ジンクス~雨時々曇り

はらぺこおねこ。

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Scene.01 ジンクス

05 ひとりじゃない

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一と護は教室に戻ります。

「……」
じっとみさきが一の方を見る。

「川名さん。どうかした?」

一は静かに尋ねた。

「貴方の名前は斎藤一なのですか?」

「え?あ、うん」

一は不思議に思いながらも頷く。

「ちなみに俺の名前は住永護!」

護が胸を張って言った。

「そうですか……」

「お?なになに?
 私抜きで自己紹介?」

美姫も話に入る。。

「いえ、そういうわけでは……」

みさきは小さく一から目を逸らした。

「いいじゃん。仲良くなろうよ!
 私の名前は葛城美姫!
 こうみえて剣道には自身があるんだよ!」

「お?ズルい!俺はフェンシングだ!
 フェンシングで日本一強くなる!」

護が胸を張る。

みさきは一の目をそっと見る。

「僕は帰宅部よりの軽音部」

「楽器をなさるのですか?」

「うん。ギターを軽く引けるよ」

「そうですか」

「川名さんはクラブ入らないの?」

美姫は笑顔のまま尋ねる。

「私はバイトがあるので……」

「そっか」

「じゃ私達、お昼休み同盟結束だね」

「え?」

美姫の言葉にみさきは驚く。

「結成!やった!」

美姫は喜んだ。
強引に喜んだ。
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