478 / 868
23-15
しおりを挟む
ほお。俺はそう頷き、月島さんの好みのタイプを頭にインプットした。大事なことである。良さそうな人が居たら紹介するためだ。もしかすると、結婚という形になるかも知れない。そうなれば、俺は仲人になれる。そして、俺はこれからもキシヤマ味噌のCMに起用され続けるというわけである。どうしよう?虎視眈々と何を狙っているというのか。
「あああ……。ここでも実父の考え方が出てしまった……」
「悠人君。早瀬さんは身体を洗い始めたよ。僕に下半身を見られなく無いそうだ。ははは、見ていたのは、グリーンの瞳なんだけどね」
「あああ……。ここにもカズさんのような人がいるなんて……」
「島川社長のことか。お元気だろうか」
「はい。とても元気です。この間なんか、恋をしている相手がいるというのに、別の男性のことを口説いていました。さらには……。うひぇ?」
「見てくれないのか?」
「何をですか?」
「これだ」
「ほお……」
月島さんがもう一度タオルを外して、下半身を見せてきた。別に怖くない。叫んだらみんな驚き、迷惑を掛けてしまう。いや、可愛らしく、キャーーなんて言ってみようか。いや、やめておく。
「悠人君。どうして何も言ってくれないんだ?」
「どうしてって……。別に、男同士ですし、男の下半身なんて見ても、反応のしようがありません。普通だし……」
「え?普通だって言うのか?これをか?」
「はい。特別変わった形状はしていないと思います。かつて、寮暮らしをしていたときに入っていた大浴場では変わった物を見たことがありますが、月島さんの物はごく普通といった感じで……。うひぇ?」
「しくしく、ぐすん……」
「月島さん。泣かないで下さい。あなたまで、どうしたんですか。普通の下半身ですよ。大丈夫ですよ」
「そうじゃないよ。当たり前だなんて言わないでくれ。これでも僕は自慢の下半身なんだ。誰が見たって驚いてくれるのに。ここにいるママなんて、マジカルダイナマイトーー!って叫んでくれたのに……」
「あああ……」
どうしよう?月島さんが落ち込んでいる。そして、俺はある疑問が浮かんだ。ママがそう叫んだということは、月島さんの下半身を見たことがあるということだ。どこでだ?どういう状況だったのか?そこで、俺は思い直した。一緒にこういう場所に来ていたというから、今日のような状況で見たのだろう。
そこで俺はある感想を述べておき、そして、湯船に浸かっている人の中に、アメリカ人のような人の後ろ姿を発見した。良いタイミングだ。
「月島さん。元気を出して下さい。あの人はアメリカ人ではありませんか?見たところ、そのようです」
「ああ、いたね。なるほど。茶色の髪の毛のようだ。でも、茶色でも良いんだよ。好きだからね。どんな人かな?」
「こっちを向かないかな?ほおーーーー」
バサーーー。
その男性が湯船から出るらしく、立ち上がった。そして、引き締まった肉体を拝見することが出来た。そこで、ママが目を輝かせて彼のことを見始めた。月島さんも目を輝かせている。さあ、こちらを振り向いた。隣の湯船に移動するようだ。温度別に分かれている。きっと熱くなったのだろう。
そして、彼が俺達の方を見た。目を細めている。そして、かなりな美形であることが分かった。背が高くて、なかなか良い体をしている。すると、連れの人が居たようで、彼の事を呼び止めていた。カップルだったのか。
「そうか。カップルなのかーーー」
「いいえ、そうでもないわよ。あの感じなら、友達同士ね!アタシには分かるのよ。月島君もそうでしょう?」
「ああ。僕は霊能者だから読み取れる。会社の同僚であり、友達という関係のようだ」
「うひぇーーー」
どうしよう?こんなことで霊能力を使うのか。俺が呆れていると、茶髪の男性が連れの男性から呼び止められた。そして、こそこそと囁かれた後、ここは男同士の出会いの場であると普通の声で説明を受けて、驚いた顔をした。このように、知らないで来る人も居るということか。
「……こそこそ。ユリウス。そういうことだ」
「……そうだったのか。いや、僕は男が好きだけどね。でも……」
「ほお……。日本語が流暢なんだなーー」
どうしよう?二人の会話は日本語だ。片方は日本人だと見えた。ママの好みだそうだ。そして、茶髪の男性ともコミュニケーションが取りやすいということが分かり、ママが手を振り始めた。一緒に話しても良いですか?と。すると、彼らが頷き、ママが俺達にかけ湯をさせた後、湯船に浸かり始めた。
「あああ……。ここでも実父の考え方が出てしまった……」
「悠人君。早瀬さんは身体を洗い始めたよ。僕に下半身を見られなく無いそうだ。ははは、見ていたのは、グリーンの瞳なんだけどね」
「あああ……。ここにもカズさんのような人がいるなんて……」
「島川社長のことか。お元気だろうか」
「はい。とても元気です。この間なんか、恋をしている相手がいるというのに、別の男性のことを口説いていました。さらには……。うひぇ?」
「見てくれないのか?」
「何をですか?」
「これだ」
「ほお……」
月島さんがもう一度タオルを外して、下半身を見せてきた。別に怖くない。叫んだらみんな驚き、迷惑を掛けてしまう。いや、可愛らしく、キャーーなんて言ってみようか。いや、やめておく。
「悠人君。どうして何も言ってくれないんだ?」
「どうしてって……。別に、男同士ですし、男の下半身なんて見ても、反応のしようがありません。普通だし……」
「え?普通だって言うのか?これをか?」
「はい。特別変わった形状はしていないと思います。かつて、寮暮らしをしていたときに入っていた大浴場では変わった物を見たことがありますが、月島さんの物はごく普通といった感じで……。うひぇ?」
「しくしく、ぐすん……」
「月島さん。泣かないで下さい。あなたまで、どうしたんですか。普通の下半身ですよ。大丈夫ですよ」
「そうじゃないよ。当たり前だなんて言わないでくれ。これでも僕は自慢の下半身なんだ。誰が見たって驚いてくれるのに。ここにいるママなんて、マジカルダイナマイトーー!って叫んでくれたのに……」
「あああ……」
どうしよう?月島さんが落ち込んでいる。そして、俺はある疑問が浮かんだ。ママがそう叫んだということは、月島さんの下半身を見たことがあるということだ。どこでだ?どういう状況だったのか?そこで、俺は思い直した。一緒にこういう場所に来ていたというから、今日のような状況で見たのだろう。
そこで俺はある感想を述べておき、そして、湯船に浸かっている人の中に、アメリカ人のような人の後ろ姿を発見した。良いタイミングだ。
「月島さん。元気を出して下さい。あの人はアメリカ人ではありませんか?見たところ、そのようです」
「ああ、いたね。なるほど。茶色の髪の毛のようだ。でも、茶色でも良いんだよ。好きだからね。どんな人かな?」
「こっちを向かないかな?ほおーーーー」
バサーーー。
その男性が湯船から出るらしく、立ち上がった。そして、引き締まった肉体を拝見することが出来た。そこで、ママが目を輝かせて彼のことを見始めた。月島さんも目を輝かせている。さあ、こちらを振り向いた。隣の湯船に移動するようだ。温度別に分かれている。きっと熱くなったのだろう。
そして、彼が俺達の方を見た。目を細めている。そして、かなりな美形であることが分かった。背が高くて、なかなか良い体をしている。すると、連れの人が居たようで、彼の事を呼び止めていた。カップルだったのか。
「そうか。カップルなのかーーー」
「いいえ、そうでもないわよ。あの感じなら、友達同士ね!アタシには分かるのよ。月島君もそうでしょう?」
「ああ。僕は霊能者だから読み取れる。会社の同僚であり、友達という関係のようだ」
「うひぇーーー」
どうしよう?こんなことで霊能力を使うのか。俺が呆れていると、茶髪の男性が連れの男性から呼び止められた。そして、こそこそと囁かれた後、ここは男同士の出会いの場であると普通の声で説明を受けて、驚いた顔をした。このように、知らないで来る人も居るということか。
「……こそこそ。ユリウス。そういうことだ」
「……そうだったのか。いや、僕は男が好きだけどね。でも……」
「ほお……。日本語が流暢なんだなーー」
どうしよう?二人の会話は日本語だ。片方は日本人だと見えた。ママの好みだそうだ。そして、茶髪の男性ともコミュニケーションが取りやすいということが分かり、ママが手を振り始めた。一緒に話しても良いですか?と。すると、彼らが頷き、ママが俺達にかけ湯をさせた後、湯船に浸かり始めた。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる