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1980円になります。2000円お預かりします。そんな会話がされているレジにはすでに2人並んでいた。俺の番まで少々時間がある。ということで、俺の持っているカゴに入っている裁縫セットとクマのぬいぐるみのキットの会計を、誰か持つかという話が出た。すると、久弥が俺のカゴを持った。そして、俺が出すと言い出した。
「悠人、これは俺からのプレゼントだ」
「だめだよ。久弥。これは俺が自分で買うから……」
「悠人君。僕に出させてくれ。今日は無理を言って仲間に入れて貰った」
「それこそいけません。羽音さん。買って貰うわけには……」
「それじゃあ、羽音さん。折半でどうですか?」
「それがいい。じゃあ、佐伯君、2千円出してくれ。残りは僕が払う」
「だめだだめだ!」
どうしよう?羽音さんが久弥と手を繋いだままで、財布を取り出した。2人は話が終わったぞと言い、俺に5千円を渡してきた。おつりは取っておけという。そして、久弥が俺の背中を押して、空いているレジへと向かわせた。
「裕理さん。買って貰うことになったよ」
「後でお礼をしておく。よかったな。先輩から買ってもらえて、可愛がられている証拠だ。生地も買ってもらえたし……」
「こんなにいいのかな?」
「悠人君が可愛いからだよ。俺の方こそ、君には何でも買ってあげたい。月に行きたいと言えば、何とかして連れて行きたくなる。君はそういう子だ」
「へへへ……。え?欲しいもの?」
どうしよう?早瀬がもっと何か欲しいものはないいかと聞いてきた。もう十分である。音楽の仕事、美味しい料理、入浴剤が入った湯船、早瀬の笑顔、周りの人。これ以上求めると罰が当たりそうだ。
「ゆうとーー。遠慮するな。今日は座布団を縫い始めるのは夜からだろう?しばらく君のことが抱けなくなるみたいで寂しいよ。俺のことは放置して、縫い物に没頭するんだろう」
「そんなことはないよーー。あなたのことを一番に考えているよーー」
「モウモウ言ってみてくれ」
「もうーーー!」
「メエメエ言ってごらん」
「メエメエなんて言わない!」
どうしよう?俺達の恥ずかしいやり取りが店内のお客さんに聞かれてしまっている。それに、レジの店員さんが顔を赤らめている。ここでイチャつくわけにはいかない。さっとクールな男に変身し、なるべく笑顔を保ってレジへ向かった。すると、お会計は4790円だった。早速俺は5千円を出した。
「はい。5千円お預かりします。当店のポイントカードをお持ちですか?お作りしましょうか?」
「お願いします!」
すると、さっそくポイントカードが発行された。紙製の物で、500円ごとにスタンプが押されて、今日はオープニング記念期間中でポイント5倍だから、あっという間にスタンプで埋め尽くされた。毎週日曜が5倍だそうだ。
会計を終えて、2人にお礼を伝えた。久弥も何か買っていた。スタンプカードは移転前の店の分があり、今日で満杯になったという。コツコツと貯めていく姿にリスペクトするものがある。これぞ、お店との付き合い方というものである。
「ふむふむ。このカードの持ち主には、水曜日は毛糸玉が3割引になるのかーー。手芸セット商品は5%オフだって」
「そうか。クマさんが出来上がったら、またセットを買いに来よう。座布団の後だから、しばらく掛かるかな?」
「うん。来月いっぱいはかかりそうだよーー。その時は、クリスマス商品が並んでいそうだね」
ガーーーー。
早瀬と並び合って店を出た。すると、後ろを歩いている2人が手を離した。羽音さんのことだから、しつこく繋いだままにしておくかと思ったのに、そうではなかったのが意外だった。しかし、そうではないことを知った。久弥の髪の毛にしつこく触り始めている。
「あああ……。羽音さん。せっかく良い感じでお店から出てきたんですから……」
「ああ、ごめんね。つい……」
羽音さんがそっと手を離した。久弥のことを見つめながら。すると、久弥が顔を赤らめた。そこで俺は悲鳴を上げて、2人の仲の進展を阻止した。
「悠人、これは俺からのプレゼントだ」
「だめだよ。久弥。これは俺が自分で買うから……」
「悠人君。僕に出させてくれ。今日は無理を言って仲間に入れて貰った」
「それこそいけません。羽音さん。買って貰うわけには……」
「それじゃあ、羽音さん。折半でどうですか?」
「それがいい。じゃあ、佐伯君、2千円出してくれ。残りは僕が払う」
「だめだだめだ!」
どうしよう?羽音さんが久弥と手を繋いだままで、財布を取り出した。2人は話が終わったぞと言い、俺に5千円を渡してきた。おつりは取っておけという。そして、久弥が俺の背中を押して、空いているレジへと向かわせた。
「裕理さん。買って貰うことになったよ」
「後でお礼をしておく。よかったな。先輩から買ってもらえて、可愛がられている証拠だ。生地も買ってもらえたし……」
「こんなにいいのかな?」
「悠人君が可愛いからだよ。俺の方こそ、君には何でも買ってあげたい。月に行きたいと言えば、何とかして連れて行きたくなる。君はそういう子だ」
「へへへ……。え?欲しいもの?」
どうしよう?早瀬がもっと何か欲しいものはないいかと聞いてきた。もう十分である。音楽の仕事、美味しい料理、入浴剤が入った湯船、早瀬の笑顔、周りの人。これ以上求めると罰が当たりそうだ。
「ゆうとーー。遠慮するな。今日は座布団を縫い始めるのは夜からだろう?しばらく君のことが抱けなくなるみたいで寂しいよ。俺のことは放置して、縫い物に没頭するんだろう」
「そんなことはないよーー。あなたのことを一番に考えているよーー」
「モウモウ言ってみてくれ」
「もうーーー!」
「メエメエ言ってごらん」
「メエメエなんて言わない!」
どうしよう?俺達の恥ずかしいやり取りが店内のお客さんに聞かれてしまっている。それに、レジの店員さんが顔を赤らめている。ここでイチャつくわけにはいかない。さっとクールな男に変身し、なるべく笑顔を保ってレジへ向かった。すると、お会計は4790円だった。早速俺は5千円を出した。
「はい。5千円お預かりします。当店のポイントカードをお持ちですか?お作りしましょうか?」
「お願いします!」
すると、さっそくポイントカードが発行された。紙製の物で、500円ごとにスタンプが押されて、今日はオープニング記念期間中でポイント5倍だから、あっという間にスタンプで埋め尽くされた。毎週日曜が5倍だそうだ。
会計を終えて、2人にお礼を伝えた。久弥も何か買っていた。スタンプカードは移転前の店の分があり、今日で満杯になったという。コツコツと貯めていく姿にリスペクトするものがある。これぞ、お店との付き合い方というものである。
「ふむふむ。このカードの持ち主には、水曜日は毛糸玉が3割引になるのかーー。手芸セット商品は5%オフだって」
「そうか。クマさんが出来上がったら、またセットを買いに来よう。座布団の後だから、しばらく掛かるかな?」
「うん。来月いっぱいはかかりそうだよーー。その時は、クリスマス商品が並んでいそうだね」
ガーーーー。
早瀬と並び合って店を出た。すると、後ろを歩いている2人が手を離した。羽音さんのことだから、しつこく繋いだままにしておくかと思ったのに、そうではなかったのが意外だった。しかし、そうではないことを知った。久弥の髪の毛にしつこく触り始めている。
「あああ……。羽音さん。せっかく良い感じでお店から出てきたんですから……」
「ああ、ごめんね。つい……」
羽音さんがそっと手を離した。久弥のことを見つめながら。すると、久弥が顔を赤らめた。そこで俺は悲鳴を上げて、2人の仲の進展を阻止した。
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