【完結】堅物騎士様は若奥様に溺愛中!

くみ

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第三章

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 エイリスはティアナの膣の中で指を動かした。


「あんっ……ふぅん」


 最初は拒んでいたティアナだったが、声が次第に甘美なものへと変わってい
く。


 わざと大きく足を開けて、エイリスはティアナの感じるところを集中的に弄
っていく。


「や、も、もうっ」


 指を二本に増やして中をかき回すと、ティアナは身体を痙攣させながら必死
に耐えていた。


 自分でもどうしてこんなことをしているのか、分からない。


 もっと大事に丁寧に愛したいのに、心の奥にあるドロドロとした感情がおか
しくさせる。


 ティアナを誰にも見せたくない。


 ギルドと二人きりで話ていたことにすら、嫉妬で狂いそうだ。


「もう達しそうじゃないか」


「や、んっ、だめっ」


 いやいや、と恥ずかしげに頭を振る姿が可愛くて、エイリスはもっとその顔
をみたいと思った。


 エイリスは指を引き抜いて、物欲しそうにひくついているそこに唇を近づけ
た。


 ふっと息を吹きかけるとティアナの身体がビクンと跳ねる。


「や、いや、それはっ」


「前にもしたことがあるだろ? 今さら恥ずかしがることはない」


 舌先でとろとろになっているところを愛撫する。


 すぐにまた新たな蜜が零れて、ティアナは身悶えた。


「ああ、また美味しそうな蜜がでたな、んっ」


 卑猥な言葉をわざと口にしてさらにティアナを煽る。


「あ、んっ、あっ……」


「イクか?」


「あ、い、いっちゃ、う、ああっー」


 ティアナは甲高い声を上げてあっという間に果てた。


 肩を震わせて恨みがましげにエイリスを睨む。


 その顔すら可愛くてそそられた。


 ティアナのドレスの紐を解き、ふくよかな乳房を揉む。


「あ、んっ」


「胸、また大きくなったんじゃないか? 俺の手でもあまるくらいだ」


 柔らかくて気持ちいい。


 ティアナの上半身を机の上に寝かせて、すでに尖った乳首を口で吸った。


「あ、んっ」


 指はまたティアナの中に忍ばせて、感じるところを集中的に弄る。


 一度達した身体は敏感で、ティアナは太ももをピクピクとさせながら快楽に
溺れていた。


「可愛い、ティアナー。俺の。俺だけのものだー」


 ずっとこうしていたい。誰の目にも触れさせることなくー。


 騎士としての自分を忘れて、ただティアナに溺れていたい。


 奥底にある不安がたまって情緒不安定になっている。


 ティアナがずっと心配していることも、どうしてここにいるのかも何となく
分かっていた。


 冷静ではいられない。


「このまま、逃げだそうか? 誰も、知らないところへー」


「えー?」


 エイリスの何気ない呟きにティアナはとろけた表情をしながら首を傾げる。


 それがまた可愛くてエイリスは度肝を抜かれた。


 このままではティアナを壊してしまいそうだ。


(だめだ、これ以上暴走するなー、静まれー)


 暴れ出しそうな欲望を必死に押さえるために、ティアナの唇を獣のように貪
った。 
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