6 / 6
スワンプマンとゲンガーの話
生徒何某
しおりを挟む
街中へと降り立った後輩を見送り、バスは我が校へとその舵を向けた。
乱立した信号機の先に見えた新しめの校舎。桜高校前なんて安直な案内声が車内に響く。俺と同じ制服の見覚えのある連中と共にバスを降りれば、バスは定刻通りに駆け出した。
八十年を超える歴史を持つわが校は、老朽化の為に移設した現在もその名の通り桜の名所としても知られている。鮮やかな桃色の花々を真夏の現在は見る事が出来ないが、代わりの猛暑とセミの鳴き声が押し寄せる。
避暑地から足を踏み外せば世界はこんなにも暑苦しいのだと体現するように、その猛暑は止まる事なく日影が直ぐに恋しい。下駄箱程度の日陰でも、暑さになれぬ人間であるなら天国に相違ないだろう。
こうして真夏を存分に堪能し、訪れた先は視聴覚室。
三階にある事もあり、その道なりは多少遠い。
ドアを叩き、その薄暗い扉を開けた。
視聴覚室には冷暖房が通っており、他の教室と比べれば快適な場所だ。
それもあってか、独り身を好む和田先生はこの場所を好み書類仕事に追われている。普段から浮いている人間だからか、他の教員と会話をする姿をあまり見ない。幽霊にも例えられる初老の彼は、書籍を手渡すと、その手を止めた。
そのかいあってか何処か他愛ない印象を受けるが、授業中の様子や、担任としての彼は活動的な人物を思わせる。その為か生徒人気は悪い訳ではないが、人を選ぶ教員であるのは間違いない。
「正確には、厄祭りが語源だがね?」
マグカップに注がれた珈琲が、暖かそうに湯気を揺らす。
書籍に書かれた内容に対して聞かれたが、生憎歴史書には興味が無い。
地元にある祠に対して、矢祭という語源は何処から来るのか。
そんな質問の内容に対して、俺は分からないと答える。
「不吉だと言いたげだね、生徒何某。だが、言いえて妙と言われてもそうなのだからしょうがない。
元々あの辺りは地質の関係で土砂崩れが多くてね。厄を射止めるという意味で矢祭という言葉が使われるまでは、厄ネタ自体を名前としていた」
「何で神様に、そんな不吉な名前を?」
「疫病神として区別する為さ。いや、性格には神様の二面性のせいだな」
「神様の二面性?」
「例えば、雨の神様は雨を降らせるが、そのせいで洪水を起こす事もあるだろ?」
「行き過ぎた利益は毒になるって事ですか?」
「そう、薬が毒になる様に」
トリカブトが漢方薬にもなる様に。
曰く、その神様は不幸でありながら不幸を射止める性質を持つという。厄除けに似た特性を持ちながら、それ自体が厄になるのだから本末転倒だと彼は笑う。
「過剰な毒が彼女の厄で、”何も無い事”が彼女のご利益という訳さ。
厄を押さえ、不幸を射止め、日常を続けることがね」
その神様は、何もしないからこそ存在意義があるという。
「ああ、そういえばお礼がまだだったね。チュッパチャプスでいい?」
「リンゴで」
「青りんごならあったと思うが……。これだね、はい」
彼は、懐から某付きのキャンディーを取り出した。
其処に善意があろうが、過剰な劇物は迷惑だという話は分からないでもない。何もしなければ何も起こらず、最善にはならなくても最悪にもならない。
流動的な詰みは置いといて、少なくとも今すぐ不幸にはならない。
その神様は不幸を解消はすれ、幸福にはしない。
ただ、そういう幸福もあるという話だ。
「二面性と言えば、最近この辺りでドッペルゲンガーが出たらしい」
ぎりぎりの距離で見せびらかし、此方が乗らないと分かればつまらなそうに手渡す。
「__まあ、ツッコみはしませんけど。ドッペルゲンガーですか。……なんというか、ありきたりですね」
「名称が定まっている物に人は話題性を見出すだろ?それに、君の司書さんはこの手の話題が好みだと思うが?」
「人の恋慕に口を挟むつもりですか?」
「神様に人間は恋をできないよ、生徒何某」
軽口を咥える事にかけて一流を超えているのがこの男だ。
「本当に貴方は悪辣だな」
「事実を言っているだけじゃないか。尊敬は恋慕になり得ないって」
余計な一言が常に多い。
まあ、何だ。……軽口の応酬は置いといて、噂話だ。
