上 下
1 / 1

1話

しおりを挟む
「はぁ~どうしたもんか」

目の前にある水晶らしき物を手に取った。

この水晶らしき物は占い師が使うような一般的な水晶とは違っているどころかこの水晶らしき物はこの世界とは違う物質で出来ていた。

なぜ学者でもない一般市民の中の一般市民の僕がこの水晶らしき物がこの世界とは違う物質で出来ていると言うことを知っているのか、そもそもこの世界の物質ではない物を持っているのかそれは……神様から直接渡され教えてもらったからだ。

『こいつなに言ってだろう』と思っただろう。まぁ、わかる、僕も神様から直接渡されたなんて誰から言われたら頭のネジが抜けているどころではなく、ネジを差し込みすぎて頭が壊れてしまったんじゃないかと笑っていただろう。

だけどこれは自分自身に降りかかった出来事だ。他人事のように笑うわけにといかない。

だってこれは自分の命がかかっているのだから………。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...