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王都デザーリト
僕はダンジョンで見つけました!
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「ここらへんはスケルトンしかいないな~」
この階層にはスケルトンしかモンスターが出てこなかった。
「ん?これはなんじゃ?」
ティナが何かを見つけたようだ。
「どうしたんだ?」
「これなんじゃが、」
ティナは墓地にあった墓を何か怪しいと言って眺めている。
「こういう時は壊してみたらいいんだよ!」
「ちょ、ちょっと!」
ソラは僕たちの制止を聞かず墓を殴って壊してしまった。
「落ちる~」
「落ちるのじゃ~」
「落ちるなの~」
「落ちるよ~」
僕たちは墓が壊れると同時に足元に穴が出来てその中に落ちていく。
「いたた、」
「ふぅ~長い間落ちたのじゃ」
「楽しかったの~」
「ふん、ビビってなんかないよ!」
僕たちは穴から落ちて長い間落ち続けてようやく地面に足をつけることが出来た。僕は着地に失敗したけど3人は上手く着地が出来たようだ。
「それでここは?」
落ちた先には何もなく閉じ込められてしまった。
「どうやら罠だったようじゃ」
「閉じ込められたの~」
「わ、わるかったよ~」
ソラは自分がしたことに後悔しているのか元気が無くなっていた。
「ここからどうやって脱出しょうか?」
僕がここからどうしようか考えていると
ボコボコボコボコ
地面からたくさんのスケルトン達が現れた。
「これはめんどくさいのじゃ」
「たくさんいるの~」
「う、うぅ~」
僕たちはすぐにスケルトン達に囲まれてしまった。
「みんな気をつけるんだぞ!」
「任せるのじゃ!」
「頑張るの~!」
「や、やってやるよ!」
僕たちはお互いに背中を預けて迫り来るスケルトン達を倒していく。
「いくぞ!黒刀ブラック!」
僕は黒刀ブラックを抜いてスケルトン達を切り裂いていく。
「おりゃ!おりゃ!」
僕は魔石をいちいち抜いて戦うのは大変なので魔石ごと切り裂いて倒していく。
「《ファイヤーボール》《ファイヤーボール》どんどん倒すのじゃ!」
ティナはファイヤーボールで次々とスケルトンを倒していく。ティナは余裕があるので魔石を抜いて戦っている。
「負けないなの~」
キユはスケルトンの攻撃を避けて一撃で魔石を狙って攻撃をしていた。狐火も使いスケルトン達に隙を作り攻撃をかわして一撃で仕留めるのを何度も繰り返してスケルトンを倒していた。
「ふん!ふん!ふん!」
ソラはスケルトンの体をぶち抜いて魔石を抜き取って倒していた。素早い動きで魔石を抜いて戦っているのでスケルトン達は何もすることなく倒れていく。
「ふぅ~もうたくさんだ!」
「スケルトンはもう嫌なのじゃ」
「疲れたの~」
「大変だったよ~」
僕たちは大きな怪我を負うことなくスケルトン達を倒しきることが出来た。
「ん?これは?」
僕たちはある物を見つけた。
「これは宝箱なのじゃ」
「急に出てきたなの~」
「わくわくするよ」
僕たちの目の前に宝箱が置かれていた。さっきまでなかったはずなのに気付いたら置いてあった。
「よし、開けてみるか」
僕は宝箱を開けてみた。
「これはペンダントか?」
宝箱には5つの色違いのクリスタルのペンダントが入っていた。
「どうじゃ似合ってるじゃろ?」
「きれいなの~」
「うわぁ~嬉しいよ~」
さっそく3人にペンダントを付けてみた。ティナには5つあった内の黒色のペンダントを付けてあげた。キユには黄色のペンダントを、ソラには青色のペンダントをそれぞれその人にあった色のペンダントを付けた。
「うん!似合ってるよ!」
ペンダントは本当に3人に似合っていた。
「これはレイクにつけてあげるのじゃ」
「ご主人様に似合うと思うの~」
「いいと思うよ」
3人は残りの2つの内の1つ赤色のペンダントを僕につけてくれた。
「どうかな?」
「似合ってるのじゃ!」
「いいの~!」
「か、かっこいいよ!」
3人は似合っていると言ってくれた。すごく嬉しかった。
「あと、これはどうする?」
僕の手にはピンクのペンダントが残っていた。
「それはまた誰かにあげるといいのじゃ」
「それもそうだな!」
僕は《無限の黒箱》に残りのペンダントを閉まっておくことにした。
「あそこに魔法陣があるのじゃ」
ティナが指差した先には魔法陣が描かれていた。
「あれは帰還の魔法陣だな!」
シーラさんから教わっていてダンジョンのどこかに帰還の魔法陣が描かれているそうだ。その魔法陣の中に入るとすぐにダンジョンの外に出ることができるそうだ。
「それじゃ帰るのじゃ!」
「帰るの~」
ティナとキユはすぐに魔法陣の中に入っていった。
「それじゃ帰ろっか」
「う、うん」
ソラはなぜかもじもじしていた。
「どうしたの?」
「僕が勝手な事をしたせいで危険な目に合っちゃったよ」
ソラはさっきの自分のせいで罠に引っかかったことを気にしているようだった。
「大丈夫だよ!ほら怪我もないし、こんな綺麗なペンダントも手に入ったし、だから気にすることないよ」
僕はソラの頭を撫でる。
「う、うん、ありがとう、、」
ソラは下を向いたまま何かを呟いた。
「え?なんて?」
「な、なんでもない!」
