4 / 7
第4話 キャラメイキング③
しおりを挟む
「そうですね、少し急ぎましょう。次は種族を設定してください」
「種族? じゃあ、精霊族のランダムでお願いします」
「えっ…ランダムで本当にいいんですか?! ランダムだと後でやり直しできませんよ?」
そうなんだ、それは知らなかった。…まぁ、別にそれで変えようとは思わないけど。
「いいのいいの。だから、早く結果を教えて」
「承知いたしました。……えぇっと、結果は…植物です!! おめでとうございます!! この属性は超激レアな属性として設定されていて、特殊属性の一つとなっています」
特殊属性? へぇ~そんなのがあるんだ。他の特殊属性は何だろう? 重力とかかなぁ…?? 楽しみにしていようっと。
「そうなんですね。あってほしいなとは思ってましたが、本当にあるとは思いませんでした」
「それは、つまり植物属性がほしかったということですね。この属性だと種族は精霊族(ドリアード)となります。種族スキルは【浮遊】【採取】【栽培】【植物魔術】【精霊術 (植物)】【眷属化(※精霊限定)】【精霊眼】【魔力感知】です。…あっ、この種族は激レアなので称号をお渡ししておきますね」
えっ…また称号!?
『称号【最初の植物精霊】を獲得しました』
また称号獲得したけど、これで今何個目だっけ? えっと確か、シーアさんを名付けた時に三つ獲得してたはずだから…これで4個ってことかな。そうだとすると…私の称号獲得のスピードって、早すぎない?!
「…では次ですが、職業は本業《メインジョブ》と副業の両方を設定してください」
…って、えぇっ?! そこ、そのままスルーする!? まぁ、詳細は後で分かるだろうし、それに今はそれどころじゃないからいっか。それにしても、次に選ぶのは職業か…。職業は本業と副業の二つがあるんだよね。えぇっと…あったあった、本業は《従魔士》で…。あっ…こっちもあった、副業は《調合士》っと。
「これでお願いします」
「承知いたしました。あっ…只今、種族の影響で本業《メインジョブ》の方が変化したので、詳細を後で確認しておいてください。では、スキル選択をします。基礎スキル, 戦闘スキル, 補助スキルからそれぞれ5個と、生産等その他のスキルから10個選んでください。種族とを決めた時に【浮遊】【採取】【栽培】【植物魔術】【精霊術 (植物)】【眷属化(※精霊限定)】【精霊眼】【魔力感知】が種族スキルに、【契約《コントラクト》】(※旧【従属化】)【指示】(※旧【調教】)【スキル共有】【念話】【調合】がジョブスキルに選択されているため、それらのスキルは除外しておきました。あ、別に今全部選ぶ必要はないですからね(苦笑)」
…ん?? さっき選んだ職業に含まれている職業スキルの一部がなくなってる!! それも聞き覚えのないスキルが入ってるし。まさか、変化したっていうのが原因…?
「分かりました、ありがとうございます。…あれ、そういえば【契約】と【指示】ってスキル、さっき選んだ職業のスキルにありませんでしたよね? それが今さっき言ってた、職業が変化したことが原因でスキルも変化したってことでしょうか?」
「そうです、よく分かりましたね。変化した職業は《従魔士》で、変化後は《契約士》となりました。簡単に言えば、《従魔師》や《召喚士》《精霊契約士》等の契約系スキル持ちの職業の上位互換といったところではありますが、その詳細はチュートリアルでお伝えいたします。それと、称号をお渡ししておきますね」
えぇっ…!? ま、またぁ!?
