47 / 86
第Ⅱ章 暗黒に生まれし者達 ~Out of Heaven~
#46 旭日
しおりを挟む
魔物の掃滅が一段落した所で、ようやく主役の登場だ。
設営された壇上に登って、一同の前に現れたのは──
「あれが『聖女』テルサ……カグヤの妹か」
向日葵の装飾を用いた、神聖かつ威厳ある雰囲気を漂わせる白い衣装を纏い、髪も綺麗に整えて化粧も見事。
瘴気を浄化する聖なる乙女というイメージに相応しい、完璧な姿に仕上がっている。
「双子だけあって、確かに容貌はカグヤと同じですね」
ダスク、エレノア、サリーの三人は、テルサの顔を拝むのはこれが初めてだ。
「ですが、こんなにも神々しく着飾っていても、この方は嘘を並べてカグヤ様の暗殺を依頼されたのですよね……」
「……確かにそうですが、だからと言って私にはテルサを責めることはできません。彼女の怨恨は正当なものです」
サリーはテルサを否定的に見ているが、姉であろうと、両親を殺した者にはどんな手を使ってでも死の罰を与える、という復讐心は間違ったものではない。
「おお、あの方が噂の……」
「何と神々しく美しいのでしょう……」
この世の地獄に現出した、尊い光明そのものとも言うべき彼女の姿に、場の者たちが眼を奪われ、感嘆の息を漏らしていた。
「壇の下に居る護衛の聖騎士は、ゼルレーク聖騎士団長と、あのザッキスと、もう一人は確か団長の……」
「ゼルレーク団長の子息、ラウル氏だよ」
「大聖堂で一度見たが、こいつだけは他の聖騎士と比べて人間的にまともに思えたな」
ダスクもラウルのことは憶えていたようだ。
〈御一同、ご覧あれ。こちらに御座す御方こそ、我ら栄耀教会が異世界の『日出づる国』よりお招きした、テルサ・アケチ様。我らが崇め奉る光の主サウルより、光の極大魔力『旭日』を賜りし、救国の『聖女』様にございます〉
ラモン教皇の尊大な声が魔法で響き渡る。
〈皆様、お初にお目に掛かります。ご紹介に与りました、テルサでございます〉
栄耀教会の指導を受けて、『聖女』の名に恥じぬようにと練習を重ねてきたのだろう。
堂々とした挨拶を述べ、胸に手を当てて丁寧な一礼と、テルサの立ち居振る舞いも優雅で品が良い。
〈ご紹介に与りました、テルサでございます。本来であれば、この場にいらしてくれたことへの感謝、及び私の自己紹介や今後の抱負などを述べるべきなのかも知れませんが、こうしている間にも忌まわしき『邪神の息吹』は人々を苦しめ、多くの命が失われています。切迫した現況を鑑みて、速やかに『聖女』としての役割を全うし、皆様のご期待にお応えしたいと思うのですが、宜しいでしょうか?〉
居並んだ人々を見回して、テルサがそう尋ねると、
〈ええ。是非お願い致しますわ。『聖女』様の御力、是非とも我々にお見せ下さいませ〉
答えたのは、テルサからかなり近い距離に居た老貴婦人。
外套の留め金にウルヴァルゼ皇族の紋章が用いられているということは──
「エレノア様、もしかしてあの方が……」
「ええ。皇后レヴィア様です」
皇后の承諾を得たことで、ラモン教皇もテルサへ無言で頷く。
いよいよ、瘴気浄化の実演だ。
テルサが両手を伸ばし、瘴気で禍々しい色に染まった天へと向ける。
次の瞬間、彼女の全身からカメラのフラッシュを何百、或いは何千倍にしたかのような閃光が放たれる。
突然の光に凝視していた者たちが怯んだが、テルサは構わず魔力の解放を続行。
今度はカメラのフラッシュではなく、電球のような継続的な光が彼女から放たれる。
瘴気によって暗くなった場では、それは眺める人々の眼には一層神々しく映ったことだろう。
〈──日神サウルより賜りし、我が身に宿る『旭日』よ。忌まわしき瘴気を祓い、天地に救済の光を〉
胸の前で手を組み、テルサが祈りを捧げると、彼女が帯びていた光が波紋のように広域に拡散。
その光の波に触れた途端、立ち込めていたどす黒い瘴気がパッと散るように分解されたのが見えた。
全てが終わるまでに掛かった時間は、ほんの十数秒。
もう景色のどこにも暗黒は無く、本来の蒼さと清らかさを取り戻した空には、燦々と大地を照らす太陽。
「あれがテルサの力……光の極大魔力『旭日』……」
