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午前9時50分。
占いの店があるビルの前に到着した。ここの5階に店があるという。建物の入り口に看板があり、エレベーターで5階に上がった。そして、扉が開くと、シックな内装の店内が視界に広がった。
「ほお……。ムードがあるねーーー」
「そうだね。ここで待てるそうだよ」
「お洒落な椅子だねーー」
どっこいしょ。待合スペースになっているコーナーには3客の椅子があり、そこに座った。そばにはタブレットが5台置いてある棚があった。ここでも占いの予約が出来るそうだ。そして、今日の占い師の写真とプロフィールが書かれたポスターも貼られている。壁の照明は綺麗な装飾だ。時間になったら、ジュエルさんの個別ブースに入ることになる。
「えーっと、各入り口に写真と番号が載っているから、それを見て入るんだね。ジュエル先生は1番だね」
「まだ時間がある。座っていようね。ああ、待っている人が居るよ。あの人は占い師さんかな?」
奥の方から出て来た人を見つけた。シンプルな服装だ。そして、他のブースに入っている人も出てきた。その人の服装もシンプルだ。占い師の写真にあった人と同じである。
「あれ?みんなシンプルな服装だなーー。俺、お洒落しなくて良かったなーー」
「だから、スーツにネクタイ姿にすると言ったのか。僕は普通の格好なのに……」
「だって、着物を着て出てくるかも知れないだろーー。そしたら、こっちはスーツじゃないとね……」
「ああ、君の予想が当たった。ドレス姿の人がいるよ。俺もスーツの方が良かったかも知れない」
「ほお……。ふむふむ……。なんだか、うちのお母さんに似ているよ……」
どうしよう?俺の家族関係のことを占ってもらいたくなった。それには幼少期のトラウマを伝えることになるだろう。早瀬には聞かせたくない。俺も思い出したくない。しかし、祖母のことは聞いてみたい。今、どうしているかだ。
「あああ……。占いは、生きている人しか占えないよねーー」
「どうしたんだ?」
「おばあちゃんのことが思い浮かんだんだ。今頃、どうしているかなって……」
「君のそばに居るんじゃないのか?だから、思い浮かんだんだろう……」
「そうだねーー。あああ……」
どうしよう?待合スペースには奥にも椅子が置いてあり、なんと、先々月に出会ったアキラママとよく似た人が座っていた。ご本人だろうか。さっそく早瀬に小さな声で話しかけると、彼が振り向いた。アキラママに間違いなさそうだという。
「声をかけちゃいけないよね……。お店の悩みかな?それとも、恋の相談かな?」
「さあ、どうだろうね。なにかなーー?」
「へへへ。恋の相談だと良いね!やっぱり占いと言えば、そうなんじゃないかな?俺と裕理さんの相性も見てもらいたいなーー」
「ダメだと言われたらどうするつもりだ?」
「そんなことはないよーー。メエメエ……」
つんつん。早瀬の肩を突いてやった。そんなことをしていると、近くから声が掛かった。それはジュエルさんであり、10時になりますから、お席にどうぞと言われた。
「あああ……。どうして俺達だって分かったんですか?」
「今の時間の占い師は5名なんです。なので、そうかなと……」
「ああ、そうなんですか。ふむふむ。お、お、俺、悩み事がある感じでして!パートナーと来ました!あ、あ、あの、どうして俺達だって分かったんですか?うひぇーー?また同じ事を聞いてしまった……、俺、緊張していて……、あの……」
「どうぞこちらに……」
「は、はい!」
どうしよう?どうして俺達だと分かったのかという説明に納得がいかないとは言えない。待っている客は俺達とアキラママの3名である。占い師の勘というものだろうか。しかし、それには微笑みで返されて、彼女に案内されて、1番ブースに入った。
占いの店があるビルの前に到着した。ここの5階に店があるという。建物の入り口に看板があり、エレベーターで5階に上がった。そして、扉が開くと、シックな内装の店内が視界に広がった。
「ほお……。ムードがあるねーーー」
「そうだね。ここで待てるそうだよ」
「お洒落な椅子だねーー」
どっこいしょ。待合スペースになっているコーナーには3客の椅子があり、そこに座った。そばにはタブレットが5台置いてある棚があった。ここでも占いの予約が出来るそうだ。そして、今日の占い師の写真とプロフィールが書かれたポスターも貼られている。壁の照明は綺麗な装飾だ。時間になったら、ジュエルさんの個別ブースに入ることになる。
「えーっと、各入り口に写真と番号が載っているから、それを見て入るんだね。ジュエル先生は1番だね」
「まだ時間がある。座っていようね。ああ、待っている人が居るよ。あの人は占い師さんかな?」
奥の方から出て来た人を見つけた。シンプルな服装だ。そして、他のブースに入っている人も出てきた。その人の服装もシンプルだ。占い師の写真にあった人と同じである。
「あれ?みんなシンプルな服装だなーー。俺、お洒落しなくて良かったなーー」
「だから、スーツにネクタイ姿にすると言ったのか。僕は普通の格好なのに……」
「だって、着物を着て出てくるかも知れないだろーー。そしたら、こっちはスーツじゃないとね……」
「ああ、君の予想が当たった。ドレス姿の人がいるよ。俺もスーツの方が良かったかも知れない」
「ほお……。ふむふむ……。なんだか、うちのお母さんに似ているよ……」
どうしよう?俺の家族関係のことを占ってもらいたくなった。それには幼少期のトラウマを伝えることになるだろう。早瀬には聞かせたくない。俺も思い出したくない。しかし、祖母のことは聞いてみたい。今、どうしているかだ。
「あああ……。占いは、生きている人しか占えないよねーー」
「どうしたんだ?」
「おばあちゃんのことが思い浮かんだんだ。今頃、どうしているかなって……」
「君のそばに居るんじゃないのか?だから、思い浮かんだんだろう……」
「そうだねーー。あああ……」
どうしよう?待合スペースには奥にも椅子が置いてあり、なんと、先々月に出会ったアキラママとよく似た人が座っていた。ご本人だろうか。さっそく早瀬に小さな声で話しかけると、彼が振り向いた。アキラママに間違いなさそうだという。
「声をかけちゃいけないよね……。お店の悩みかな?それとも、恋の相談かな?」
「さあ、どうだろうね。なにかなーー?」
「へへへ。恋の相談だと良いね!やっぱり占いと言えば、そうなんじゃないかな?俺と裕理さんの相性も見てもらいたいなーー」
「ダメだと言われたらどうするつもりだ?」
「そんなことはないよーー。メエメエ……」
つんつん。早瀬の肩を突いてやった。そんなことをしていると、近くから声が掛かった。それはジュエルさんであり、10時になりますから、お席にどうぞと言われた。
「あああ……。どうして俺達だって分かったんですか?」
「今の時間の占い師は5名なんです。なので、そうかなと……」
「ああ、そうなんですか。ふむふむ。お、お、俺、悩み事がある感じでして!パートナーと来ました!あ、あ、あの、どうして俺達だって分かったんですか?うひぇーー?また同じ事を聞いてしまった……、俺、緊張していて……、あの……」
「どうぞこちらに……」
「は、はい!」
どうしよう?どうして俺達だと分かったのかという説明に納得がいかないとは言えない。待っている客は俺達とアキラママの3名である。占い師の勘というものだろうか。しかし、それには微笑みで返されて、彼女に案内されて、1番ブースに入った。
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