『称号【最初の契約士】を獲得しました』
はぁ…またまた称号を獲得しちゃった。…にしても、めっちゃ運良いな私。契約系スキル持ちの職業の上位互換ってことは、契約できる種族対象の制限がないってことじゃん。私、超ラッキー♪
…って、それどころじゃない。スキル決めなくっちゃ。えぇっと…選ぶスキルの数は、基礎スキルが5個, 戦闘スキルが4個, 補助スキルが5個, 生産含むその他のスキルが5個だよね。まずは基礎スキルを決めようっと。…【生命感知】と【隠形】、それと【鑑定】。…あとは【地図】と【生活魔法】。…基礎スキルはこれでOK。次は戦闘スキル。まず【弓術】と【魔弓術】は確定。後の3個は…【土魔法】と【水魔法】、それと【風魔法】にしようっと。今度は補助スキル。まず【器用値上昇(小)】【敏捷値上昇(小)】【幸運値上昇(小)】は確定でしょ。他には…【筋力値上昇(小)】と【命中率上昇(小)】にしよう。じゃあ、最後の生産含むその他のスキル。まず、【伐採】と【細工】それと【錬金】、あとは…【集中】、これで4個は決定、残り6個。あとは…【裁縫】【染色】【機織】【言語】【採掘】、これで9個決定。あと1個は何にしよう? …ん、一番下に→がある。何だろ? 次ページのボタンかな? 押してみようっと。あ、予想通り次ページのボタンだった(笑) えぇっと…このページに耐性系スキルがあったんだ。全部「(小)」って付いてるけど、一応あるんだね。隠し要素ってやつかな? あっ、【環境耐性(小)】っていうのがある!! 環境とか温度に関する耐性系はやっぱり全部網羅されている方が来てすぐは楽だよね♪ デメリットとして他の耐性系スキルよりレベルアップが遅いとかはあるかもしれないけど、それくらいで済むならいっか。最後の1個はこれにしようっと。
「決定しました。これでお願いします」
「承知いたしました。…あ、プレイヤー初の統合スキルが生まれていますね。称号をお渡ししておきます。」
えっ、プレイヤー初の統合スキルって…どういうこと!?
『称号【初の統合スキル獲得者】を獲得しました』
『称号【最初の服飾士】を獲得しました』
はぁ~もうか…ついさっき5個目を獲得したばっかりなのに、もう6個目と7個目を獲得かぁ…。っていうか、もう7個目の称号獲得って…。さすがにこれはバグかチートを疑われるレベルの異常さだとは思うけど、とりあえず考えないでおこう(諦め)
「種族? じゃあ、精霊族のランダムでお願いします」
「えっ…ランダムで本当にいいんですか?! ランダムだと後でやり直しできませんよ?」
そうなんだ、それは知らなかった。…まぁ、別にそれで変えようとは思わないけど。
「いいのいいの。だから、早く結果を教えて」
「承知いたしました。……えぇっと、結果は…植物です!! おめでとうございます!! この属性は超激レアな属性として設定されていて、特殊属性の一つとなっています」
特殊属性? へぇ~そんなのがあるんだ。他の特殊属性は何だろう? 重力とかかなぁ…?? 楽しみにしていようっと。
「そうなんですね。あってほしいなとは思ってましたが、本当にあるとは思いませんでした」
「それは、つまり植物属性がほしかったということですね。この属性だと種族は精霊族(ドリアード)となります。種族スキルは【浮遊】【採取】【栽培】【植物魔術】【精霊術 (植物)】【眷属化(※精霊限定)】【精霊眼】【魔力感知】です。…あっ、この種族は激レアなので称号をお渡ししておきますね」
えっ…また称号!?
『称号【最初の植物精霊】を獲得しました』
また称号獲得したけど、これで今何個目だっけ? えっと確か、シーアさんを名付けた時に三つ獲得してたはずだから…これで4個ってことかな。そうだとすると…私の称号獲得のスピードって、早すぎない?!
「…では次ですが、職業は本業《メインジョブ》と副業の両方を設定してください」
…って、えぇっ?! そこ、そのままスルーする!? まぁ、詳細は後で分かるだろうし、それに今はそれどころじゃないからいっか。それにしても、次に選ぶのは職業か…。職業は本業と副業の二つがあるんだよね。えぇっと…あったあった、本業は《従魔士》で…。あっ…こっちもあった、副業は《調合士》っと。
「これでお願いします」
「承知いたしました。あっ…只今、種族の影響で本業《メインジョブ》の方が変化したので、詳細を後で確認しておいてください。では、スキル選択をします。基礎スキル, 戦闘スキル, 補助スキルからそれぞれ5個と、生産等その他のスキルから10個選んでください。種族とを決めた時に【浮遊】【採取】【栽培】【植物魔術】【精霊術 (植物)】【眷属化(※精霊限定)】【精霊眼】【魔力感知】が種族スキルに、【契約《コントラクト》】(※旧【従属化】)【指示】(※旧【調教】)【スキル共有】【念話】【調合】がジョブスキルに選択されているため、それらのスキルは除外しておきました。あ、別に今全部選ぶ必要はないですからね(苦笑)」
…ん?? さっき選んだ職業に含まれている職業スキルの一部がなくなってる!! それも聞き覚えのないスキルが入ってるし。まさか、変化したっていうのが原因…?
