ジンクス~雨時々曇り

はらぺこおねこ。

文字の大きさ
12 / 70
Scene.01 ジンクス

12 さようならは突然に

しおりを挟む
一はいつものように家で料理を作っていた。
テレビをつけっぱなしで料理を作っていた。

ニューステロップが流れる。
無音のニューステロップだった。。

【沖縄で旅行中の高校生男女が通り魔に襲われ重症】

ちらっと見えたニューステロップ。

「そう言えば、美姫と護も沖縄旅行だっけ??」

そう思って美姫と護とみさきがいるグループラインに通知を送る。

一「通り魔が沖縄に出たってテロップ流れたけど大丈夫?」

するとすぐに通知が返ってくる。

みさき「私も見ました。大丈夫ですか?」

1時間、2時間。
時間が過ぎても返事は返ってこない。

そしてニューステロップが流れる。

【沖縄で通り魔に襲われた男女死亡】

一は慌ててラインを送る。

一「美姫?護?」

返事は来ない。

そしてニュースへとチャンネルを変えた。

「こちらは沖縄県――です。
 こちらでは高校生の葛城美姫さんと住永護さんがナイフで刺された現場です。
 犯人は現在も逃亡しており――」

テレビのアナウンスが一のみ耳に入ってくる。
なにが起きているのかわからない。

ただわかったことがある。

一のスマホに美姫の母親から電話が掛かってくる。
一には出る勇気はない。

なぜならそれは美姫の死を護の死を受け入れることになるから……
でも出ても出なくても事実は変わらない。
シュレディンガーの猫の法則だ……
真実から目を離しても現実は変わらない
だから電話に出る。。

「一ちゃん」

美姫の母親が声を絞るように言う。。

「美姫……護くん。
 死んじゃった……」

美姫の母親はその場で泣き崩れた。

一はぐっと唇を噛み締めた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

いけめんほいほい

はらぺこおねこ。
恋愛
僕の周りはイケメンだらけ。 イケメンパラダイスって漫画があったけど。 そんなの比じゃないくらい僕の周りはイケメンが多い。 なんていうか。 なんていうか。 なんていうんだ。 ちっぽけすぎる僕がどうあがいてもそんな人達には追いつけない。 追いついたところですぐに追い抜かされる。 なにをやってもうまく行かない。 これはそんな僕の小さな物語。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

処理中です...