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02 ゆびきりげんまん
2012年7月5日
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2012年07月05日
今日、萌ちゃんが入院してくる。
萌ちゃんの入院に俺と太郎は立ち会った。
萌ちゃんは、俺や太郎の不安を余所にベッドの上ではしゃいでいた。
「ベッドふわふわだよー」
今年で、28歳になる萌ちゃん。
まるで子供の用にはしゃいでいる。
そして、一瞬固まる。
「萌ちゃん、大丈夫?
胸、痛みますか?」
銘先生が、心配そうに萌ちゃんに近づく。
「大丈夫だよー
私、病院のベッドに憧れていたんだー
思ったよりふわふわで気持ちいい」
萌ちゃんが、そう笑うと俺の方を見た。
「私、いちごミルク飲みたい」
「んじゃ、売店で買ってくるッす」
太郎が、そう言うと萌ちゃんは、太郎の袖を掴んだ。
「あー。
いいよ、俺が買ってくるから……
銘先生、ちと付き合って下さい」
「あ、はい……」
俺と銘先生は、病室を出た。
病室を出た瞬間、萌ちゃんのすすり泣く声が聞こえた。
部屋には太郎と二人きり。
萌ちゃんは、強い。
だけど、太郎の前だけは弱さを見せていた。
出来るのなら、抱きしめて勇気づけてあげたい。
だけど、それをするのは、俺じゃない。
太郎。
萌ちゃんのこと、きちんと守ってやれよ!
俺は、そう思うと少し遠回りして売店へと向かった。
「優しいんですね」
「え?」
「萌さんの事、気を使ってあげたんでしょ?」
「まぁ、俺も大人ですからね」
「あはは」
銘先生は、小さく笑った。
俺たちは。雑談を交わしながらゆっくりと、売店に向かった。
いちごミルクを買い終え、そして萌ちゃんが居る病室へと戻った。
俺が、ドアに手を当てると今にも泣きだしそうな萌ちゃんの声が俺の耳に入って来た。
「怖いよ……
ヤダよ……」
それは、きっと心の奥まで見せる事が出来る太郎だけへの弱音だろう。
「手術、絶対成功させて下さいね」
俺は、小さく呟いた。
「はい。
全力を尽くします」
銘先生は、しっかりとした目ではっきりと答えた。
今日、萌ちゃんが入院してくる。
萌ちゃんの入院に俺と太郎は立ち会った。
萌ちゃんは、俺や太郎の不安を余所にベッドの上ではしゃいでいた。
「ベッドふわふわだよー」
今年で、28歳になる萌ちゃん。
まるで子供の用にはしゃいでいる。
そして、一瞬固まる。
「萌ちゃん、大丈夫?
胸、痛みますか?」
銘先生が、心配そうに萌ちゃんに近づく。
「大丈夫だよー
私、病院のベッドに憧れていたんだー
思ったよりふわふわで気持ちいい」
萌ちゃんが、そう笑うと俺の方を見た。
「私、いちごミルク飲みたい」
「んじゃ、売店で買ってくるッす」
太郎が、そう言うと萌ちゃんは、太郎の袖を掴んだ。
「あー。
いいよ、俺が買ってくるから……
銘先生、ちと付き合って下さい」
「あ、はい……」
俺と銘先生は、病室を出た。
病室を出た瞬間、萌ちゃんのすすり泣く声が聞こえた。
部屋には太郎と二人きり。
萌ちゃんは、強い。
だけど、太郎の前だけは弱さを見せていた。
出来るのなら、抱きしめて勇気づけてあげたい。
だけど、それをするのは、俺じゃない。
太郎。
萌ちゃんのこと、きちんと守ってやれよ!
俺は、そう思うと少し遠回りして売店へと向かった。
「優しいんですね」
「え?」
「萌さんの事、気を使ってあげたんでしょ?」
「まぁ、俺も大人ですからね」
「あはは」
銘先生は、小さく笑った。
俺たちは。雑談を交わしながらゆっくりと、売店に向かった。
いちごミルクを買い終え、そして萌ちゃんが居る病室へと戻った。
俺が、ドアに手を当てると今にも泣きだしそうな萌ちゃんの声が俺の耳に入って来た。
「怖いよ……
ヤダよ……」
それは、きっと心の奥まで見せる事が出来る太郎だけへの弱音だろう。
「手術、絶対成功させて下さいね」
俺は、小さく呟いた。
「はい。
全力を尽くします」
銘先生は、しっかりとした目ではっきりと答えた。
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