「分かりました、ありがとうございます。…あれ、そういえば【契約】と【指示】ってスキル、さっき選んだ職業のスキルにありませんでしたよね? それが今さっき言ってた、職業が変化したことが原因でスキルも変化したってことでしょうか?」
「そうです、よく分かりましたね。変化した職業は《従魔士》で、変化後は《契約士》となりました。簡単に言えば、《従魔師》や《召喚士》《精霊契約士》等の契約系スキル持ちの職業の上位互換といったところではありますが、その詳細はチュートリアルでお伝えいたします。それと、称号をお渡ししておきますね」
えぇっ…!? ま、またぁ!?
『称号【最初の契約士】を獲得しました』
はぁ…またまた称号を獲得しちゃった。…にしても、めっちゃ運良いな私。契約系スキル持ちの職業の上位互換ってことは、契約できる種族対象の制限がないってことじゃん。私、超ラッキー♪
…って、それどころじゃない。スキル決めなくっちゃ。えぇっと…選ぶスキルの数は、基礎スキルが5個, 戦闘スキルが4個, 補助スキルが5個, 生産含むその他のスキルが5個だよね。まずは基礎スキルを決めようっと。…【生命感知】と【隠形】、それと【鑑定】。…あとは【地図】と【生活魔法】。…基礎スキルはこれでOK。次は戦闘スキル。まず【弓術】と【魔弓術】は確定。後の3個は…【土魔法】と【水魔法】、それと【風魔法】にしようっと。今度は補助スキル。まず【器用値上昇(小)】【敏捷値上昇(小)】【幸運値上昇(小)】は確定でしょ。他には…【筋力値上昇(小)】と【命中率上昇(小)】にしよう。じゃあ、最後の生産含むその他のスキル。まず、【伐採】と【細工】それと【錬金】、あとは…【集中】、これで4個は決定、残り6個。あとは…【裁縫】【染色】【機織】【言語】【採掘】、これで9個決定。あと1個は何にしよう? …ん、一番下に→がある。何だろ? 次ページのボタンかな? 押してみようっと。あ、予想通り次ページのボタンだった(笑) えぇっと…このページに耐性系スキルがあったんだ。全部「(小)」って付いてるけど、一応あるんだね。隠し要素ってやつかな? あっ、【環境耐性(小)】っていうのがある!! 環境とか温度に関する耐性系はやっぱり全部網羅されている方が来てすぐは楽だよね♪ デメリットとして他の耐性系スキルよりレベルアップが遅いとかはあるかもしれないけど、それくらいで済むならいっか。最後の1個はこれにしようっと。
「決定しました。これでお願いします」
「承知いたしました。…あ、プレイヤー初の統合スキルが生まれていますね。称号をお渡ししておきます。」
えっ、プレイヤー初の統合スキルって…どういうこと!?
『称号【初の統合スキル獲得者】を獲得しました』
『称号【最初の服飾士】を獲得しました』
はぁ~もうか…ついさっき5個目を獲得したばっかりなのに、もう6個目と7個目を獲得かぁ…。っていうか、もう7個目の称号獲得って…。さすがにこれはバグかチートを疑われるレベルの異常さだとは思うけど、とりあえず考えないでおこう(諦め)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
聖女のはじめてのおつかい~ちょっとくらいなら国が滅んだりしないよね?~
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女メリルは7つ。加護の権化である聖女は、ほんとうは国を離れてはいけない。
「メリル、あんたももう7つなんだから、お使いのひとつやふたつ、できるようにならなきゃね」
と、聖女の力をあまり信じていない母親により、ひとりでお使いに出されることになってしまった。
聖女の私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
重田いの
ファンタジー
聖女である私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
あのお、私はともかくお父さんがいなくなるのは国としてマズイと思うのですが……。
よくある聖女追放ものです。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる