【R18】シスコンな伯爵様が愛に目覚めたら、いちゃラブがとまりません。

くみ

文字の大きさ
13 / 13

12

しおりを挟む
 ジルはサーラを何度も丁寧に愛撫し、頃合いを見計らって衣服を脱ぎ捨てた。
 
「っつー」

 細身に見えていた体躯は見た目よりも筋肉質で、がっしりとしていた。
 
 サーラとは何もかも違うことをまざまざと見せつけられて、どきっとする。
 
 さらに下半身の着衣もくつろげ、目の前に現れた異形にサーラは息を呑んだ。
 
「サーラを可愛がっているうちに、僕のものはもうこんなになってたよ」

 脈を打ち屹立しているジルのものを、サーラはまじまじと凝視した。
 
 男の人のそれを見るのはもちろん初めてで、どんなものか知識としてはあったけれど想像以上のものだった。
 
(すごい、これがジル様のー)

 言葉を失っているサーラにジルは苦笑をこぼす。
 
「そんなに見つめられるとさすがに照れるんだけど……」

「ご、ごめんなさい」

 思わずじっと見つめてしまっていたことに気がついて恥ずかしくなり、顔を赤くして俯く。
 
「これが今から君の中に入る」

「え」

 ジルの言葉にサーラは目を丸くして慌てて頭を振った。
 
「む、無理ですっ! こんなの入るわけないですっ」

 指だけでもあんなに痛かったのに、それ以上に大きいそれが入るなんて物理的に無理だろう。
 
「大丈夫。ゆっくり慣らしていけば入るから」

 ジルはサーラの腰を浮かせて下に枕を敷く。
 
「本当に無理だったら言って? サーラを傷づけてまでしたくはないから」

 ジルの優しい言葉がサーラの胸に響く。
 
 ジルを受け入れたいという気持ちは本当だから、たとえ怖くても受け入れたい。
 
「ごめんなさい。少し驚いただけ、大丈夫」

 深呼吸をして心を落ち着かせたけれど、身体は力んでしまう。
 
 ジルは困ったように笑って自身の欲望をゆっくりと充てがった。
 
「っつー」

 ギチという音が聞こえてきそうだった。中をこじ開けてジルの雄が狭い孔の中に侵入してくる。
 
「さすがに、キツいな。サーラ力抜いて?」

「いた、いっ、やっ、無理っ」

 あまりの痛さに涙が溢れた。想像以上の痛さに気を失いそうになる。
 
 力むサーラを和らげようと、ジルは乳房を揉んだりキスをしたりしてくる。
 
 その間に少しずつジルは奥へと雄を侵入させていった。
 
「あ、や、あっー」

 サーラは声を上げてジルから逃れようと腰を引く。
 
「サーラ……」

 苦しげに眉根をよせるジルにサーラは申し訳なくなった。サーラだけではなくて、ジルもきっと苦しいだろう。

「ご、めん、なさいっ、でもっ」

「僕こそ、ごめん」

 本当はジルと一つになりたいのに、身体が拒否をする。
 
 でもこれを乗り越えなければジルとは一つになれない。
 
「大丈夫、です。ジル様っ、最後まで、してください」

「サーラ。いいのかい?」

 半信半疑な目でジルが聞いてきて、サーラはコクリと頷く。
 
「お願い、します、私を、抱いてください」

 ぎゅっとジルはサーラの手を握った。
 
「ありがとうサーラ」

 ジルは優しく微笑みキスをした。
 
 もう一度ゆっくりとジルは欲望を挿入した。
 
 痛みが和らぐことはなかったけれど、少しだけ肩の力が抜ける。
 
「ふ、ふあっ。あっ」

 ジルは少しずづ奥へと進めていき、ゆっくりと体を上下に動かした。
 
「あ、あっ」

 そのうちに痛みだけではない何かが湧き上がってくる。
 
「サーラ。平気か?」

「は、はい。さっき、よりは」

「よかった」

 ジルは心底安心したように頷いた。深いキスに溺れながらお腹いっぱいにジルを感じて、苦しいのに気持ちよかった。
 
「あ、あっー」

 一際強い快楽が襲う。全身を電流のようなものが駆け巡り、サーラは耐えきれずに達した。
 
 破瓜の跡が白いシーツを汚し、サーラはそのまま気を失った。
 
   
しおりを挟む
感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

くるみとみるく

初めましてm(_ _)mこのシリーズのお話大好きなのですが、連載は暫くお休みされてるのですね。出来れば又続きが読みたいです、よろしくお願いします。

解除

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。