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Scene06 青春してますか?
151 大人の階段登る
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「泣いているの?」
水面がそっと恋次に声をかける。
「水面さん?
いや、泣いてないよ」
恋次は涙を拭う。
「そう?」
「水面さんはどうしてここに?
退院したんじゃないの?」
「家にいても暇だし……来ちゃった」
「来ちゃったか。
エッチでもする?」
恋次は冗談でいったつもりだった。
「いいよ。
勝負下着つけてきたし」
「え?」
恋次は戸惑う。
「お風呂も入ったし。
準備満タンだよ!
私、エッチしたことないけど頑張るよ」
「いいの?」
恋次は緊張する。
経験したことのない緊張。
童貞を捨てれる。
ずっと憧れだったセックス。
でも、こんなノリで解決していいのか?
こんな簡単なのか?
そう思った。
「いいよ」
水面が目を閉じる。
恋次にはキスの合図なんだと思った。
恋次も目を閉じる。
そして重なる唇。
水面をそっとベッドに押し倒した。
恋次の胸の鼓動が早くなる。
「じゃ、触るね」
「うん」
恋次は水面の胸に手を触れる。
服の上からそっと触る。
「……」
恋次は無心で触る。
無心でも揉む。
「どう?」
「なんだろ。
わかんない。
柔らかいような弾力あるような」
「気持ちいい?」
「なんか幸せ」
「いっぱい揉んでね」
「いいの?」
「うん」
大人の階段を登ろうとしたふたり。
しかし。
「ダメ」
声が聞こえる。
それは千春のものだった。
水面がそっと恋次に声をかける。
「水面さん?
いや、泣いてないよ」
恋次は涙を拭う。
「そう?」
「水面さんはどうしてここに?
退院したんじゃないの?」
「家にいても暇だし……来ちゃった」
「来ちゃったか。
エッチでもする?」
恋次は冗談でいったつもりだった。
「いいよ。
勝負下着つけてきたし」
「え?」
恋次は戸惑う。
「お風呂も入ったし。
準備満タンだよ!
私、エッチしたことないけど頑張るよ」
「いいの?」
恋次は緊張する。
経験したことのない緊張。
童貞を捨てれる。
ずっと憧れだったセックス。
でも、こんなノリで解決していいのか?
こんな簡単なのか?
そう思った。
「いいよ」
水面が目を閉じる。
恋次にはキスの合図なんだと思った。
恋次も目を閉じる。
そして重なる唇。
水面をそっとベッドに押し倒した。
恋次の胸の鼓動が早くなる。
「じゃ、触るね」
「うん」
恋次は水面の胸に手を触れる。
服の上からそっと触る。
「……」
恋次は無心で触る。
無心でも揉む。
「どう?」
「なんだろ。
わかんない。
柔らかいような弾力あるような」
「気持ちいい?」
「なんか幸せ」
「いっぱい揉んでね」
「いいの?」
「うん」
大人の階段を登ろうとしたふたり。
しかし。
「ダメ」
声が聞こえる。
それは千春のものだった。
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