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Scene05 かなしみよこんにちわ
103 寂しがりな花
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「型落ちして売れないものは俺が一時保管してんだ」
「そ、そうなのですか?」
「ってことで家上がってけよ」
「あ、はい」
「ってことで親父。
コイツにギター渡すけどいいか?」
分雨がそういって分雨の父親に言う。
「おう!あ、でも金は取るなよ」
「わかってるって」
恋次は倉庫に入る。
「ギターがいっぱいありますね」
「ああ、ベースもあるぞ」
「凄いですね」
「好きなの選んでいいぞ」
「え?」
「型落ちとかで売れないやつは寄付しているんだ」
「そ、そうなのですか……?
でも仕入れとかでお金とかかかっているんじゃ……?」
「まぁ、そうだけど。
基本ウチのギターは手作りなんだ。
強いていれば素材の仕入れ値がかかるがそこは気にするな」
「あ、はい」
恋次はふと1本のギターに目が行く。
「その顔……決まったようだな」
「これは?」
恋次はそういってギターを持ち上げる。
「その子は、20年以上貰い手がないギターなのよ」
そういって分雨の母親が現れる。
「あ、大切なギターな感じですね」
「貰ってくれるのなら嬉しいけど。
どうして大切だと思ったのかしら?」
「いえ、なんとなくです。
オーラというかなんていうか……
他のギターとは少し違うなって思いまして……」
「ふふ……」
分雨の母親が小さく笑う。
「???」
恋次は首を傾げる。
「恋次おまえは凄いよ」
「どうしてです?」
「このギターはな20年間誰にも見向きをされていない。
なのにおまえは一目惚れをした」
「はい」
「まぁ細かいことは気にするな!
このギターをお前に託す。
これから軽くメンテして明日部室で渡す。
その時にチューニングの仕方とか教える」
「あ、ありがとうございます!」
恋次はワクワクした。
明日が楽しみになった。
「そ、そうなのですか?」
「ってことで家上がってけよ」
「あ、はい」
「ってことで親父。
コイツにギター渡すけどいいか?」
分雨がそういって分雨の父親に言う。
「おう!あ、でも金は取るなよ」
「わかってるって」
恋次は倉庫に入る。
「ギターがいっぱいありますね」
「ああ、ベースもあるぞ」
「凄いですね」
「好きなの選んでいいぞ」
「え?」
「型落ちとかで売れないやつは寄付しているんだ」
「そ、そうなのですか……?
でも仕入れとかでお金とかかかっているんじゃ……?」
「まぁ、そうだけど。
基本ウチのギターは手作りなんだ。
強いていれば素材の仕入れ値がかかるがそこは気にするな」
「あ、はい」
恋次はふと1本のギターに目が行く。
「その顔……決まったようだな」
「これは?」
恋次はそういってギターを持ち上げる。
「その子は、20年以上貰い手がないギターなのよ」
そういって分雨の母親が現れる。
「あ、大切なギターな感じですね」
「貰ってくれるのなら嬉しいけど。
どうして大切だと思ったのかしら?」
「いえ、なんとなくです。
オーラというかなんていうか……
他のギターとは少し違うなって思いまして……」
「ふふ……」
分雨の母親が小さく笑う。
「???」
恋次は首を傾げる。
「恋次おまえは凄いよ」
「どうしてです?」
「このギターはな20年間誰にも見向きをされていない。
なのにおまえは一目惚れをした」
「はい」
「まぁ細かいことは気にするな!
このギターをお前に託す。
これから軽くメンテして明日部室で渡す。
その時にチューニングの仕方とか教える」
「あ、ありがとうございます!」
恋次はワクワクした。
明日が楽しみになった。
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