120 / 152
14-9
しおりを挟む
23時30分。
風呂から出たところだ。そして、キッチンに入って水を飲んだ。のぼせてきたからだ。黒崎の言うとおりに素直に湯船に肩まで浸かってきた。
(黒崎さん。俺が男だって分かっているよね……)
ふと自分の体を見つめた。俺は男の体をしている。もしも黒崎からの本気の告白を受け入れたとしたら、キスより先に進むことがあると思う。その時、黒崎は俺の体を見てどう思うだろうと思った。女の人の方がいいのではないだろうかと思った。
黒崎が俺の体を見たとき、男だと分かって我に返りそうだと思った。女の子に間違われるから、男の体をしている発想がないのかもしれないと思うからだ。
では、俺は黒崎の裸を見たときにどんな反応をするだろうかと考えた。黒崎が男なのは知っている。裸の上半身を見ても何も思わないと思う。同じ男だからだ。でも、黒崎が着替えをしているときに一度見たことがある。触りたいなと思ったことを思い出した。こうして黒崎のことを考えているうちに胸がドキドキしてきて落ち着かなくなった。
(ああもう。何を考えているんだよ……)
悶々と考えているうちに、またのぼせそうになった。
(そうだ。達也と話さないといけないんだ……)
今着ているTシャツはベテルギウスのロゴ付きだ。これを見たとき、ふと達也の顔が思い浮かんだ。告白を断った後もラインにメッセージが入り続けている。内容を思い出すと頭が痛くなった。それはなぜかというと、何をしているのか、誰と会っているのかと詮索してくる内容だからだ。俺の方が心配ないと返事をすると会いたいというメッセージが入るし、告白は断ったはずだと書いて送ると、まだ諦められないという返事が来るようになった。
(達也、どうしたんだよ……)
キッチンのテーブルに置いてあったスマホを手に取った。そして、ラインを開いた。また新しいメッセージが入っていた。夏樹君とは付き合えるはずだと書かれていた。この達也からのメッセージを読んで頭が痛くなった。
達也に告白された時、付き合えないと、はっきり断った。でも、達也の方は俺のことが手に入ると思っているそうだ。達也は自分がそう思ったら現実になると思ってラインを送り続けてきている。彼からのラインにそう書いてあった。さらに自分の望みは叶うはずだと書いて送ってきたこともあった。
達也に会って話さないといけないと思うと頭が痛くなった。昨日、こういうことが起きてしまったからだ。学校帰りの万理が大学生風の男に後ろをついて来られるということが起きた。それが達也ではないかと思ったとき、彼がまるでストーカーのようになったことに気づいた。解決しないといけないと思う。
(黒崎さんに相談しようかな……)
ふと、黒崎に相談しようかと思った。しかし、やめておこうと思った。きつい言い方になって達也が傷つくかもしれないし、巻き込むことになるからやめておこうと思った。来週に会おうと思う。そう書いて達也にラインを送るとすぐにOKという返事が来た。
風呂から出たところだ。そして、キッチンに入って水を飲んだ。のぼせてきたからだ。黒崎の言うとおりに素直に湯船に肩まで浸かってきた。
(黒崎さん。俺が男だって分かっているよね……)
ふと自分の体を見つめた。俺は男の体をしている。もしも黒崎からの本気の告白を受け入れたとしたら、キスより先に進むことがあると思う。その時、黒崎は俺の体を見てどう思うだろうと思った。女の人の方がいいのではないだろうかと思った。
黒崎が俺の体を見たとき、男だと分かって我に返りそうだと思った。女の子に間違われるから、男の体をしている発想がないのかもしれないと思うからだ。
では、俺は黒崎の裸を見たときにどんな反応をするだろうかと考えた。黒崎が男なのは知っている。裸の上半身を見ても何も思わないと思う。同じ男だからだ。でも、黒崎が着替えをしているときに一度見たことがある。触りたいなと思ったことを思い出した。こうして黒崎のことを考えているうちに胸がドキドキしてきて落ち着かなくなった。
(ああもう。何を考えているんだよ……)
悶々と考えているうちに、またのぼせそうになった。
(そうだ。達也と話さないといけないんだ……)
今着ているTシャツはベテルギウスのロゴ付きだ。これを見たとき、ふと達也の顔が思い浮かんだ。告白を断った後もラインにメッセージが入り続けている。内容を思い出すと頭が痛くなった。それはなぜかというと、何をしているのか、誰と会っているのかと詮索してくる内容だからだ。俺の方が心配ないと返事をすると会いたいというメッセージが入るし、告白は断ったはずだと書いて送ると、まだ諦められないという返事が来るようになった。
(達也、どうしたんだよ……)
キッチンのテーブルに置いてあったスマホを手に取った。そして、ラインを開いた。また新しいメッセージが入っていた。夏樹君とは付き合えるはずだと書かれていた。この達也からのメッセージを読んで頭が痛くなった。
達也に告白された時、付き合えないと、はっきり断った。でも、達也の方は俺のことが手に入ると思っているそうだ。達也は自分がそう思ったら現実になると思ってラインを送り続けてきている。彼からのラインにそう書いてあった。さらに自分の望みは叶うはずだと書いて送ってきたこともあった。
達也に会って話さないといけないと思うと頭が痛くなった。昨日、こういうことが起きてしまったからだ。学校帰りの万理が大学生風の男に後ろをついて来られるということが起きた。それが達也ではないかと思ったとき、彼がまるでストーカーのようになったことに気づいた。解決しないといけないと思う。
(黒崎さんに相談しようかな……)
ふと、黒崎に相談しようかと思った。しかし、やめておこうと思った。きつい言い方になって達也が傷つくかもしれないし、巻き込むことになるからやめておこうと思った。来週に会おうと思う。そう書いて達也にラインを送るとすぐにOKという返事が来た。
0
あなたにおすすめの小説
俺の推し♂が路頭に迷っていたので
木野 章
BL
️アフターストーリーは中途半端ですが、本編は完結しております(何処かでまた書き直すつもりです)
どこにでも居る冴えない男
左江内 巨輝(さえない おおき)は
地下アイドルグループ『wedge stone』のメンバーである琥珀の熱烈なファンであった。
しかしある日、グループのメンバー数人が大炎上してしまい、その流れで解散となってしまった…
推しを失ってしまった左江内は抜け殻のように日々を過ごしていたのだが…???
