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第1章 学園編〜天然王子とその護衛(クラスメイト)たち
第2話 美少女ハーレムが確定なようです
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【今回の学習】
護衛
逢坂翠
花咲朱莉
柊木和奏
菫沢恋白
椛野々音
————————————————————
「は、始めまして。八神碧月といいます」
5人の前でそう挨拶し、一礼する。すると、「よろしくー!」やお辞儀が返ってきた。
「!」
教室をよく見渡すと、見覚えのある人物がいた。
柔らかみのあるサイドテールに赤い瞳。花咲朱莉だ。
これでぼっちは解消だな。
「お前さんたちも自己紹介しておけ」
タマちゃんがそう言うと、右端の席にいる女の子が手を挙げた。
「僕は逢坂翠。よろしくね」
青みのかかった緑のショートボブに黄色の瞳の美少女がそう挨拶してくれた。
軽くお辞儀をしておく。
「アタシは花咲朱莉。いつも通り朱莉でいいから」
「うわー朱莉ちゃんが仲良しアピールしてるー」
「そ、そんなんじゃないからっ!」
朱莉を見ると、フイと逸らされてしまった。
「はーい!ウチは柊木和奏!よろしくね~」
さっき朱莉に話しかけていた人だ。
ピンク色の巻いたショートカットに水色の瞳の美少女。
フレンドリーそうだ。
「このクラスの委員長をしています。菫沢恋白です。よろしくお願いします」
黒色のロングに茜色の瞳の美少女。
なんだか真面目そうな人だ。
「ん、椛野々音」
水色の髪に紫の瞳。身長は低くて幼可愛いといったところだ。
そして、カメのぬいぐるみを大事そうに抱きしめている。
「ん、こっちは亀の三郎」
俺の視線に気づいたのかぬいぐるみの名前まで紹介してくれた。
「三郎……」
随分と渋い名前だな……。
「ん、三郎バカにした」
「えっ」
亀のぬいぐるみの三郎を強く抱きしめ、不服そうにジーと俺を見てくる。
「いや、すまん。不快に思ったなら謝る」
「ん、ならいい」
どうやら納得してくれたようだ。
「ちなみに野々音は私の妹だ。八神坊、野々に手を出したら許さないからな?」
「だ、出しませんよ……」
出さないから銃口を向けるのやめてください。たとえ、BB弾でも近距離で当たると痛いので……。
「この5人は八神坊のクラスメイトでもあり、護衛でもある」
「ご、護衛ですか……?」
「月火水木金、一日中代わりだな」
「護衛とか必要あるんですか……?」
いくら男が少ないからって、護衛をつけるのは……。
すると、タマちゃんは「はぁ……」とため息をついた。
「甘く見るな、八神坊。いくらお前さんが鍛えたとはいえ、相手は集団で来る」
えーと……。ここは学園なんだよね?男は襲われる可能性があるの?
「心配するでない。時期に慣れてくる。じゃあ八神坊の席は一番前の真ん中のようだな」
ポッカリと一つ空いていた逢坂さんと朱莉の間の席に座る。
「1時間目の授業は免除だ。理事長特権でな」
「やりー!八神くんのおかげだね~」
後ろの席の柊木さんがポンと背中を叩いてきた。
なんかこう、気さくに絡んでくれるとありがたい。
でもなんで俺のおかげなんだ?
「代わりに、1時間目は八神坊に学園ルールを教えるとしよう」
学園ルール?
護衛
逢坂翠
花咲朱莉
柊木和奏
菫沢恋白
椛野々音
————————————————————
「は、始めまして。八神碧月といいます」
5人の前でそう挨拶し、一礼する。すると、「よろしくー!」やお辞儀が返ってきた。
「!」
教室をよく見渡すと、見覚えのある人物がいた。
柔らかみのあるサイドテールに赤い瞳。花咲朱莉だ。
これでぼっちは解消だな。
「お前さんたちも自己紹介しておけ」
タマちゃんがそう言うと、右端の席にいる女の子が手を挙げた。
「僕は逢坂翠。よろしくね」
青みのかかった緑のショートボブに黄色の瞳の美少女がそう挨拶してくれた。
軽くお辞儀をしておく。
「アタシは花咲朱莉。いつも通り朱莉でいいから」
「うわー朱莉ちゃんが仲良しアピールしてるー」
「そ、そんなんじゃないからっ!」
朱莉を見ると、フイと逸らされてしまった。
「はーい!ウチは柊木和奏!よろしくね~」
さっき朱莉に話しかけていた人だ。
ピンク色の巻いたショートカットに水色の瞳の美少女。
フレンドリーそうだ。
「このクラスの委員長をしています。菫沢恋白です。よろしくお願いします」
黒色のロングに茜色の瞳の美少女。
なんだか真面目そうな人だ。
「ん、椛野々音」
水色の髪に紫の瞳。身長は低くて幼可愛いといったところだ。
そして、カメのぬいぐるみを大事そうに抱きしめている。
「ん、こっちは亀の三郎」
俺の視線に気づいたのかぬいぐるみの名前まで紹介してくれた。
「三郎……」
随分と渋い名前だな……。
「ん、三郎バカにした」
「えっ」
亀のぬいぐるみの三郎を強く抱きしめ、不服そうにジーと俺を見てくる。
「いや、すまん。不快に思ったなら謝る」
「ん、ならいい」
どうやら納得してくれたようだ。
「ちなみに野々音は私の妹だ。八神坊、野々に手を出したら許さないからな?」
「だ、出しませんよ……」
出さないから銃口を向けるのやめてください。たとえ、BB弾でも近距離で当たると痛いので……。
「この5人は八神坊のクラスメイトでもあり、護衛でもある」
「ご、護衛ですか……?」
「月火水木金、一日中代わりだな」
「護衛とか必要あるんですか……?」
いくら男が少ないからって、護衛をつけるのは……。
すると、タマちゃんは「はぁ……」とため息をついた。
「甘く見るな、八神坊。いくらお前さんが鍛えたとはいえ、相手は集団で来る」
えーと……。ここは学園なんだよね?男は襲われる可能性があるの?
「心配するでない。時期に慣れてくる。じゃあ八神坊の席は一番前の真ん中のようだな」
ポッカリと一つ空いていた逢坂さんと朱莉の間の席に座る。
「1時間目の授業は免除だ。理事長特権でな」
「やりー!八神くんのおかげだね~」
後ろの席の柊木さんがポンと背中を叩いてきた。
なんかこう、気さくに絡んでくれるとありがたい。
でもなんで俺のおかげなんだ?
「代わりに、1時間目は八神坊に学園ルールを教えるとしよう」
学園ルール?
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