ソラは恥ずかしそうに顔を赤くして魔法陣の中に入っていった。
「それじゃ僕も帰るとするか」
僕も魔法陣の中に入った。
この階層にはスケルトンしかモンスターが出てこなかった。
「ん?これはなんじゃ?」
ティナが何かを見つけたようだ。
「どうしたんだ?」
「これなんじゃが、」
ティナは墓地にあった墓を何か怪しいと言って眺めている。
「こういう時は壊してみたらいいんだよ!」
「ちょ、ちょっと!」
ソラは僕たちの制止を聞かず墓を殴って壊してしまった。
「落ちる~」
「落ちるのじゃ~」
「落ちるなの~」
「落ちるよ~」
僕たちは墓が壊れると同時に足元に穴が出来てその中に落ちていく。
「いたた、」
「ふぅ~長い間落ちたのじゃ」
「楽しかったの~」
「ふん、ビビってなんかないよ!」
僕たちは穴から落ちて長い間落ち続けてようやく地面に足をつけることが出来た。僕は着地に失敗したけど3人は上手く着地が出来たようだ。
「それでここは?」
落ちた先には何もなく閉じ込められてしまった。
「どうやら罠だったようじゃ」
「閉じ込められたの~」
「わ、わるかったよ~」
ソラは自分がしたことに後悔しているのか元気が無くなっていた。
「ここからどうやって脱出しょうか?」
僕がここからどうしようか考えていると
ボコボコボコボコ
地面からたくさんのスケルトン達が現れた。
「これはめんどくさいのじゃ」
「たくさんいるの~」
「う、うぅ~」
僕たちはすぐにスケルトン達に囲まれてしまった。
「みんな気をつけるんだぞ!」
「任せるのじゃ!」
「頑張るの~!」
「や、やってやるよ!」
僕たちはお互いに背中を預けて迫り来るスケルトン達を倒していく。
「いくぞ!黒刀ブラック!」
僕は黒刀ブラックを抜いてスケルトン達を切り裂いていく。
「おりゃ!おりゃ!」
僕は魔石をいちいち抜いて戦うのは大変なので魔石ごと切り裂いて倒していく。
「《ファイヤーボール》《ファイヤーボール》どんどん倒すのじゃ!」
ティナはファイヤーボールで次々とスケルトンを倒していく。ティナは余裕があるので魔石を抜いて戦っている。
「負けないなの~」
キユはスケルトンの攻撃を避けて一撃で魔石を狙って攻撃をしていた。狐火も使いスケルトン達に隙を作り攻撃をかわして一撃で仕留めるのを何度も繰り返してスケルトンを倒していた。
「ふん!ふん!ふん!」
ソラはスケルトンの体をぶち抜いて魔石を抜き取って倒していた。素早い動きで魔石を抜いて戦っているのでスケルトン達は何もすることなく倒れていく。
「ふぅ~もうたくさんだ!」
「スケルトンはもう嫌なのじゃ」
「疲れたの~」
「大変だったよ~」
僕たちは大きな怪我を負うことなくスケルトン達を倒しきることが出来た。
「ん?これは?」
僕たちはある物を見つけた。
「これは宝箱なのじゃ」
「急に出てきたなの~」
「わくわくするよ」
僕たちの目の前に宝箱が置かれていた。さっきまでなかったはずなのに気付いたら置いてあった。
「よし、開けてみるか」
僕は宝箱を開けてみた。
「これはペンダントか?」
宝箱には5つの色違いのクリスタルのペンダントが入っていた。
「どうじゃ似合ってるじゃろ?」
「きれいなの~」
「うわぁ~嬉しいよ~」
さっそく3人にペンダントを付けてみた。ティナには5つあった内の黒色のペンダントを付けてあげた。キユには黄色のペンダントを、ソラには青色のペンダントをそれぞれその人にあった色のペンダントを付けた。
「うん!似合ってるよ!」
ペンダントは本当に3人に似合っていた。
「これはレイクにつけてあげるのじゃ」
「ご主人様に似合うと思うの~」
「いいと思うよ」
3人は残りの2つの内の1つ赤色のペンダントを僕につけてくれた。
「どうかな?」
「似合ってるのじゃ!」
「いいの~!」
「か、かっこいいよ!」
3人は似合っていると言ってくれた。すごく嬉しかった。
「あと、これはどうする?」
僕の手にはピンクのペンダントが残っていた。
「それはまた誰かにあげるといいのじゃ」
「それもそうだな!」
僕は《無限の黒箱》に残りのペンダントを閉まっておくことにした。
「あそこに魔法陣があるのじゃ」
ティナが指差した先には魔法陣が描かれていた。
「あれは帰還の魔法陣だな!」
シーラさんから教わっていてダンジョンのどこかに帰還の魔法陣が描かれているそうだ。その魔法陣の中に入るとすぐにダンジョンの外に出ることができるそうだ。
「それじゃ帰るのじゃ!」
「帰るの~」
ティナとキユはすぐに魔法陣の中に入っていった。
「それじゃ帰ろっか」
「う、うん」
ソラはなぜかもじもじしていた。
「どうしたの?」
「僕が勝手な事をしたせいで危険な目に合っちゃったよ」
ソラはさっきの自分のせいで罠に引っかかったことを気にしているようだった。
「大丈夫だよ!ほら怪我もないし、こんな綺麗なペンダントも手に入ったし、だから気にすることないよ」
僕はソラの頭を撫でる。
「う、うん、ありがとう、、」
ソラは下を向いたまま何かを呟いた。
「え?なんて?」
「な、なんでもない!」
ソラは恥ずかしそうに顔を赤くして魔法陣の中に入っていった。
「それじゃ僕も帰るとするか」
僕も魔法陣の中に入った。
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