「まさかこれほどとはな……想像以上だ」
現場で直接眺めていた者たちも、目の前で起きた出来事に理解が追い付かず、開いた口が塞がらない様子だった。
「カグヤの闇の極大魔力が、周囲が暗く、かつ月が出ている時でなければ解放されないということは、テルサの光の極大魔力はその逆──明るく、かつ太陽が出ている時にしか使えないのかな?」
「どうでしょうか。充満した瘴気であの辺りは暗くなっていました。にも拘わらずあれほどの力を発揮できたということは、彼女の『旭日』にはそうした条件が無いのかも知れませんね」
魔力量に関しては、鑑定水晶を破壊した私の方が勝っているのかも知れないが、煩わしい解放条件が無いのであれば、使い勝手は『旭日』の方が上だろう。
いずれにせよ、この国と栄耀教会が求めたのは「瘴気を浄化する力」であり、テルサがそれを有していることはこれで明確になった。
〈──瘴気の浄化、完了致しました〉
向き直り、テルサが優雅に一礼する。
呆然としていた者たちが我に返り──そして、割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こった。
彼らの眼に宿るのは、希望、興奮、熱狂、感謝といった感情。
何せ五十年の間、ただただ耐えるしか無かった忌まわしい厄災を打ち破る、その眩い希望の光を目撃したのだから。
〈皆様、只今ご覧になられたように、これが『聖女』テルサ様の御力です。テルサ様の『旭日』こそ『邪神の息吹』に打ち克ち、五十年の長きに亘る暗黒の時代に終止符を打つ、唯一の光明。まさに今日この時から、ウルヴァルゼ帝国は克服の道を歩み始めたのです。皆様はその歴史的瞬間の目撃者。今一度、テルサ様に盛大な拍手を!〉
ラモン教皇に応じ、拍手が一段と大きくなる。
まるで代表曲を歌い終えた歌手のように、壇上のテルサがにこやかに手を振って、賛美のシャワーを存分に浴びていた。
〈如何でしたかな、フェンデリン総帥閣下。テルサ様の御力は?〉
拍手するオズガルドの元へ、鼻歌でも歌っているような様子のラモン教皇がやって来た。
〈……いやはや、全く驚きました。光の極大魔力『旭日』ですか……。私の魔力など足元にも及ばぬでしょう〉
ジェフは以前、オズガルドの魔力を仮に「千」と表すならば、テルサの『旭日』は「十万」以上だと分析していた。
〈今後テルサ様は『邪神の息吹』に見舞われた土地へ順次赴かれ、瘴気の源泉を浄化していくことになります。この国は長き闇から解放され、太陽の沈まぬ栄光の時代が戻る。総帥閣下もそう思いませぬか?〉
〈……然様ですな〉
第三皇子ミルファスに丁重にエスコートされ、テルサは来賓の貴族たち──恐らくはミルファス派の者たちと言葉を交わしている。
ミルファス皇子と仲の良い様子を見せ付けることで、栄耀教会と『聖女』テルサは彼の皇位継承を支持している、と周囲に印象付けようとしているのだ。
「栄耀教会と宮廷魔術団、ラモン教皇とオズガルド様はそれぞれ対立する間柄、ということでしたね。だとすると、テルサがフェンデリン領の瘴気を浄化するのは……」
「まず有り得ないだろうね。あったとしても後回しにされるか、相当に高い対価を要求されるのは間違い無い」
勿論これはフェンデリン家に限った話ではなく、栄耀教会に不都合な者全てが同じ選択を迫られることになる。
止む無く恭順して『邪神の息吹』を鎮めて貰うか。
頑なに恭順を拒んで『邪神の息吹』に苦しみ続けるか。
しかし、多くの者の命が懸かっているとなれば、最終的には前者を選ばざるを得ないだろう。
ウルヴァルゼ帝国に生きる者たちの命運は、『聖女』テルサを擁する栄耀教会の手に委ねられてしまっている。
設営された壇上に登って、一同の前に現れたのは──
「あれが『聖女』テルサ……カグヤの妹か」
向日葵の装飾を用いた、神聖かつ威厳ある雰囲気を漂わせる白い衣装を纏い、髪も綺麗に整えて化粧も見事。
瘴気を浄化する聖なる乙女というイメージに相応しい、完璧な姿に仕上がっている。
「双子だけあって、確かに容貌はカグヤと同じですね」
ダスク、エレノア、サリーの三人は、テルサの顔を拝むのはこれが初めてだ。
