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さっきの番組が終わった。次は何があるのかな?と、ダラダラしながら画面を観ていると、お馴染みのオープニングテーマ曲が流れて起き上がった。月夜のレンジャーだ。普段は木曜の夕方に放送しているのに、どうして今からあるのだろう。
「冬休みスペシャルだそうだよ。先月分をまとめて放送だ……」
「やったーー!先々週のやつを見逃したし」
「君にしては珍しく録画も忘れていたね。どうして?」
「あ……」
どうしよう?早瀬の誕生日前日だったから、ドキドキして落ち着かなかったからだ。プレゼントを渡すタイミングや外食中の話題など、カッコいい男でいたいと計画を練っていた。しかし、当日を振り返ると、見事に普段通りだった。あの恥ずかしさ思い出して顔が熱くなった。誤魔化しておこう。ちょうどいいことに、この番組の主題歌は佐久弥が歌っている。
「これは佐久弥のソロ活動の楽曲だよー」
「……先月からだよね?」
「うん。ディアドロップのイメージと違うよね?哀しいイメージがするから。こっちは面白いよ。俺、ソロも好きだなあ」
「……なるほど。ディアドロップは妖艶なイメージも押し出しているだろう。女性ファン層を意識している面もあるそうだ」
「ふむふむ。だから年齢のサバを読んでたのかな?」
「あれはミスらしいぞ?」
「そうなんだ?」
よかった。なんとか誤魔化せたようだ。心置きなく画面のほうに集中した。
真剣に観ていると、ニットの隙間から冷たい空気が流れ込んできた。寒くないはずなのに。毛布を取りたいが、CMに移るまで我慢した。ちょうどいいところだ。
「おおーー、ブルーーキック!」
「ゆうとくーん、こっちにおいで」
「うん!いっけーー!」
「はいはい」
「んん……、なんか……」
「ブルーが倒れそうだぞ?」
「ええーー、マジで?わわわっ」
「レッドが登場したぞーー?」
「おおーー。あ……、なんか……」
さっきからくすぐったい。早瀬が何かしているようだ。放っておいて、これが終わった後で珈琲を淹れてこようと思った。すると、ラストシーンが終了した。次の回が始まるまでに珈琲を用意しようと思って起き上がろうとすると、視界がグラついた。すると、早瀬の肩越しに天井が見えた。寝転がった状態になっている。しかも、彼から熱っぽい目で見つめられている。
「わわわっ」
「ゆうとくーん、油断大敵だぞー?」
「珈琲を……」
「ビーフシチューを食べさせてあげるから。先に味見をする」
「あああ……」
せっかく月夜のレンジャーが放送されているのに、それどころではなくなった。すでに半分ぐらい、服を脱がされている。本格的に食べたくなった。そんなことを言い出した男の身体を押しのけた。
「もう、やめてよーー。昨夜、しただろーー」
「今日はゆっくりするんだろう?」
「そういう意味じゃないから!」
「手早くしたら不満そうなのに?時間が短い時は、毛布をかぶって寝ているくせに」
「ワー、ワー、ワー!」
これ以上の軽口を許すと、さらなるエロ発言が飛び出してくる。この人は黙っている方がいい。
「冬休みスペシャルだそうだよ。先月分をまとめて放送だ……」
「やったーー!先々週のやつを見逃したし」
「君にしては珍しく録画も忘れていたね。どうして?」
「あ……」
どうしよう?早瀬の誕生日前日だったから、ドキドキして落ち着かなかったからだ。プレゼントを渡すタイミングや外食中の話題など、カッコいい男でいたいと計画を練っていた。しかし、当日を振り返ると、見事に普段通りだった。あの恥ずかしさ思い出して顔が熱くなった。誤魔化しておこう。ちょうどいいことに、この番組の主題歌は佐久弥が歌っている。
「これは佐久弥のソロ活動の楽曲だよー」
「……先月からだよね?」
「うん。ディアドロップのイメージと違うよね?哀しいイメージがするから。こっちは面白いよ。俺、ソロも好きだなあ」
「……なるほど。ディアドロップは妖艶なイメージも押し出しているだろう。女性ファン層を意識している面もあるそうだ」
「ふむふむ。だから年齢のサバを読んでたのかな?」
「あれはミスらしいぞ?」
「そうなんだ?」
よかった。なんとか誤魔化せたようだ。心置きなく画面のほうに集中した。
真剣に観ていると、ニットの隙間から冷たい空気が流れ込んできた。寒くないはずなのに。毛布を取りたいが、CMに移るまで我慢した。ちょうどいいところだ。
「おおーー、ブルーーキック!」
「ゆうとくーん、こっちにおいで」
「うん!いっけーー!」
「はいはい」
「んん……、なんか……」
「ブルーが倒れそうだぞ?」
「ええーー、マジで?わわわっ」
「レッドが登場したぞーー?」
「おおーー。あ……、なんか……」
さっきからくすぐったい。早瀬が何かしているようだ。放っておいて、これが終わった後で珈琲を淹れてこようと思った。すると、ラストシーンが終了した。次の回が始まるまでに珈琲を用意しようと思って起き上がろうとすると、視界がグラついた。すると、早瀬の肩越しに天井が見えた。寝転がった状態になっている。しかも、彼から熱っぽい目で見つめられている。
「わわわっ」
「ゆうとくーん、油断大敵だぞー?」
「珈琲を……」
「ビーフシチューを食べさせてあげるから。先に味見をする」
「あああ……」
せっかく月夜のレンジャーが放送されているのに、それどころではなくなった。すでに半分ぐらい、服を脱がされている。本格的に食べたくなった。そんなことを言い出した男の身体を押しのけた。
「もう、やめてよーー。昨夜、しただろーー」
「今日はゆっくりするんだろう?」
「そういう意味じゃないから!」
「手早くしたら不満そうなのに?時間が短い時は、毛布をかぶって寝ているくせに」
「ワー、ワー、ワー!」
これ以上の軽口を許すと、さらなるエロ発言が飛び出してくる。この人は黙っている方がいい。
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