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下世話な話
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父は、母の皿で賞を取ってから、そこそこ有名になった。
作品の評価もあるが、父は美形だから。
母を殺した為か、元の気質なのか、陰鬱な雰囲気を纏っているのが、余計に美しさに拍車をかけている様だ。
娘の私が見ても美しい人だと思う。
母の失踪届から7年過ぎた時点で死亡扱いに、父は法律上寡夫になった。
つまり独身。
15歳になった私というこぶ付きでも、資産も潤沢、将来安泰、その上美形。
下世話な話だがもてる。
父が新しい人と幸せを見つけてくれるなら、それに越した事はないのだが・・。
「今の琴音は静かで裏切らないし、詩音が側にいてくれれば、それでいい。」
琴音・・母の皿が側にあれば満足らしい。
詩音・・しゃべらない私の事だ。
もし私が、逃げる素振りでも見せたら、私もお皿になって母と並ぶのだろうか?
それはそれで良い気もする。
父は静かに狂っているが、私も何処か壊れているのだろう。
あぁ話がそれた。
父がもてると言う話だった。
こんな辺鄙な山の中なのに、興味本位に厚顔無恥で押しかけてくる、卑しい女共が後を絶たない。
そんな女の行末は、業火に焼かれ次の作品に生まれ変わる事になるのだ。
彼女達にとってそれは、地獄の業火か、それとも煉獄の浄化の炎か、どちらだろう?
作品の評価もあるが、父は美形だから。
母を殺した為か、元の気質なのか、陰鬱な雰囲気を纏っているのが、余計に美しさに拍車をかけている様だ。
娘の私が見ても美しい人だと思う。
母の失踪届から7年過ぎた時点で死亡扱いに、父は法律上寡夫になった。
つまり独身。
15歳になった私というこぶ付きでも、資産も潤沢、将来安泰、その上美形。
下世話な話だがもてる。
父が新しい人と幸せを見つけてくれるなら、それに越した事はないのだが・・。
「今の琴音は静かで裏切らないし、詩音が側にいてくれれば、それでいい。」
琴音・・母の皿が側にあれば満足らしい。
詩音・・しゃべらない私の事だ。
もし私が、逃げる素振りでも見せたら、私もお皿になって母と並ぶのだろうか?
それはそれで良い気もする。
父は静かに狂っているが、私も何処か壊れているのだろう。
あぁ話がそれた。
父がもてると言う話だった。
こんな辺鄙な山の中なのに、興味本位に厚顔無恥で押しかけてくる、卑しい女共が後を絶たない。
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