例の探偵もドッペルゲンガーについて考察を垂れていたが、俺は探偵に聞いて初めて知った。この街の噂に、そんな俗っぽいものがある事もそうだが、一番の興味は其処ではない。
探偵曰く、その噂には犠牲者が含まれていると聞いている。
「別にどうでもいいですけど。それで、そのドッペルゲンガーですか?目撃者は、死んだんですかね?」
「どうして?」
「ドッペルゲンガーに会うと、死ぬらしいじゃないですか」
「そんな迷信があるようだけど、噂だったようだよ。今もこうして生きている訳だし」
「先生が?」
「ああ。つい先日、コンビニで偶然見つけてね」
「コンビニに通っているもんなんですね」
貴方がそれを語るか、なんて言葉にしたい。
八百万という様に、大量に存在する事を肯定はしないが実物が存在しないとは限らない。
その例外的存在は、悪辣で奇抜な教師を演じながら今日も人間社会に適合し人として生きている。
人間をこよなく愛しながら、その醜さに悪態を忘れない。
「噂とは違い幼少期の姿だったけど、ね」
「あなたに幼少期なんてあるんですか?神様」
俺は善良な神様を否定している。
俺は悪辣な神様を否定した事は無い。
目の前の人物は自身の欠損した小指を見せつけるかのように手の甲を置き、まるで何もなかったように話を続ける。
「私にだって子供の頃はあるさ。……まあ、平凡な人生だったが」
飴細工の付喪神。
名を、千歳。
和田という姓の下に付けられたその名称は、彼の付喪神としての名前に沿っている。
付喪神と言えば、百の年月を隔て神様に至った存在と言える。千歳はその名の通り千歳飴の付喪神だ。元は人間だったと語っているが、真相は分からない。
常に某付きの飴を手放さないのも、彼が飴細工の体をしておりそれを直すために必要だからだそうだ。
それが真偽かは知らないが、彼が飴細工である事を否定する事は出来ない。
それにしても、だ。
一つ集落を挟んだ向こう側のこの町に対して、ご近所ではない俺は噂の類を知る由もない。仲の良い友人は確かに居るが、彼らとの雑多な会話の中にさえ含まれていなかった筈だ。
それもドッペルゲンガーなんてわかりやすい噂なら、会話の種としても覚えていて相違ない筈だが。
「で、噂で聞いたという事は他にも被害者が?」
「君と同じクラスに、今井カコという女学生が居るだろ?その子が、如何やらドッペルゲンガーと屋根を共にしていたようでね」
「ドッペルゲンガーと一緒に住んでいたんですか?」
「今井カコは親元を離れて一人暮らしだったそうだ。高1の頃から住んでいて、最近になってこの話をしてきた」
今井カコ。
思い出してみれば顔が思い当たる程度の間柄だ。
というのも、彼女は日が当たる場所を好むような人間ではく世間話程度も花を咲かせた事は無い。こちらも積極的に関わる人間ではない為、接点という接点を持ち合わせていなかった。
だが、しかし意外だ。
目の前の詐欺師は授業の内容はともかくとして、生徒に慕われるような人間ではない。まあ一部例外がある事はあるが、それでも積極的に話せるような人間ではないだろう。
胡散臭さが染みついた詐欺師よりも、拠り所とする人間はいくらでもいそうだが……。
「怪しい先生によく話せましたね」
「これでも君たちの担任だよ?私は。まあ、そのおかげで面白い話が聞けたんだ」
悪辣な汚い飴の神様が担任だと知った時、生徒諸君はどのように思うか想像は難くない。
数百年を優に超える彼の視点は、せいぜい齢百を超える事が限界の人間には到底理解できない思考と思われるかもしれない。
人の不幸と思われる話を、こうも楽しそうに語ろうとする異常に対して”彼”が言う呆けた顔を向ける。
糸で縫いでも接着剤でも止まらない饒舌さを持つ彼は、今井という同学生の話を語った。
「なあ、生徒何某。君は、ドッペルゲンガーはどちらだと思う?」
辛辣な言動を、悪辣な表情で神様は笑う。
人の感情は存在せず、それは他人事を平気で話すだろう。
先に結末を話すなら、偽物はどちらか。
これは、そんな話である。
乱立した信号機の先に見えた新しめの校舎。桜高校前なんて安直な案内声が車内に響く。俺と同じ制服の見覚えのある連中と共にバスを降りれば、バスは定刻通りに駆け出した。
八十年を超える歴史を持つわが校は、老朽化の為に移設した現在もその名の通り桜の名所としても知られている。鮮やかな桃色の花々を真夏の現在は見る事が出来ないが、代わりの猛暑とセミの鳴き声が押し寄せる。
避暑地から足を踏み外せば世界はこんなにも暑苦しいのだと体現するように、その猛暑は止まる事なく日影が直ぐに恋しい。下駄箱程度の日陰でも、暑さになれぬ人間であるなら天国に相違ないだろう。
こうして真夏を存分に堪能し、訪れた先は視聴覚室。
三階にある事もあり、その道なりは多少遠い。
ドアを叩き、その薄暗い扉を開けた。
視聴覚室には冷暖房が通っており、他の教室と比べれば快適な場所だ。
それもあってか、独り身を好む和田先生はこの場所を好み書類仕事に追われている。普段から浮いている人間だからか、他の教員と会話をする姿をあまり見ない。幽霊にも例えられる初老の彼は、書籍を手渡すと、その手を止めた。
そのかいあってか何処か他愛ない印象を受けるが、授業中の様子や、担任としての彼は活動的な人物を思わせる。その為か生徒人気は悪い訳ではないが、人を選ぶ教員であるのは間違いない。
「正確には、厄祭りが語源だがね?」
マグカップに注がれた珈琲が、暖かそうに湯気を揺らす。
書籍に書かれた内容に対して聞かれたが、生憎歴史書には興味が無い。
地元にある祠に対して、矢祭という語源は何処から来るのか。
そんな質問の内容に対して、俺は分からないと答える。
「不吉だと言いたげだね、生徒何某。だが、言いえて妙と言われてもそうなのだからしょうがない。
元々あの辺りは地質の関係で土砂崩れが多くてね。厄を射止めるという意味で矢祭という言葉が使われるまでは、厄ネタ自体を名前としていた」
「何で神様に、そんな不吉な名前を?」
「疫病神として区別する為さ。いや、性格には神様の二面性のせいだな」
「神様の二面性?」
「例えば、雨の神様は雨を降らせるが、そのせいで洪水を起こす事もあるだろ?」
「行き過ぎた利益は毒になるって事ですか?」
「そう、薬が毒になる様に」
トリカブトが漢方薬にもなる様に。
曰く、その神様は不幸でありながら不幸を射止める性質を持つという。厄除けに似た特性を持ちながら、それ自体が厄になるのだから本末転倒だと彼は笑う。
「過剰な毒が彼女の厄で、”何も無い事”が彼女のご利益という訳さ。
厄を押さえ、不幸を射止め、日常を続けることがね」
その神様は、何もしないからこそ存在意義があるという。
「ああ、そういえばお礼がまだだったね。チュッパチャプスでいい?」
「リンゴで」
「青りんごならあったと思うが……。これだね、はい」
彼は、懐から某付きのキャンディーを取り出した。
其処に善意があろうが、過剰な劇物は迷惑だという話は分からないでもない。何もしなければ何も起こらず、最善にはならなくても最悪にもならない。
流動的な詰みは置いといて、少なくとも今すぐ不幸にはならない。
その神様は不幸を解消はすれ、幸福にはしない。
ただ、そういう幸福もあるという話だ。
「二面性と言えば、最近この辺りでドッペルゲンガーが出たらしい」
ぎりぎりの距離で見せびらかし、此方が乗らないと分かればつまらなそうに手渡す。
「__まあ、ツッコみはしませんけど。ドッペルゲンガーですか。……なんというか、ありきたりですね」
「名称が定まっている物に人は話題性を見出すだろ?それに、君の司書さんはこの手の話題が好みだと思うが?」
「人の恋慕に口を挟むつもりですか?」
「神様に人間は恋をできないよ、生徒何某」
軽口を咥える事にかけて一流を超えているのがこの男だ。
「本当に貴方は悪辣だな」
「事実を言っているだけじゃないか。尊敬は恋慕になり得ないって」
余計な一言が常に多い。
まあ、何だ。……軽口の応酬は置いといて、噂話だ。
例の探偵もドッペルゲンガーについて考察を垂れていたが、俺は探偵に聞いて初めて知った。この街の噂に、そんな俗っぽいものがある事もそうだが、一番の興味は其処ではない。
探偵曰く、その噂には犠牲者が含まれていると聞いている。
「別にどうでもいいですけど。それで、そのドッペルゲンガーですか?目撃者は、死んだんですかね?」
「どうして?」
「ドッペルゲンガーに会うと、死ぬらしいじゃないですか」
「そんな迷信があるようだけど、噂だったようだよ。今もこうして生きている訳だし」
「先生が?」
「ああ。つい先日、コンビニで偶然見つけてね」
「コンビニに通っているもんなんですね」
貴方がそれを語るか、なんて言葉にしたい。
八百万という様に、大量に存在する事を肯定はしないが実物が存在しないとは限らない。
その例外的存在は、悪辣で奇抜な教師を演じながら今日も人間社会に適合し人として生きている。
人間をこよなく愛しながら、その醜さに悪態を忘れない。
「噂とは違い幼少期の姿だったけど、ね」
「あなたに幼少期なんてあるんですか?神様」
俺は善良な神様を否定している。
俺は悪辣な神様を否定した事は無い。
目の前の人物は自身の欠損した小指を見せつけるかのように手の甲を置き、まるで何もなかったように話を続ける。
「私にだって子供の頃はあるさ。……まあ、平凡な人生だったが」
飴細工の付喪神。
名を、千歳。
和田という姓の下に付けられたその名称は、彼の付喪神としての名前に沿っている。
付喪神と言えば、百の年月を隔て神様に至った存在と言える。千歳はその名の通り千歳飴の付喪神だ。元は人間だったと語っているが、真相は分からない。
常に某付きの飴を手放さないのも、彼が飴細工の体をしておりそれを直すために必要だからだそうだ。
それが真偽かは知らないが、彼が飴細工である事を否定する事は出来ない。
それにしても、だ。
一つ集落を挟んだ向こう側のこの町に対して、ご近所ではない俺は噂の類を知る由もない。仲の良い友人は確かに居るが、彼らとの雑多な会話の中にさえ含まれていなかった筈だ。
それもドッペルゲンガーなんてわかりやすい噂なら、会話の種としても覚えていて相違ない筈だが。
「で、噂で聞いたという事は他にも被害者が?」
「君と同じクラスに、今井カコという女学生が居るだろ?その子が、如何やらドッペルゲンガーと屋根を共にしていたようでね」
「ドッペルゲンガーと一緒に住んでいたんですか?」
「今井カコは親元を離れて一人暮らしだったそうだ。高1の頃から住んでいて、最近になってこの話をしてきた」
今井カコ。
思い出してみれば顔が思い当たる程度の間柄だ。
というのも、彼女は日が当たる場所を好むような人間ではく世間話程度も花を咲かせた事は無い。こちらも積極的に関わる人間ではない為、接点という接点を持ち合わせていなかった。
だが、しかし意外だ。
目の前の詐欺師は授業の内容はともかくとして、生徒に慕われるような人間ではない。まあ一部例外がある事はあるが、それでも積極的に話せるような人間ではないだろう。
胡散臭さが染みついた詐欺師よりも、拠り所とする人間はいくらでもいそうだが……。
「怪しい先生によく話せましたね」
「これでも君たちの担任だよ?私は。まあ、そのおかげで面白い話が聞けたんだ」
悪辣な汚い飴の神様が担任だと知った時、生徒諸君はどのように思うか想像は難くない。
数百年を優に超える彼の視点は、せいぜい齢百を超える事が限界の人間には到底理解できない思考と思われるかもしれない。
人の不幸と思われる話を、こうも楽しそうに語ろうとする異常に対して”彼”が言う呆けた顔を向ける。
糸で縫いでも接着剤でも止まらない饒舌さを持つ彼は、今井という同学生の話を語った。
「なあ、生徒何某。君は、ドッペルゲンガーはどちらだと思う?」
辛辣な言動を、悪辣な表情で神様は笑う。
人の感情は存在せず、それは他人事を平気で話すだろう。
先に結末を話すなら、偽物はどちらか。
これは、そんな話である。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
シャーロットの仮説
ariya
ミステリー
ルイスは出版会社に勤務し始めたばかりの新人編集者。
彼が担当することになったのは、人気作家チャールズ・イヴァノヴィッチだった。
しかし作家は極度の引きこもりで、打ち合わせに現れたのは代理人だという女性だった。
紫の瞳を持つ、どこか不思議な雰囲気のシャーロット。
二人が打ち合わせをしていた喫茶店で事件が起こる。
※ミステリーを書いてみたいと思い、挑戦した作品です。
※架空の帝国「ケルトニカ帝国」を舞台にしたミステリー
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる