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07 さよならのおんがく
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「お兄ちゃん大好き!」
愛はいつも、僕のにべったりだった。
僕が、右に行けば右へ。
左に行けば左へ。
僕がトイレに行けば、愛もトイレに行った。
お風呂も一緒だった。
そして、たまに瞳とも一緒に入った。
ずっと、二人と三人で行動していた。
それが、永遠に続くと思っていた。
「お兄ちゃんは私と結婚するのは嫌?」
「い、いやじゃないけど……」
「じゃ、私と結婚してくれる?」
「う、うん。
愛は、僕がいないと何もできないもんな!」
瞳が、横から口を出してきた。
「真白は、私が居ないと何もできないじゃん」
「じゃ、お兄ちゃんはお姉ちゃんと結婚したらいいよ。
私は、お兄ちゃんと結婚してお兄ちゃんはお姉ちゃんと結婚するの!
そしたら、3人ずっと一緒だね!」
愛は、嬉しそうに言った。
「バカ!男は二人と結婚できないよ!」
それを聞いた瞳は、僕の頭を叩いた。
「バカ!女も二人と結婚できないんだよ!」
愛はいつも、僕のにべったりだった。
僕が、右に行けば右へ。
左に行けば左へ。
僕がトイレに行けば、愛もトイレに行った。
お風呂も一緒だった。
そして、たまに瞳とも一緒に入った。
ずっと、二人と三人で行動していた。
それが、永遠に続くと思っていた。
「お兄ちゃんは私と結婚するのは嫌?」
「い、いやじゃないけど……」
「じゃ、私と結婚してくれる?」
「う、うん。
愛は、僕がいないと何もできないもんな!」
瞳が、横から口を出してきた。
「真白は、私が居ないと何もできないじゃん」
「じゃ、お兄ちゃんはお姉ちゃんと結婚したらいいよ。
私は、お兄ちゃんと結婚してお兄ちゃんはお姉ちゃんと結婚するの!
そしたら、3人ずっと一緒だね!」
愛は、嬉しそうに言った。
「バカ!男は二人と結婚できないよ!」
それを聞いた瞳は、僕の頭を叩いた。
「バカ!女も二人と結婚できないんだよ!」
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