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いっそのこと背中を押すのは、どうだろう?自分のケースを振り返ると、良かったとは思う。変質者のごとく、早瀬から付きまとわれた。一緒に過ごしてみると悪い人ではなくて、いい面を沢山知ることができた。
「ふじさわー。かくかくしかじかなんだ。俺の場合だけどね」
「早瀬さんは特別として。一般的に言うと、最初が変質者だという認識なら、それより下に落ちることはない。少し優しい面を見ただけで、その人の株が急上昇だ」
「げえええっ。そういう事を言うなよーー」
どうしよう?的を得ていると言えよう。カズさんの印象は良い方だろう。藤沢の話を聞いて想像した。ここから壁を崩していく。
大人の考え方ができたではないか。しかも、恋愛上級者とも言えよう。失敗するといけないから、ここは早瀬の意見を聞いておく。クロスを持ち上げた。
ゴソ……。サラサラ……。
「裕理さん。かくかく……」
「ちょっと待ってね。新郎新婦の登場が遅れている。来賓あいさつ的なものが……。ここへ書いておいてくれ」
「うん。ペーパーナプキン、ペン。エンピツ、消しゴムもあるんだ。ふむふむ」
ガサ……。
テーブルの下へ戻り、相談内容を書き込んだ。藤沢からも相談があるというから、話を聞くスタイルで向かい合った。いや、斜め向かいスタイルが良かろう。人の足に当たらないように気を付けて動いた。
「ふじさわー。用意できたよ。キミの悩みを聞かせてね。書き込むから」
「ありがとう。島川さんとの付き合い方を相談したい。誤解させるし追いかけられるし。あくまでも仕事上の関係がいい。今のところは」
「ふむふむ。誰とでも気軽に話すもんね。疑うね、本気度を」
「今はモデルの仕事に集中したいっていう理由もある。……モデルの世界は、21歳になると若手扱いをされない。もっと早くから活躍する子がいる世界だ。今の俺は大学生だけど、成熟した男の感じで進まないと、方向性を失う。……自分のスタンスを変えなくちゃいけないのに、定まっていない。早瀬さんは常に冷静でいる。どうやって折り合いをつけているのかな?って」
ほお……。たしかに早瀬はニュートラルな人物だと言えよう。バランスがいいということだ。俺も聞きたくなったから、ユート&藤沢の項目を作って記入した。
次第に”ユート” ”藤沢” ”ユート&藤沢”の3項目が書き連なり、2枚目が欲しくなった。そこで、テーブルクロスを持ち上げて、早瀬に暗号を送った。
「メエ、メエー……」
「悠人君、1枚目を見せてくれ。段取りよくしたい。2枚目ね、はいはい。……島川さんの件じゃないのか?聞いておきなさい」
「メエーーー、メエー?モウモウーー」
ガサ……。
早瀬の後ろ側に、カズさんの席があった。見つからないように素早く戻り、次の質問に移った。お互いの悩みを話しているうちに、来賓あいさつ的なスケジュールが終わった。そろそろ出た方がいいだろう。
「ふじさわー。帰りにアドバイスを貰おうね。時間がないなら明後日とかにでも」
「電話かメールがいい。忙しいだろう?この手段でも同じか……」
「気にするなよーー。聞いてみるから」
バサ……。
ひいいいっ。控えめな悲鳴をあげて、テーブルクロスを下にさげた。カズさんが早瀬の傍に立っていた。そして、話しかけて社交していた。
「ふじさわー。かくかくしかじかなんだ。俺の場合だけどね」
「早瀬さんは特別として。一般的に言うと、最初が変質者だという認識なら、それより下に落ちることはない。少し優しい面を見ただけで、その人の株が急上昇だ」
「げえええっ。そういう事を言うなよーー」
どうしよう?的を得ていると言えよう。カズさんの印象は良い方だろう。藤沢の話を聞いて想像した。ここから壁を崩していく。
大人の考え方ができたではないか。しかも、恋愛上級者とも言えよう。失敗するといけないから、ここは早瀬の意見を聞いておく。クロスを持ち上げた。
ゴソ……。サラサラ……。
「裕理さん。かくかく……」
「ちょっと待ってね。新郎新婦の登場が遅れている。来賓あいさつ的なものが……。ここへ書いておいてくれ」
「うん。ペーパーナプキン、ペン。エンピツ、消しゴムもあるんだ。ふむふむ」
ガサ……。
テーブルの下へ戻り、相談内容を書き込んだ。藤沢からも相談があるというから、話を聞くスタイルで向かい合った。いや、斜め向かいスタイルが良かろう。人の足に当たらないように気を付けて動いた。
「ふじさわー。用意できたよ。キミの悩みを聞かせてね。書き込むから」
「ありがとう。島川さんとの付き合い方を相談したい。誤解させるし追いかけられるし。あくまでも仕事上の関係がいい。今のところは」
「ふむふむ。誰とでも気軽に話すもんね。疑うね、本気度を」
「今はモデルの仕事に集中したいっていう理由もある。……モデルの世界は、21歳になると若手扱いをされない。もっと早くから活躍する子がいる世界だ。今の俺は大学生だけど、成熟した男の感じで進まないと、方向性を失う。……自分のスタンスを変えなくちゃいけないのに、定まっていない。早瀬さんは常に冷静でいる。どうやって折り合いをつけているのかな?って」
ほお……。たしかに早瀬はニュートラルな人物だと言えよう。バランスがいいということだ。俺も聞きたくなったから、ユート&藤沢の項目を作って記入した。
次第に”ユート” ”藤沢” ”ユート&藤沢”の3項目が書き連なり、2枚目が欲しくなった。そこで、テーブルクロスを持ち上げて、早瀬に暗号を送った。
「メエ、メエー……」
「悠人君、1枚目を見せてくれ。段取りよくしたい。2枚目ね、はいはい。……島川さんの件じゃないのか?聞いておきなさい」
「メエーーー、メエー?モウモウーー」
ガサ……。
早瀬の後ろ側に、カズさんの席があった。見つからないように素早く戻り、次の質問に移った。お互いの悩みを話しているうちに、来賓あいさつ的なスケジュールが終わった。そろそろ出た方がいいだろう。
「ふじさわー。帰りにアドバイスを貰おうね。時間がないなら明後日とかにでも」
「電話かメールがいい。忙しいだろう?この手段でも同じか……」
「気にするなよーー。聞いてみるから」
バサ……。
ひいいいっ。控えめな悲鳴をあげて、テーブルクロスを下にさげた。カズさんが早瀬の傍に立っていた。そして、話しかけて社交していた。
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