「ですが、こんなにも神々しく着飾っていても、この方は嘘を並べてカグヤ様の暗殺を依頼されたのですよね……」
「……確かにそうですが、だからと言って私にはテルサを責めることはできません。彼女の怨恨は正当なものです」
サリーはテルサを否定的に見ているが、姉であろうと、両親を殺した者にはどんな手を使ってでも死の罰を与える、という復讐心は間違ったものではない。
「おお、あの方が噂の……」
「何と神々しく美しいのでしょう……」
この世の地獄に現出した、尊い光明そのものとも言うべき彼女の姿に、場の者たちが眼を奪われ、感嘆の息を漏らしていた。
「壇の下に居る護衛の聖騎士は、ゼルレーク聖騎士団長と、あのザッキスと、もう一人は確か団長の……」
「ゼルレーク団長の子息、ラウル氏だよ」
「大聖堂で一度見たが、こいつだけは他の聖騎士と比べて人間的にまともに思えたな」
ダスクもラウルのことは憶えていたようだ。
〈御一同、ご覧あれ。こちらに御座す御方こそ、我ら栄耀教会が異世界の『日出づる国』よりお招きした、テルサ・アケチ様。我らが崇め奉る光の主サウルより、光の極大魔力『旭日』を賜りし、救国の『聖女』様にございます〉
ラモン教皇の尊大な声が魔法で響き渡る。
〈皆様、お初にお目に掛かります。ご紹介に与りました、テルサでございます〉
栄耀教会の指導を受けて、『聖女』の名に恥じぬようにと練習を重ねてきたのだろう。
堂々とした挨拶を述べ、胸に手を当てて丁寧な一礼と、テルサの立ち居振る舞いも優雅で品が良い。
〈ご紹介に与りました、テルサでございます。本来であれば、この場にいらしてくれたことへの感謝、及び私の自己紹介や今後の抱負などを述べるべきなのかも知れませんが、こうしている間にも忌まわしき『邪神の息吹』は人々を苦しめ、多くの命が失われています。切迫した現況を鑑みて、速やかに『聖女』としての役割を全うし、皆様のご期待にお応えしたいと思うのですが、宜しいでしょうか?〉
居並んだ人々を見回して、テルサがそう尋ねると、
〈ええ。是非お願い致しますわ。『聖女』様の御力、是非とも我々にお見せ下さいませ〉
答えたのは、テルサからかなり近い距離に居た老貴婦人。
外套の留め金にウルヴァルゼ皇族の紋章が用いられているということは──
「エレノア様、もしかしてあの方が……」
「ええ。皇后レヴィア様です」
皇后の承諾を得たことで、ラモン教皇もテルサへ無言で頷く。
いよいよ、瘴気浄化の実演だ。
テルサが両手を伸ばし、瘴気で禍々しい色に染まった天へと向ける。
次の瞬間、彼女の全身からカメラのフラッシュを何百、或いは何千倍にしたかのような閃光が放たれる。
突然の光に凝視していた者たちが怯んだが、テルサは構わず魔力の解放を続行。
今度はカメラのフラッシュではなく、電球のような継続的な光が彼女から放たれる。
瘴気によって暗くなった場では、それは眺める人々の眼には一層神々しく映ったことだろう。
〈──日神サウルより賜りし、我が身に宿る『旭日』よ。忌まわしき瘴気を祓い、天地に救済の光を〉
胸の前で手を組み、テルサが祈りを捧げると、彼女が帯びていた光が波紋のように広域に拡散。
その光の波に触れた途端、立ち込めていたどす黒い瘴気がパッと散るように分解されたのが見えた。
全てが終わるまでに掛かった時間は、ほんの十数秒。
もう景色のどこにも暗黒は無く、本来の蒼さと清らかさを取り戻した空には、燦々と大地を照らす太陽。
「あれがテルサの力……光の極大魔力『旭日』……」
「まさかこれほどとはな……想像以上だ」
現場で直接眺めていた者たちも、目の前で起きた出来事に理解が追い付かず、開いた口が塞がらない様子だった。
「カグヤの闇の極大魔力が、周囲が暗く、かつ月が出ている時でなければ解放されないということは、テルサの光の極大魔力はその逆──明るく、かつ太陽が出ている時にしか使えないのかな?」
「どうでしょうか。充満した瘴気であの辺りは暗くなっていました。にも拘わらずあれほどの力を発揮できたということは、彼女の『旭日』にはそうした条件が無いのかも知れませんね」
魔力量に関しては、鑑定水晶を破壊した私の方が勝っているのかも知れないが、煩わしい解放条件が無いのであれば、使い勝手は『旭日』の方が上だろう。
いずれにせよ、この国と栄耀教会が求めたのは「瘴気を浄化する力」であり、テルサがそれを有していることはこれで明確になった。
〈──瘴気の浄化、完了致しました〉
向き直り、テルサが優雅に一礼する。
呆然としていた者たちが我に返り──そして、割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こった。
彼らの眼に宿るのは、希望、興奮、熱狂、感謝といった感情。
何せ五十年の間、ただただ耐えるしか無かった忌まわしい厄災を打ち破る、その眩い希望の光を目撃したのだから。
〈皆様、只今ご覧になられたように、これが『聖女』テルサ様の御力です。テルサ様の『旭日』こそ『邪神の息吹』に打ち克ち、五十年の長きに亘る暗黒の時代に終止符を打つ、唯一の光明。まさに今日この時から、ウルヴァルゼ帝国は克服の道を歩み始めたのです。皆様はその歴史的瞬間の目撃者。今一度、テルサ様に盛大な拍手を!〉
ラモン教皇に応じ、拍手が一段と大きくなる。
まるで代表曲を歌い終えた歌手のように、壇上のテルサがにこやかに手を振って、賛美のシャワーを存分に浴びていた。
〈如何でしたかな、フェンデリン総帥閣下。テルサ様の御力は?〉
拍手するオズガルドの元へ、鼻歌でも歌っているような様子のラモン教皇がやって来た。
〈……いやはや、全く驚きました。光の極大魔力『旭日』ですか……。私の魔力など足元にも及ばぬでしょう〉
ジェフは以前、オズガルドの魔力を仮に「千」と表すならば、テルサの『旭日』は「十万」以上だと分析していた。
〈今後テルサ様は『邪神の息吹』に見舞われた土地へ順次赴かれ、瘴気の源泉を浄化していくことになります。この国は長き闇から解放され、太陽の沈まぬ栄光の時代が戻る。総帥閣下もそう思いませぬか?〉
〈……然様ですな〉
第三皇子ミルファスに丁重にエスコートされ、テルサは来賓の貴族たち──恐らくはミルファス派の者たちと言葉を交わしている。
ミルファス皇子と仲の良い様子を見せ付けることで、栄耀教会と『聖女』テルサは彼の皇位継承を支持している、と周囲に印象付けようとしているのだ。
「栄耀教会と宮廷魔術団、ラモン教皇とオズガルド様はそれぞれ対立する間柄、ということでしたね。だとすると、テルサがフェンデリン領の瘴気を浄化するのは……」
「まず有り得ないだろうね。あったとしても後回しにされるか、相当に高い対価を要求されるのは間違い無い」
勿論これはフェンデリン家に限った話ではなく、栄耀教会に不都合な者全てが同じ選択を迫られることになる。
止む無く恭順して『邪神の息吹』を鎮めて貰うか。
頑なに恭順を拒んで『邪神の息吹』に苦しみ続けるか。
しかし、多くの者の命が懸かっているとなれば、最終的には前者を選ばざるを得ないだろう。
ウルヴァルゼ帝国に生きる者たちの命運は、『聖女』テルサを擁する栄耀教会の手に委ねられてしまっている。
10
あなたにおすすめの小説
『追放された底辺付与術師、実は【全自動化】のチートスキル持ちでした〜ブラックギルドを追い出されたので、辺境で商会を立ち上げたら勝手に世界規
NagiKurou
ファンタジー
「お前のような、一日中デスクに座って何もしない無能はクビだ!」
国内最大のギルド『栄光の剣』で、底辺の付与術師として働いていたアルスは、ある日突然、強欲なギルドマスターから追放を言い渡される。
しかし、彼らは知らなかった。ギルドの武器の自動修復、物流の最適化、資金管理に至るまで、すべてアルスの固有スキル【全自動化(ワークフロー構築)】によって完璧にシステム化され、回っていたことを。
「俺がいなくなったら、あの自動化システム、全部止まるけど……まあいいか」
管理権限を解除し、辺境へと旅立ったアルス。彼は自身のスキルを使って、圧倒的な耐久力を誇る銀色の四輪型重装ゴーレムを作り出し、気ままな行商を始める。
一度構築すれば無限に富を生み出す「全自動」のチートスキルで、アルスの商会は瞬く間に世界規模へとスケールしていく!
一方、すべてを失ったギルドは、生産ラインが崩壊し、絶望のどん底へと突き落とされていくのだった……。
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
追放された村人、実は神の隠し子でした~無自覚に最強を振りかざすだけの簡単なお仕事です~
にゃ-さん
ファンタジー
神からの加護を受けながらも、ただの村人だと思い込んでいた青年レオン。
ある日、嫉妬した領主に濡れ衣を着せられ、村を追放される。だが、その瞬間に封印された力が目覚め始めた。
無自覚のまま最強となり、助けた少女たちに慕われ、次々と仲間が増えていく。
そんなレオンが巻き起こすのは、世界を救う壮大な物語か、それともただの日常の延長か――。
「ざまぁ」も「救世」も、全部ついで。これは、最強なのに腰の低い男の物語。
元勇者は魔力無限の闇属性使い ~世界の中心に理想郷を作り上げて無双します~
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
魔王を倒した(和解)した元勇者・ユメは、平和になった異世界を満喫していた。しかしある日、風の帝王に呼び出されるといきなり『追放』を言い渡された。絶望したユメは、魔法使い、聖女、超初心者の仲間と共に、理想郷を作ることを決意。
帝国に負けない【防衛値】を極めることにした。
信頼できる仲間と共に守備を固めていれば、どんなモンスターに襲われてもビクともしないほどに国は盤石となった。
そうしてある日、今度は魔神が復活。各地で暴れまわり、その魔の手は帝国にも襲い掛かった。すると、帝王から帝国防衛に戻れと言われた。だが、もう遅い。
すでに理想郷を築き上げたユメは、自分の国を守ることだけに全力を尽くしていく。
辺境の落ちこぼれと呼ばれた少年、実は王も龍も跪く最強でした
たまごころ
ファンタジー
村で「落ちこぼれ」と呼ばれた少年アレン。魔法も剣も使えず、追放される運命だった。
だが彼の力は、世界の理そのものに干渉する“神級スキル”だった。
自覚のないまま危機を救い、美女を助け、敵を粉砕し、気づけば各国の王も、竜すらも彼に頭を下げる。
勘違いと優しさと恐るべき力が織りなす、最強無自覚ハーレムファンタジー、ここに開幕!
最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~
KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。
女神から与えられた使命は「魔王討伐」。
しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。
戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。
だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。
獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
最強すぎて無職になりましたが、隣国の姫が勝手に嫁入りしてきました
eringi
ファンタジー
平凡なサラリーマン・佐藤亮は、満員電車で謎の光に包まれ異世界へ転移する。神様から「世界最強の力」を授かったはずが、本人はただの無職ニートとしか思っていない。冒険者ギルドで雑用を請け負う日々。そんな亮の周囲に、冷徹な騎士姫、天才魔導士、元盗賊の少女、竜人族の戦士など個性豊かな美少女たちが自然と集まってくる。一方、彼を「ただの運のいい凡人」と侮る貴族や悪徳商人たちは次々と痛快なざまぁ展開に。亮は「俺なんて大したことないのに」と呟きながら、気づけば国を揺るがす陰謀を解決し、世界を救うことに――。無自覚最強主人公による、爽快ハーレムファンタジー開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる