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第Ⅱ章 暗黒に生まれし者達 ~Out of Heaven~
#22 世話係サリー
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私がこの異世界に召喚されて二日目、初めて迎える朝。
拘置所生活で染み付いた体内時計が機能、暗い眠りから私の意識を引き戻す。
「ここ、は……? ──いえ、そうだったわ。私は……」
目覚めたその場所が独房ではないことに一瞬戸惑い、しかし思い出し、改めて自分の身に起きた、信じ難い出来事を振り返る。
栄耀教会が差し向けた聖騎士団に命を狙われ、ヴァンパイアの騎士に命を助けられ、二人で脱出した所をフェンデリン家に救われ、現在に至る。
ここはフェンデリン邸の地下の客間。
拘置所の独房には、鉄格子付きとは言え窓が設けられて外の光が射し込んでいたが、ここは地下室故に窓は無く、光源は魔法で光る天井の照明のみ。
しかし今、部屋を照らすのは照明ではなくランタン。
そしてそれを手にするのは──
「お早うございます、カグヤ様」
ベッドの傍に立つその人物が、抑揚の無い声で挨拶した。
「きゃっ……!」
部屋に自分一人だけだと思っていた私の口から、素っ頓狂な叫びが上がる。
メイド服を着た若い女性が、まるで幽霊のようにひっそりと佇んでいた。
巻いた包帯で顔の右半分を隠しており、表情の無い顔は能面を想わせる。
服装からしてフェンデリン家の使用人だということは想像が付くが、何者だろうか。
「あなた、は……?」
「大旦那様から、カグヤ様とダスク様のお世話をするように仰せ付かりました、サリーと申します」
大旦那様、というのはオズガルドのことだ。
「よ、宜しくお願いします……」
年頃の近い同性を宛がったのは私への配慮だろう。
恐らくは十代後半、高校生か大学生くらいかと思われる。
「まずはお顔を」
持っていた空の桶に、サリーが掌から水を注ぎ入れる。
魔法で水を作り出したのだ。
「あの、サリーさん」
「何でしょう?」
「魔法を使える人は多いのですか?」
私がこの世界に来て出会った者のほとんどが魔法を使える人間──『魔才持ち』だったため、そんな風に考えた。
「そう多くはありません。私の場合は……父が魔才持ちでしたので。それに私が使えるのは、このような日用魔法ばかり。魔術師一族と名高いフェンデリン家の方々には遠く及びません」
清潔な水を好きな時に生み出せるだけでも便利なのは間違い無く、使えない者からすれば羨ましい限りだろう。
洗顔を終えると、今度はサリーがクローゼットを開き、両手に服を持って見せてきた。
「お召し物のご用意はできております。どれに致しましょうか?」
「どれ、と言われましても……では、そちらで」
「かしこまりました」
示された中で、一番私の感性に合った服を選ぶ。
「では失礼します」
そう言ってサリーが、私の服に手を掛けて脱がせようとしてきた。
「あ、あの、身支度くらい一人でできますが……」
子供時代を除けば、着替えを誰かに手伝って貰ったことは無い。
別に急いでいる訳でも、特殊な構造の服という訳でもないのだから、手を借りる必要など無いように思うのだが、サリーの厚意または役割を無にしてしまうのも申し訳無いので、手伝って貰うことにした。
「そう言えばダスクさんは?」
白のブラウスと紫のロングスカートに着替え終えた所で、彼の存在を思い出した。
「隣の部屋で、ジェフ様とお話しされています。三百年間の出来事や今の時代について、色々と知っておきたいと」
「私もお邪魔しても構わないでしょうか?」
異なる世界から召喚された私にとっても、この世界の歴史や常識は把握しなくてはならないことだ。
そこへ、扉をノックする音。
「どちら様でしょうか?」
サリーが応対する。
「ジェフだよ。ダスクも一緒。入ってもいいかな?」
「どうぞ」
私が頷いたのを確認してから、サリーが扉を開けて来訪者を迎え入れる。
「お早う、カグヤ」
「お早う」
笑顔のジェフと、落ち着いた表情のダスクが入って来た。
「お早うございます。──その食事は?」
二人の手には、料理が載った盆。
「僕と君の分。君を食堂に連れて行くことはできないからね」
家の者ではない私が人目に付く場所で食事していたら、事情を知らない他の者に不審に思われて通報されかねない。
「いただきます」
細かいテーブルマナーなどは気にしなくていいと言われたので、取り敢えず下品に見えないような仕草で食していく。
そして今更気付いたが、運ばれてきた食事は私とジェフの二人分。
ダスクはテーブルに着いてはいるが、彼の分は無い。
「ダスクさんは食べないのですか?」
「ヴァンパイアは血液さえ摂取できていれば、普通の食事は必要無い。気にせず食べてくれ」
体の隅々まで酸素や栄養分を運ぶのが血液の役割だから、血を摂取すれば必要な栄養は全て得られるという訳だ。
だからと言って普通の人間が大量に血液を摂取しても、鉄分過多になって体を壊すだけだ。
「ふと思ったのですが、人間以外の血でも問題無いのですか?」
「同種の血が一番馴染んで美味しく感じるそうだけど、他の生き物でも大丈夫らしいよ。ただし駄目なものもあって、哺乳類や鳥類はOKだけど、爬虫類や両生類とかはNGだって本には書かれてた」
「試しにジェフが飼っているトカゲやカエルの血を舐めてみたが、吐き気を催した」
余程酷い味がしたのか、ダスクが渋い様相を呈した。
食事を終え、サリーが空いた食器を下げて退室する。
「今日はオズガルド様はいらっしゃらないのですか?」
「お爺ちゃんは宮廷魔術団の仕事があるから、いつも居る訳じゃないんだ。だからその間、君たちのことは僕とエレノアお婆ちゃんが任されている」
「フェンデリン家で俺たちのことを知っているのは、ジェフとオズガルド、サリーと、オズガルドの妻のエレノアだけだそうだ」
私たちの保護はあくまでもオズガルドの個人的な活動、フェンデリン家自体が私たちを匿ってくれている訳ではないから、迂闊に地下室を出ることも許されない。
窮屈ではあるが、聖騎士団に追い回されるよりはマシだ。
「それで、私たちはこれから何をすれば?」
「まずは君の力の解明だね」
私もそれが気になっていた。
「はい……ですがご存知のように、私は栄耀教会から魔力が皆無と言われました」
「でも君は何度か空間転移で危機を脱し、その際の君からは確かに魔力の波動を感じたと、ダスクは言っている」
あの様子を見ていた聖騎士団も、私にも何かしらの力が宿っている、ということは認めていた。
でなければサウレス=サンジョーレ曙光島で、私たちの命運は尽きていた。
「何故なのでしょうか?」
「さてね。あの時点で栄耀教会が嘘を言う訳が無いし、鑑定に不備があった様子も見受けられなかった。とすると、何か見落としがあったのかも知れない。『皆無』という点からしてまずおかしい訳だからね」
どんな生物も少なからず持っているはずの魔力が皆無など有り得ないと、出会った誰もが口を揃えて言っていた。
「記録などは無いのですか?」
「フェンデリン家は魔才持ちが多く生まれる家系だから、魔法関連の書物は極めて豊富だ。だから僕とダスクで、似たような魔法の記録が無いか調べてみたんだけど……」
「それらしい記述は見つけられなかった。まあ、たった二人で調べられる量などたかが知れているが……」
魔法に精通しているフェンデリン家でも分からないのでは、普通の方法では解明できないのではないだろうか、と思う。
「ではどうやって調べるのですか?」
「まずは地下修練場に場所を移そう。付いて来て」
三人で部屋を出て向かった先は広大な空間。
広さは『招聖の儀』が行われた場所と同程度で、確かに特訓するには困らなさそうだ。
これだけのものを建造して所有できる所に、フェンデリン家の力の程が窺える。
「ご機嫌よう。そして初めまして」
そして修練場の中央には、私たちを待つ一人の人物。
拘置所生活で染み付いた体内時計が機能、暗い眠りから私の意識を引き戻す。
「ここ、は……? ──いえ、そうだったわ。私は……」
目覚めたその場所が独房ではないことに一瞬戸惑い、しかし思い出し、改めて自分の身に起きた、信じ難い出来事を振り返る。
栄耀教会が差し向けた聖騎士団に命を狙われ、ヴァンパイアの騎士に命を助けられ、二人で脱出した所をフェンデリン家に救われ、現在に至る。
ここはフェンデリン邸の地下の客間。
拘置所の独房には、鉄格子付きとは言え窓が設けられて外の光が射し込んでいたが、ここは地下室故に窓は無く、光源は魔法で光る天井の照明のみ。
しかし今、部屋を照らすのは照明ではなくランタン。
そしてそれを手にするのは──
「お早うございます、カグヤ様」
ベッドの傍に立つその人物が、抑揚の無い声で挨拶した。
「きゃっ……!」
部屋に自分一人だけだと思っていた私の口から、素っ頓狂な叫びが上がる。
メイド服を着た若い女性が、まるで幽霊のようにひっそりと佇んでいた。
巻いた包帯で顔の右半分を隠しており、表情の無い顔は能面を想わせる。
服装からしてフェンデリン家の使用人だということは想像が付くが、何者だろうか。
「あなた、は……?」
「大旦那様から、カグヤ様とダスク様のお世話をするように仰せ付かりました、サリーと申します」
大旦那様、というのはオズガルドのことだ。
「よ、宜しくお願いします……」
年頃の近い同性を宛がったのは私への配慮だろう。
恐らくは十代後半、高校生か大学生くらいかと思われる。
「まずはお顔を」
持っていた空の桶に、サリーが掌から水を注ぎ入れる。
魔法で水を作り出したのだ。
「あの、サリーさん」
「何でしょう?」
「魔法を使える人は多いのですか?」
私がこの世界に来て出会った者のほとんどが魔法を使える人間──『魔才持ち』だったため、そんな風に考えた。
「そう多くはありません。私の場合は……父が魔才持ちでしたので。それに私が使えるのは、このような日用魔法ばかり。魔術師一族と名高いフェンデリン家の方々には遠く及びません」
清潔な水を好きな時に生み出せるだけでも便利なのは間違い無く、使えない者からすれば羨ましい限りだろう。
洗顔を終えると、今度はサリーがクローゼットを開き、両手に服を持って見せてきた。
「お召し物のご用意はできております。どれに致しましょうか?」
「どれ、と言われましても……では、そちらで」
「かしこまりました」
示された中で、一番私の感性に合った服を選ぶ。
「では失礼します」
そう言ってサリーが、私の服に手を掛けて脱がせようとしてきた。
「あ、あの、身支度くらい一人でできますが……」
子供時代を除けば、着替えを誰かに手伝って貰ったことは無い。
別に急いでいる訳でも、特殊な構造の服という訳でもないのだから、手を借りる必要など無いように思うのだが、サリーの厚意または役割を無にしてしまうのも申し訳無いので、手伝って貰うことにした。
「そう言えばダスクさんは?」
白のブラウスと紫のロングスカートに着替え終えた所で、彼の存在を思い出した。
「隣の部屋で、ジェフ様とお話しされています。三百年間の出来事や今の時代について、色々と知っておきたいと」
「私もお邪魔しても構わないでしょうか?」
異なる世界から召喚された私にとっても、この世界の歴史や常識は把握しなくてはならないことだ。
そこへ、扉をノックする音。
「どちら様でしょうか?」
サリーが応対する。
「ジェフだよ。ダスクも一緒。入ってもいいかな?」
「どうぞ」
私が頷いたのを確認してから、サリーが扉を開けて来訪者を迎え入れる。
「お早う、カグヤ」
「お早う」
笑顔のジェフと、落ち着いた表情のダスクが入って来た。
「お早うございます。──その食事は?」
二人の手には、料理が載った盆。
「僕と君の分。君を食堂に連れて行くことはできないからね」
家の者ではない私が人目に付く場所で食事していたら、事情を知らない他の者に不審に思われて通報されかねない。
「いただきます」
細かいテーブルマナーなどは気にしなくていいと言われたので、取り敢えず下品に見えないような仕草で食していく。
そして今更気付いたが、運ばれてきた食事は私とジェフの二人分。
ダスクはテーブルに着いてはいるが、彼の分は無い。
「ダスクさんは食べないのですか?」
「ヴァンパイアは血液さえ摂取できていれば、普通の食事は必要無い。気にせず食べてくれ」
体の隅々まで酸素や栄養分を運ぶのが血液の役割だから、血を摂取すれば必要な栄養は全て得られるという訳だ。
だからと言って普通の人間が大量に血液を摂取しても、鉄分過多になって体を壊すだけだ。
「ふと思ったのですが、人間以外の血でも問題無いのですか?」
「同種の血が一番馴染んで美味しく感じるそうだけど、他の生き物でも大丈夫らしいよ。ただし駄目なものもあって、哺乳類や鳥類はOKだけど、爬虫類や両生類とかはNGだって本には書かれてた」
「試しにジェフが飼っているトカゲやカエルの血を舐めてみたが、吐き気を催した」
余程酷い味がしたのか、ダスクが渋い様相を呈した。
食事を終え、サリーが空いた食器を下げて退室する。
「今日はオズガルド様はいらっしゃらないのですか?」
「お爺ちゃんは宮廷魔術団の仕事があるから、いつも居る訳じゃないんだ。だからその間、君たちのことは僕とエレノアお婆ちゃんが任されている」
「フェンデリン家で俺たちのことを知っているのは、ジェフとオズガルド、サリーと、オズガルドの妻のエレノアだけだそうだ」
私たちの保護はあくまでもオズガルドの個人的な活動、フェンデリン家自体が私たちを匿ってくれている訳ではないから、迂闊に地下室を出ることも許されない。
窮屈ではあるが、聖騎士団に追い回されるよりはマシだ。
「それで、私たちはこれから何をすれば?」
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私もそれが気になっていた。
「はい……ですがご存知のように、私は栄耀教会から魔力が皆無と言われました」
「でも君は何度か空間転移で危機を脱し、その際の君からは確かに魔力の波動を感じたと、ダスクは言っている」
あの様子を見ていた聖騎士団も、私にも何かしらの力が宿っている、ということは認めていた。
でなければサウレス=サンジョーレ曙光島で、私たちの命運は尽きていた。
「何故なのでしょうか?」
「さてね。あの時点で栄耀教会が嘘を言う訳が無いし、鑑定に不備があった様子も見受けられなかった。とすると、何か見落としがあったのかも知れない。『皆無』という点からしてまずおかしい訳だからね」
どんな生物も少なからず持っているはずの魔力が皆無など有り得ないと、出会った誰もが口を揃えて言っていた。
「記録などは無いのですか?」
「フェンデリン家は魔才持ちが多く生まれる家系だから、魔法関連の書物は極めて豊富だ。だから僕とダスクで、似たような魔法の記録が無いか調べてみたんだけど……」
「それらしい記述は見つけられなかった。まあ、たった二人で調べられる量などたかが知れているが……」
魔法に精通しているフェンデリン家でも分からないのでは、普通の方法では解明できないのではないだろうか、と思う。
「ではどうやって調べるのですか?」
「まずは地下修練場に場所を移そう。付いて来て」
三人で部屋を出て向かった先は広大な空間。
広さは『招聖の儀』が行われた場所と同程度で、確かに特訓するには困らなさそうだ。
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