いけめんほいほい

はらぺこおねこ。

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Scene05 かなしみよこんにちわ

109 シミ

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カレーうどんを食べた恋次。
その感想は、ただ一言……

「美味しい」

「だろ?
 私、料理するのが好きなんだ」

「そっか。
 いいお嫁さんになれるね」

「貰い手がない気もするけど」

「そんなことないと思うけどな」

「まぁ、この話は置いておいてうどん食え!
 伸びるぞ!」

「うん」

恋次はカレーうどんを食べる。
でも恋次はまだ子供。

カレーうどんのカレーを飛ばさずに食べるすべを持たない。

制服の白いシャツにカレーが飛んだ。

「あーあー」

菜花が笑う。
でも菜花も油断した。
カレーうどんのうどんをスープに落としてしまった。

恋次の服にカレーのしずくが飛ぶ。
菜花の制服にもしずくが飛ぶ。

「あははは」

恋次は笑う。

「シミになる前に洗おう!」

菜花は恋次の服に手を当てる。
恋次はそっと菜花のシャツに指をさす。

「菜花さんのもシミになるよ」

「私のはいいから……」

「大丈夫、下着姿になれって行ってないから。
 上着持ってくるから待っていて」

恋次はそう言って自分の部屋に行き。
適当なTシャツを持って菜花に渡した。

「あ、ありがとう」

「じゃ、後ろ見とくね」

「うん」

シャツを脱ぐ音が恋次の耳に入る。
その音だけで何故か恋次の鼓動が早くなる。

「……」

「着替えたよ。
 恋次も脱いで」

「うん」

恋次はシャツを脱いだ。


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