拾ったのはダンジョンコアでした!?

レイン

文字の大きさ
49 / 72

49話 船の上での戦闘でした③

しおりを挟む
モアが自分以外のモアラー隊を相手の船に飛ばしていた。

「おぉ~凄いなぁ~」

僕はモアが投げて相手の船に飛ばしている様子を見て驚いていた。モアラー隊には特に指示を出していなかったので自分達で考え、そして行動を起こし、それがあまりにも驚きのことをしていたことに驚いていた。

「それじゃ僕もモアに飛ばしてもらおうかな」

僕もこの船にいてもミドリがこの船に乗りかかろうとする海賊達を《グリーンバレット》を放ち誰1人として船に乗せさせていないのでこの船で僕がやる事は何もないのだ。

「それじゃ、ここはミドリに任せるね」

「わかりましたわ、それでは気をつけてくださいね」

僕はミドリにこの船を任せて、相手の船に乗るためにモアのところに向かった。

「僕もあの船に乗り込みたいんだ」

「モキュ!」

僕はモアに相手の船に乗りたいことを伝えて飛ばしてもらうようにお願いをして、それをモアは了承してくれた。

「それじゃお願いするよ」

「モキュ!」

僕はモアと手を繋ぎ、ぐるんぐるんぐるん、と勢いをつけて回されて、そして僕は相手の船に向かって飛んで行った。

「到着っと!」

僕は無事に相手の船に乗り込むことができた。少し回されて目がグルグルと酔ってはいた。

「私もきた、」

「キュ!」

少ししてからクロマルも飛んできた。クロマルが飛んできたと言う事はクロマルと一緒にいるハクエンも同時に飛んできたと言う事だ。

「なんできたんだ?」

「手伝いに来た」

「キュ!」

クロマルとハクエンは僕の手伝いをしに来たようだ。僕はこの船に海賊達を倒しに来たんだが甲板ではモアラー隊が暴れていて僕は必要そうではなかった。それよりも逆に参戦することによって邪魔になりそうだった。

「それじゃ僕たちは船内に入るとしようか」

「ん、」

「キュ!」

船の甲板では僕たちが出来ることはなかったので僕たちは船内に向かうことにした。

「隠れて」

僕はクロマルに言われた通りに近くにあった物陰に隠れた。船内に入ると海賊達は慌ただしく船内を走り回っていた。海賊達はどこからか武器を持ってくると甲板に向かっていた。おそらくモアラー隊をどうにかしようとしているのだろう。だがどうにかすることが出来ずどんどん船内にいた海賊達を呼んで数でモアラー隊をどうにかしようとしているのだろう。そして僕達は海賊達に見つからないように船内で1人でいる海賊達を倒して回っていた。基本的に1人になった海賊しか狙わないが倒せそうで、僕たちが船内に潜伏していることがバレないようなら見つけた海賊達から倒していた。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

乙女ゲームの悪役令嬢、ですか

碧井 汐桜香
ファンタジー
王子様って、本当に平民のヒロインに惚れるのだろうか?

【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜

Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

役立たずと追放された辺境令嬢、前世の民俗学知識で忘れられた神々を祀り上げたら、いつの間にか『神託の巫女』と呼ばれ救国の英雄になっていました

☆ほしい
ファンタジー
貧しい辺境伯の三女として生まれたリゼット。魔力も持たず、華やかさもない彼女は、王都の社交界で「出来損ない」と嘲笑われ、挙句の果てには食い扶持減らしのために辺境のさらに奥地、忘れられた土地へと追いやられてしまう。 しかし、彼女には秘密があった。前世は、地方の伝承や風習を研究する地味な民俗学者だったのだ。 誰も見向きもしない古びた祠、意味不明とされる奇妙な祭り、ガラクタ扱いの古文書。それらが、失われた古代の技術や強力な神々の加護を得るための重要な儀式であることを、リゼットの知識は見抜いてしまう。 「この石ころ、古代の神様への捧げものだったんだ。あっちの変な踊りは、雨乞いの儀式の簡略化された形……!」 ただ、前世の知識欲と少しでもマシな食生活への渇望から、忘れられた神々を祀り、古の儀式を復活させていくだけだったのに。寂れた土地はみるみる豊かになり、枯れた泉からは水が湧き、なぜかリゼットの言葉は神託として扱われるようになってしまった。 本人は美味しい干し肉と温かいスープが手に入れば満足なのに、周囲の勘違いは加速していく。

処理中です...