22 / 50
餌を与えないで下さい
しおりを挟む
そこの3人、笑うなら笑え!
顔逸らして肩震わせられる方が、こっちのダメージが大きいんだよっ!
「そうねぇ。幻影なら大きく出来るけど虚しいからお勧めはしないわぁ。なーんてね。うふふっ、冗談よぉ。」
くぅ、流石姫のお母様。
塩どころか、追いカラシ塗り込んできやがったよ。
「あ、そうそう晶。『最近サボり気味だから、きちんと診察に来なさい』っブレアが連絡来てたわよ。駄目よぉ行かないと。じゃぁ皆、遠慮しないで沢山食べて楽しんでねぇ。」
そう言って女王様は、ヒラヒラ手を振らいながら、挨拶周りに赴いていった。
「ブレアさんは、由緒正しき古い血統の魔女で、晶の主治医をなさってる方よ。私、彼女の作るハーブティーが好きで、よく購入に行くの。美和ちゃんも今度ご挨拶に行きましょうね。はい、あーん。」
環ちゃんに鴨肉を突っ込まれる。
うまうま、もぐもぐ。
「はぁ・・行きたくない。はい。」
姫からマリネを突っ込まれる。
うまうま、もぐもぐ。
「晶、最近調子悪いんだから、きちんと診て貰え。ブレアさんとこは、俺行けないから、環頼んだぞ。ほら。」
夜彦から・・って、そんな、どでかい唐揚げ一口でいける訳ないでしょうが!
「いや、自分で食べれるし!」
「あら、美和ちゃんの餌付け楽しかったのに。もうお終いなの?」
皆さん、なんで私に給餌しようとしてるんでしょうか?・・私ペット枠?
それでも、与えられた唐揚げを、口いっぱいにしながら、もきゅもきゅ食べる美和を眺めながら
(((ハムスターみたい)))
と癒されている事を、美和は知らない。
「あの子供達楽しそうだね。」
この煌びやかな会場にあって珍しい和装姿の男が、静かに微笑ながらその様子を眺めていた。
顔逸らして肩震わせられる方が、こっちのダメージが大きいんだよっ!
「そうねぇ。幻影なら大きく出来るけど虚しいからお勧めはしないわぁ。なーんてね。うふふっ、冗談よぉ。」
くぅ、流石姫のお母様。
塩どころか、追いカラシ塗り込んできやがったよ。
「あ、そうそう晶。『最近サボり気味だから、きちんと診察に来なさい』っブレアが連絡来てたわよ。駄目よぉ行かないと。じゃぁ皆、遠慮しないで沢山食べて楽しんでねぇ。」
そう言って女王様は、ヒラヒラ手を振らいながら、挨拶周りに赴いていった。
「ブレアさんは、由緒正しき古い血統の魔女で、晶の主治医をなさってる方よ。私、彼女の作るハーブティーが好きで、よく購入に行くの。美和ちゃんも今度ご挨拶に行きましょうね。はい、あーん。」
環ちゃんに鴨肉を突っ込まれる。
うまうま、もぐもぐ。
「はぁ・・行きたくない。はい。」
姫からマリネを突っ込まれる。
うまうま、もぐもぐ。
「晶、最近調子悪いんだから、きちんと診て貰え。ブレアさんとこは、俺行けないから、環頼んだぞ。ほら。」
夜彦から・・って、そんな、どでかい唐揚げ一口でいける訳ないでしょうが!
「いや、自分で食べれるし!」
「あら、美和ちゃんの餌付け楽しかったのに。もうお終いなの?」
皆さん、なんで私に給餌しようとしてるんでしょうか?・・私ペット枠?
それでも、与えられた唐揚げを、口いっぱいにしながら、もきゅもきゅ食べる美和を眺めながら
(((ハムスターみたい)))
と癒されている事を、美和は知らない。
「あの子供達楽しそうだね。」
この煌びやかな会場にあって珍しい和装姿の男が、静かに微笑ながらその様子を眺めていた。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
20
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる