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18時。
挙式の後、結婚披露パーティーが始まった。新郎新婦の登場を待っている。パーティーの中盤に差しかかった辺りで、俺と夏樹のライブをやる。
黒崎さんがピアノ伴奏で参加するという、親友の結婚式ならではの特別感もある。夏樹とのツインボーカルの初披露でもある。この日の為に、スタジオで歌って練習してきてある。
「あああ……。緊張してきたよ。俺はギタリストなんだ。でも、久弥みたいに歌って弾けるようになりたい。ここは乗り越えるハードルだよ!」
「君なら軽々だ」
「そうかなー。ひいいい」
「実は低いハードルなのに、見ないようにするから分からない。君を見ていて分かったことだ。ちゃーんとやっている」
「ほお……。裕理さん……」
どうしよう?ポジティブさが好きだと伝えたい。しかしながら、たった今、別のことに気を取られた。テーブルの下で何かやられている。
何なのか確認する勇気がない。ふくらはぎから膝へと撫でている感触がある。この広いテーブルは招待客同士の間隔があるから、早瀬が何かできるわけがない。ここは自分でクリアしたい。
「悠人君。どうしたんだ?トイレか?」
「違うよーー。クールな男は自分で対処するんだ」
「テーブルの下か。これは対処するな。俺がいる」
「だめだだめだー。めくってみるよー。ふうーー」
白いテーブルクロスをめくり、現場を確認した。何かのコードが触れている程度だろうと思う。それだけの話である。
それにしても、素敵なクロスではないか?うちにも欲しいぐらいだ。パリッとしているが、ふわっとさらっと、柔らかい触り心地である。ふっくらボディーを連想させる。
「ゆうとーー。ばーーん」
「ばーーん!」
「ギタリスト・ユートー!」
「へへへ、ダダダダー!……げええええっ。何をやっているんですかね?」
どうしよう?現場にいたのは藤沢である。こういう遊びをするタイプではなかろう。クールではないが、ごく普通に席で社交をしているタイプと言えよう。それなのに、なぜ、こんな場所に居るのだろう。
「ふじさわーー?」
「ごめんね。隠れているんだ。ここなら安全だから。はあーー」
「うひぇーー?誰かに追われているの?裕理さーん。ああーー、もう……」
低いハードルを乗り越えるためである。自分でできることをやる。ささっと椅子から降りて、テーブルの下へ移動した。
やや狭いが仕方がない。今の藤沢は隠れたいから、ここでないと話せない。パーティー中に騒がしいのもいけない。これぞ、大人の対応と言えよう。
挙式の後、結婚披露パーティーが始まった。新郎新婦の登場を待っている。パーティーの中盤に差しかかった辺りで、俺と夏樹のライブをやる。
黒崎さんがピアノ伴奏で参加するという、親友の結婚式ならではの特別感もある。夏樹とのツインボーカルの初披露でもある。この日の為に、スタジオで歌って練習してきてある。
「あああ……。緊張してきたよ。俺はギタリストなんだ。でも、久弥みたいに歌って弾けるようになりたい。ここは乗り越えるハードルだよ!」
「君なら軽々だ」
「そうかなー。ひいいい」
「実は低いハードルなのに、見ないようにするから分からない。君を見ていて分かったことだ。ちゃーんとやっている」
「ほお……。裕理さん……」
どうしよう?ポジティブさが好きだと伝えたい。しかしながら、たった今、別のことに気を取られた。テーブルの下で何かやられている。
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「悠人君。どうしたんだ?トイレか?」
「違うよーー。クールな男は自分で対処するんだ」
「テーブルの下か。これは対処するな。俺がいる」
「だめだだめだー。めくってみるよー。ふうーー」
白いテーブルクロスをめくり、現場を確認した。何かのコードが触れている程度だろうと思う。それだけの話である。
それにしても、素敵なクロスではないか?うちにも欲しいぐらいだ。パリッとしているが、ふわっとさらっと、柔らかい触り心地である。ふっくらボディーを連想させる。
「ゆうとーー。ばーーん」
「ばーーん!」
「ギタリスト・ユートー!」
「へへへ、ダダダダー!……げええええっ。何をやっているんですかね?」
どうしよう?現場にいたのは藤沢である。こういう遊びをするタイプではなかろう。クールではないが、ごく普通に席で社交をしているタイプと言えよう。それなのに、なぜ、こんな場所に居るのだろう。
「ふじさわーー?」
「ごめんね。隠れているんだ。ここなら安全だから。はあーー」
「うひぇーー?誰かに追われているの?裕理さーん。ああーー、もう……」
低いハードルを乗り越えるためである。自分でできることをやる。ささっと椅子から降りて、テーブルの下へ移動した。
やや狭いが仕方がない。今の藤沢は隠れたいから、ここでないと話せない。パーティー中に騒がしいのもいけない。これぞ、大人の対応と言えよう。
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