【完結】29歳で「売れ残り」とお見合い勧告されましたが、裏では最強のアルファ部長が「運命だ」と逃がしてくれません

Marine

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④※

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 熱い。
 肌が触れ合った太腿の内側から、火傷しそうなほどの熱量が伝わってくる。
 
 震える手で、自身の後孔に彼の陰茎をあてがった。
 ヌルリ、と指が滑る。

……え? こんなに?

​ 驚くほど濡れていた。
 いくら開発されたからって、あてがうだけでこんなに溢れてくるなんて。
 恥ずかしさと、それを上回る昂ぶりで頭がどうにかなりそうだ。

​「……っん」

​ 俺は彼の方に手をつくと、ゆっくりと腰を沈めた。

 後孔を押し広げていくときに、気持ちよくて……泣いているみたいに、声が震えて高ぶってしまう。

「ひ、ぁ……っ、んんぅ……! あっ、入って…んぅ……ッ」

 自らを差し貫いていく楔は、大きくて長くて、でもそれを中が覚えている。
 ここまでほしい、と最奥が疼いて、切ない。
 ゆっくり入れていって、そこまで届いたとき、あまりの大きさに、快感と苦しさで、息を細く吐いた。

「……はぁっ、ぜんぶ……」

 腹をそっと手で撫でた。
 そこに彼のものが、ずんっと重く収まっているのがわかる。

――うそ……こんなとこまで……入ってる……。

「……っ、いいぞ……ゆっくり、奥だけを刺激してみろ」

 低い声が耳に届いて、背筋を這い上がる。
 俺は、快感に煮える頭で腰を振った。

「お、く……だめ、……っ、あ、……ぁ……」
 
 くりくりと擦り付けると、奥のしこりが気持ちよくて、堪らない。

「……凄く……いい、眺めだ……」

 下から手が伸びてきて、埋まっている胸の突起を、優しく起こすようにノックした。

「……ひゃっ…ぁ」

 それだけで、乳首は立ち上がって、張りつめてしまう。
 彼の指が、それをきゅっとつまんだ。
 先端を弄られると、堪らない衝動が駆け下りていって――彼のペニスに、奥をこすりつける。

 腹の深いところが熱い。
 奥から何かが湧き出してくるような快感。
 怖いのに、腰が止まらない。
 
 ​「ッあ、は……っ! あ、あ……、イ、く……ッ、んああぁッ……!」

 絶頂と共に、彼の顔にパタタッと白い雫が飛んだ。

「ん……ぁ……はぁ……っ……」

 俺は余韻で陶然としながら桐生部長を見下ろしていた。
 俺のペニスから出た精液が、彼の引き締まった下腹を汚している。
 彼は舌を伸ばして唇にかかった蜜を舐めると、ふっと笑った。

――あっ、しまった。

 俺の目の前で、男は雄に変わっていった。

 そして、視界がぐるりと反転し、俺の背はシーツにぴたりとついた。

「そこでイってたらダメだ。もっと奥でイかないとな」

 繋がったまま、俺を押し倒した雄は、にやりと笑った。
 太い陰茎が、中でゴリっと動く。

「ひゃ……ぁん」

 乳首がじゅっ、と音を立てて吸われた。

​「ん、っ、ぁ、あっ!」

​ 強い力で吸い上げられる。子宮の奥がひきつるように収縮する。
 そこを狙ったように、彼が腰を打ち付けてくる。
 快感の、逃げ場が、ない。

​「あ、あ、だめ、そんな……吸っ、たら……!」
「はっ、……美味い……」

​ 彼は一度口を放した。銀糸が俺の胸と彼の唇を繋ぐ。

​「……お前の肌……甘いな、渉……っ」
「っ、味っ、いわな、いで……」
「……お前の全てを、味わうのが……っ、俺の特権、だ……」

​ 反対側の突起に、今度は優しく舌が這う。
 舐め転がすように……それだけで、また腹の奥から熱いものが湧き上がってくる。

​「……すごいな。こんなに溢れて……」
「んぁ……っ、あきらさんのせいで……っ」
「ああ、俺のせいだ。だから……もっと、淫乱にしてやる……っ」

 胸を弄られながら、長い陰茎を抜き差しされて……何度も、何度も、絶頂、し続けた。
 とろとろになった耳に、彼の声が響いた。

「中に、出すぞ」

 ふっと目を開けると、かすんだ視界に彼の手があって、髪をそっと撫でつけられた。
 金色の美しい瞳。

「わたる、愛してる……」

 その言葉と同時に中に熱い液体が迸る。
 射精が終わって、俺を抱きしめながら、彼はぽつりと言った。

「俺が犬だったらな……ずっとお前の中に注ぎ続けられるのに」

 俺は手を伸ばして彼の頬に触れて、キスをねだった。
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