有能副会長はポンコツを隠したい。
さんから
BL
2.6タイトル変更しました。
この高校の生徒会副会長を務める僕・東山 優真は、普段の仕事ぶりから次期生徒会長の最有力候補と言われている。……んだけど、実際は詰めの甘さやうっかりミスを根性論でカバーしてきたポンコツだ。
こんなに頑張れているのは、密かに思いを寄せている安西生徒会長のため。
ある日、なんの奇跡か会長に告白され晴れて恋人同士となった僕は、大好きな人に幻滅されないためにポンコツを隠し通すと決めたけど……!?(内容は他サイト版と同じですが、こちらの方がちょっと読みやすいはずです)
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
イケメンに惚れられた俺の話
モブです(病み期)
BL
歌うことが好きな俺三嶋裕人(みしまゆうと)は、匿名動画投稿サイトでユートとして活躍していた。
こんな俺を芸能事務所のお偉いさんがみつけてくれて俺はさらに活動の幅がひろがった。
そんなある日、最近人気の歌い手である大斗(だいと)とユニットを組んでみないかと社長に言われる。
どんなやつかと思い、会ってみると……
極度の怖がりな俺、ド派手な先輩とルームシェアが決まる
雪 いつき
BL
幽霊が怖い極度の怖がりな由井 明良(ゆい あきら)は、上京した翌日に、契約した部屋が事故物件だと知る。
隣人である鴫野 聖凪(しぎの せな)からそれを聞き、震えながら途方に暮れていると、聖凪からルームシェアを提案される。
あれよあれよと引っ越しまで進み、始まった新生活。聖凪との暮らしは、予想外に居心地のいいものだった。
《大学3年生×大学1年生》
《見た目ド派手な世話焼きバンドマン攻×怖がりピュアな受》
バズる間取り
福澤ゆき
BL
元人気子役&アイドルだった伊織は成長すると「劣化した」と叩かれて人気が急落し、世間から忘れられかけていた。ある日、「事故物件に住む」というネットTVの企画の仕事が舞い込んでくる。仕事を選べない伊織は事故物件に住むことになるが、配信中に本当に怪奇現象が起こったことにより、一気にバズり、再び注目を浴びることに。
自称視える隣人イケメン大学生狗飼に「これ以上住まない方がいい」と忠告を受けるが、伊織は芸能界生き残りをかけて、この企画を続行する。やがて怪異はエスカレートしていき……
すでに完結済みの話のため一気に投稿させていただきますmm
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
この冬を超えたら恋でいい
天気
BL
夜の街で、凪は人生の底にいた。
古いアパートに帰る途中、父の残した借金の取り立てに絡まれ、逃げ場を失う。
そこに現れたのは、大手企業の社長・鷹宮だった。
偶然の救い。年齢も立場も違う二人は、その夜を境に交わることになる。
事情を多く語らない凪は、不幸が当たり前のように身にまとい、誰かに頼ることを知らない。
一方の鷹宮は、完璧な成功者として生きてきた男だった。
危険から守るため、鷹宮は凪を一時的に自宅へ迎え入れる。
冬の同居生活の中で、凪は少しずつ日常を取り戻していく。
大学へ通い、温かい食事をし、夜を一人で怯えずに眠る。
しかし、守られることに慣れない凪は、距離が近づくほどに自分から一歩引いてしまう。
それは、失うことを恐れる、健気で不器用な選択だった。
一方、鷹宮は気づいてしまう。
凪が笑うだけで、胸が満たされることに。
そんな自分の感情から凪を守るつもりで引いた距離が、
凪を遠ざけてしまう。
近づきたい。
けれど、踏み込めば壊してしまうかもしれない。
互いを思うほど、すれ違いは深くなる。
2人はこの冬を越えることができるのかーー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる