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グループワークが開始までの時間で、如月から佐伯のことを教えてもらった。O大の理工学部の学生だという。如月と同じ学部だが、学科が違うから、話したことがなかったそうだ。
「佐伯君とは友達になれそうだよ。正直だし、一生懸命な子だよ」
「俺も同じことを思った。大学で声をかける。仲間からハジかれていたからな。藤沢にも話しておく。あの犯人捜しの時にさ、佐伯じゃない名前が出ていたよな……」
「うん。気になったよ。タツヤって名前が出ていたよね?」
「理久じゃないな……」
他にもルールを破った参加者がいたということだ。てっきり、佐伯のことだけを言われているのだと思っていた。俺は勘違いをしただけなのか。しかし、佐伯が仲間から切られたことは事実だ。大したことをしてないのに、簡単にハサミで切った。殺伐とした参加者の空気の中で過ごす間、振り回されないように気を引き締めておく。
ふと、視線を感じて顔を上げると、黒崎と目が合った。優しく微笑んでくれたから、笑顔を返した。黒崎のことを目標にしよう。そう思った。
「佐伯君とは友達になれそうだよ。正直だし、一生懸命な子だよ」
「俺も同じことを思った。大学で声をかける。仲間からハジかれていたからな。藤沢にも話しておく。あの犯人捜しの時にさ、佐伯じゃない名前が出ていたよな……」
「うん。気になったよ。タツヤって名前が出ていたよね?」
「理久じゃないな……」
他にもルールを破った参加者がいたということだ。てっきり、佐伯のことだけを言われているのだと思っていた。俺は勘違いをしただけなのか。しかし、佐伯が仲間から切られたことは事実だ。大したことをしてないのに、簡単にハサミで切った。殺伐とした参加者の空気の中で過ごす間、振り回されないように気を引き締めておく。
ふと、視線を感じて顔を上げると、黒崎と目が合った。優しく微笑んでくれたから、笑顔を返した。黒崎のことを目標にしよう。そう思った。
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