋虫状態のキングに近づくと、信じられないという表情を浮かべていた。俺はといえば [[ジェネラルの鎧はだめだったけど、キングの鎧はほぼ無傷で手に入って良かった]] 程度の感想しか持っていなかった。
そしてキングの頭を切り飛ばし、止めを刺した・・。
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