101 / 186
Scene05 かなしみよこんにちわ
101 おにぎりパンの悪夢
しおりを挟む
「なに?流石の私も傷つきすぎてチビリそうなんだけど?」
華織が涙目になる。
「先輩、これ美味しいです」
「なに?お姉さんを傷つけてそんなに……って?え?」
「八宮さん、これ美味しいよ」
「え?え?え?」
凰の言葉に華織の頭の処理が追いつかない。
「でもこれ……」
「これはね。
ドライカレーをパン生地で包んで、油で上げたの!」
恋次と凰にはわかっている。
これがカレーパンなのだと。
でも思ったのだ。
おにぎりパンにゴールを見せたら……
もしかしたらおにぎりパンの悪夢から逃げれるのではないかと……
「マジで美味いぞ!
このカレーパン」
突然現れた健士が言う。
恋次は生まれてはじめて人を殴ろうかと思った。
「カレーパン?」
華織の顔が鬼になる。
それはそれは怖い鬼に……
それは悲しみの世界。
それは絶望の世界。
それは恐怖のみが支配する世界。
「恋次君、凰君。
お腹空かない?」
「あ、晩御飯の時間だ」
凰はそう言って逃げた。
「え?」
恋次は目を疑う。
なぜならそれよりも先に、健士がいなくなっていたからだ。
「今夜は寝かさないよ」
「……大人の世界?」
「いいよ。お姉さんが教えてあげる」
「え?」
「足腰が立たなくなるくらいおにぎりパンを作ってア・ゲ・ル!」
「いやあああああああ!!!」
恋次はその日生まれてはじめておにぎりパンでお腹を壊した。
華織が涙目になる。
「先輩、これ美味しいです」
「なに?お姉さんを傷つけてそんなに……って?え?」
「八宮さん、これ美味しいよ」
「え?え?え?」
凰の言葉に華織の頭の処理が追いつかない。
「でもこれ……」
「これはね。
ドライカレーをパン生地で包んで、油で上げたの!」
恋次と凰にはわかっている。
これがカレーパンなのだと。
でも思ったのだ。
おにぎりパンにゴールを見せたら……
もしかしたらおにぎりパンの悪夢から逃げれるのではないかと……
「マジで美味いぞ!
このカレーパン」
突然現れた健士が言う。
恋次は生まれてはじめて人を殴ろうかと思った。
「カレーパン?」
華織の顔が鬼になる。
それはそれは怖い鬼に……
それは悲しみの世界。
それは絶望の世界。
それは恐怖のみが支配する世界。
「恋次君、凰君。
お腹空かない?」
「あ、晩御飯の時間だ」
凰はそう言って逃げた。
「え?」
恋次は目を疑う。
なぜならそれよりも先に、健士がいなくなっていたからだ。
「今夜は寝かさないよ」
「……大人の世界?」
「いいよ。お姉さんが教えてあげる」
「え?」
「足腰が立たなくなるくらいおにぎりパンを作ってア・ゲ・ル!」
「いやあああああああ!!!」
恋次はその日生まれてはじめておにぎりパンでお腹を壊した。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる