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Scene04 あおはる
76 悪夢の王
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「よし!いちにのぽかんで忘れさせよう!」
華織がポケットからトンカチを出す。
「それはあかんヤツ」
やんちゃそうな男子生徒がそれを止める。
「……斎藤建士。
来てたんだね」
「俺は皆勤賞だぞ」
やんちゃそうな男子がそういうと華織が舌を出して笑う。
「そうでしたー」
「んじゃ、ぽかんするね」
「いや、死ぬから」
「思いっきりするから大丈夫」
「マジか?」
「会心の一撃打つよ」
「いや、死ぬぞ」
「こうかはばつぐんだー」
華織がケラケラ笑う。
「おまえ、性格怖いぞ」
「てへぺろ」
「おまえ猟奇的だな?」
「……えへ」
華織の言葉に十三がため息を吐きながら現れる。
「……華織さん、しばらく部活内でおにぎりパン作るの禁止ね」
「えー?
おにぎりパン限定?ジャムパンならいいんですかー?」
華織がいたずらっぽく言う。
「いいよ」
「え?」
「おにぎりパン以外の料理は上手だからね」
「うー、おにぎりパン頑張る……」
「おにぎりパン……あれは悪夢の王よりも悪夢だ」
分雨は意識を取り戻した。
華織がポケットからトンカチを出す。
「それはあかんヤツ」
やんちゃそうな男子生徒がそれを止める。
「……斎藤建士。
来てたんだね」
「俺は皆勤賞だぞ」
やんちゃそうな男子がそういうと華織が舌を出して笑う。
「そうでしたー」
「んじゃ、ぽかんするね」
「いや、死ぬから」
「思いっきりするから大丈夫」
「マジか?」
「会心の一撃打つよ」
「いや、死ぬぞ」
「こうかはばつぐんだー」
華織がケラケラ笑う。
「おまえ、性格怖いぞ」
「てへぺろ」
「おまえ猟奇的だな?」
「……えへ」
華織の言葉に十三がため息を吐きながら現れる。
「……華織さん、しばらく部活内でおにぎりパン作るの禁止ね」
「えー?
おにぎりパン限定?ジャムパンならいいんですかー?」
華織がいたずらっぽく言う。
「いいよ」
「え?」
「おにぎりパン以外の料理は上手だからね」
「うー、おにぎりパン頑張る……」
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分雨は意識を取り戻した。
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