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探偵は骸に
探偵は骸に5
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俺は、歩道を渡っていた。
月を跨ぎ、蝉たちの嬌声がひと段落を迎えた季節。世間では十五夜等と、団子にススキが添えられる季節を迎えていた。横を過ぎる人々の服装も、涼やかな格好から一変する。
その日は、例年の暑さを感じさせない程に肌寒かった。と、語る俺もその例に従い半袖の上に一枚を忘れる事は無い。
紅いトタン屋根が特徴的な、古めかしい階段を上り何時もの事務所へと足を運ぶ。
「__さて」
携えた書籍は重く、これまでの足跡は決して消えない。
一息を吐き、俺は事務所の中へと歩を進めた。
探偵が愛用する机と椅子を借りると、先程持ち込んだ書籍を開きノートを用意する。それはこの街の歴史がある程度書かれた書籍であり、この街における”探偵”と”災害”に関する記録だった。
元々彼女の祖父の代から受け継がれることとなる探偵は、それから三十年ほど前。第一次農村が壊滅したのを受けて、当時の有力者たちが水源の管理と、農業資源の確保を目的とした移民の先導的立場であった。
第一次農村は数十年の歳月を有して農業の発展と水源の管理運営に努めたが、とある奇病により村人の過半数が死体となったとされている。奇病を恐れた村人は、近くの村々へ避難をしたというが、その主な村が、漣。
漣市は、人口一万人を下回る田舎町だが、その大半が合流した元町民であるという記録がある。そして漣市では、とある噂が蔓延している。
それは、感情の消失。
喜怒哀楽を基本とする感情の欠如。噂は噂に過ぎないが、それは天城霧の自覚症状と一致する。
此処までをまとめ終え、推測を一時中断し。俺は、百年前の災害について考えを深める。
この場合、疫病というのは感情の消失を意味指すのか。
感情の消失は、病と言えるのか。
精神学的な観点からは何も言えないが、精神的障害が疫病に関連する事は無い。
しかし人間の心理を考えるに、だ。知人が変貌していく姿はまさに疫病と言わざる負えないのではないのか?
つまり、百年前の災害としての疫病とは、精神的欠損による集団自殺?
それが今の今まで続いているとして、その原因は何か。
「……今、天城霧の状態は何を意味しているのか」
考えながら、インスタントコーヒーをかき混ぜる。
集団的ヒステリックが起き、この街は壊滅した。その原因となる記述は無く、主な病原菌も宗教関連も記述が無い。精々わかる事は、それが感染症ではない為に、探偵が主導的立場でこの街を再構成した事だ。
感染症であるなら原因を見つけるはずだ。
しかし、この七十年の時間においてそのような原因となる生物の報告はなく、事件も無い。
その近くに工場が建てられたという記述も無い。
その上で、疫病とだけ書かれている。
「精神的障害を有する疫病の発症」
そしてそれは、漣市周辺にだけ噂として立ち込めていた。
「__まるでゾンビものだな」
俺は、そう口にする。
これ以上はどうにも頭が回らない。感情の欠陥により、他の感情へ依存した人間が人を襲い、それがヒステリックな事件として世に語られる事となっているのならそのような記述があるはずだ。百年前の記述は空白であり、これ以上の推察は望めない。
理論的に解釈するには余りにも資料が少ない。そして、何より。想像を膨らませるのはたやすいが、天城霧の症状と関係する話は出ない。
「……天城霧はゾンビではない」
「そう。彼女はゾンビでもないし、エイリアンでもない。彼女は正真正銘の人間だ。後輩君」
マグカップを取り、勝手に啜る彼女。
探偵。太宰(だざい)奈々(なな)は渋い顔で見上げる俺に笑顔で答える。どうやら仮眠から目覚めたようで、欠伸を溢しながらそれを置いた。
「いたのか?先輩」
「いたよ」
そういう彼女は淫らな格好をしている訳で、俺はその方向に視線を向ける事無く言葉を続ける。
「__声を掛けてくれ」
「声を掛けるのが忍びなくてね。調べものかな?」
目の前に広がる資料は、この街の歴史を端的に記した書物と自分なりの考察が書かれたノート。隠す気も無い俺は、一時中断した其れを閉じて彼女に渡す。
今まで描いた論文に証拠などなく、空想の産物に過ぎないが。探偵が関わっているとするのなら彼女も例外でない可能性がある。
それを理解している上で、俺は乞う言葉を口にする。
「ああ。探偵がどんな職業なのか、興味が沸いた」
その言葉に、探偵の動きが止まった。
「先輩の爺さんが何をしたのか。何故写真家が探偵を兼任したのか。__そして、天城霧の特異性と関係があるのか」
「君の同学生の話を信じているのか?後輩君」
「あんたは、天城霧の特異性を知っているんだろ?」
「ああ。だが、それはあり得ない」
感情の欠損について、天城霧の状態について彼女は知っていると答えた。然し、明確な言及がないまま一か月が過ぎている。この間、天城霧に目立った変化はない。
天城霧が嘘を付いているのか?
それならなぜ探偵は否定しなかった?
今も探偵はこの状態について否定しない。そして、天城霧の発言をあり得ないと言っている。
感情の欠損は肯定したままだ。
「いいかい?後輩君。感情の消失は並大抵の話ではない。君は、四肢を切り落とされた状態で生活できると思うか?
彼女がしている事は其れだ。考える事の具体性なく、天城霧がするべき行動を選択し、天城霧として行動することは人間には不可能だ」
「……アンタは、状態の解決を知っているのか?」
「__努力をすると誓っただろ。天城霧は戻るさ」
「もしその努力が報われなくて、天城霧が自殺したら?」
「そうしないように私は努めるから。……信じてくれ」
「__先輩」
その言動には。
彼女の言葉には。
「先輩は、俺の友達としての天城霧を救ってくれるのか?」
言いようのない、含みに似た何かが存在した。
先輩である探偵は、何かを隠している。
「__天城霧は、この街におけるこの街における時限爆弾(ツァーリボンバ)だ。今は、これしか言えない。後輩君。頼む。信用が無い事は知っている。……その上で。
君は、関わらないでくれ」
探偵は、かすれた声で言うのだ。
その言葉を、鵜吞みにするほど時間はあるのか。
そんな事すら、俺は知らなかった。
月を跨ぎ、蝉たちの嬌声がひと段落を迎えた季節。世間では十五夜等と、団子にススキが添えられる季節を迎えていた。横を過ぎる人々の服装も、涼やかな格好から一変する。
その日は、例年の暑さを感じさせない程に肌寒かった。と、語る俺もその例に従い半袖の上に一枚を忘れる事は無い。
紅いトタン屋根が特徴的な、古めかしい階段を上り何時もの事務所へと足を運ぶ。
「__さて」
携えた書籍は重く、これまでの足跡は決して消えない。
一息を吐き、俺は事務所の中へと歩を進めた。
探偵が愛用する机と椅子を借りると、先程持ち込んだ書籍を開きノートを用意する。それはこの街の歴史がある程度書かれた書籍であり、この街における”探偵”と”災害”に関する記録だった。
元々彼女の祖父の代から受け継がれることとなる探偵は、それから三十年ほど前。第一次農村が壊滅したのを受けて、当時の有力者たちが水源の管理と、農業資源の確保を目的とした移民の先導的立場であった。
第一次農村は数十年の歳月を有して農業の発展と水源の管理運営に努めたが、とある奇病により村人の過半数が死体となったとされている。奇病を恐れた村人は、近くの村々へ避難をしたというが、その主な村が、漣。
漣市は、人口一万人を下回る田舎町だが、その大半が合流した元町民であるという記録がある。そして漣市では、とある噂が蔓延している。
それは、感情の消失。
喜怒哀楽を基本とする感情の欠如。噂は噂に過ぎないが、それは天城霧の自覚症状と一致する。
此処までをまとめ終え、推測を一時中断し。俺は、百年前の災害について考えを深める。
この場合、疫病というのは感情の消失を意味指すのか。
感情の消失は、病と言えるのか。
精神学的な観点からは何も言えないが、精神的障害が疫病に関連する事は無い。
しかし人間の心理を考えるに、だ。知人が変貌していく姿はまさに疫病と言わざる負えないのではないのか?
つまり、百年前の災害としての疫病とは、精神的欠損による集団自殺?
それが今の今まで続いているとして、その原因は何か。
「……今、天城霧の状態は何を意味しているのか」
考えながら、インスタントコーヒーをかき混ぜる。
集団的ヒステリックが起き、この街は壊滅した。その原因となる記述は無く、主な病原菌も宗教関連も記述が無い。精々わかる事は、それが感染症ではない為に、探偵が主導的立場でこの街を再構成した事だ。
感染症であるなら原因を見つけるはずだ。
しかし、この七十年の時間においてそのような原因となる生物の報告はなく、事件も無い。
その近くに工場が建てられたという記述も無い。
その上で、疫病とだけ書かれている。
「精神的障害を有する疫病の発症」
そしてそれは、漣市周辺にだけ噂として立ち込めていた。
「__まるでゾンビものだな」
俺は、そう口にする。
これ以上はどうにも頭が回らない。感情の欠陥により、他の感情へ依存した人間が人を襲い、それがヒステリックな事件として世に語られる事となっているのならそのような記述があるはずだ。百年前の記述は空白であり、これ以上の推察は望めない。
理論的に解釈するには余りにも資料が少ない。そして、何より。想像を膨らませるのはたやすいが、天城霧の症状と関係する話は出ない。
「……天城霧はゾンビではない」
「そう。彼女はゾンビでもないし、エイリアンでもない。彼女は正真正銘の人間だ。後輩君」
マグカップを取り、勝手に啜る彼女。
探偵。太宰(だざい)奈々(なな)は渋い顔で見上げる俺に笑顔で答える。どうやら仮眠から目覚めたようで、欠伸を溢しながらそれを置いた。
「いたのか?先輩」
「いたよ」
そういう彼女は淫らな格好をしている訳で、俺はその方向に視線を向ける事無く言葉を続ける。
「__声を掛けてくれ」
「声を掛けるのが忍びなくてね。調べものかな?」
目の前に広がる資料は、この街の歴史を端的に記した書物と自分なりの考察が書かれたノート。隠す気も無い俺は、一時中断した其れを閉じて彼女に渡す。
今まで描いた論文に証拠などなく、空想の産物に過ぎないが。探偵が関わっているとするのなら彼女も例外でない可能性がある。
それを理解している上で、俺は乞う言葉を口にする。
「ああ。探偵がどんな職業なのか、興味が沸いた」
その言葉に、探偵の動きが止まった。
「先輩の爺さんが何をしたのか。何故写真家が探偵を兼任したのか。__そして、天城霧の特異性と関係があるのか」
「君の同学生の話を信じているのか?後輩君」
「あんたは、天城霧の特異性を知っているんだろ?」
「ああ。だが、それはあり得ない」
感情の欠損について、天城霧の状態について彼女は知っていると答えた。然し、明確な言及がないまま一か月が過ぎている。この間、天城霧に目立った変化はない。
天城霧が嘘を付いているのか?
それならなぜ探偵は否定しなかった?
今も探偵はこの状態について否定しない。そして、天城霧の発言をあり得ないと言っている。
感情の欠損は肯定したままだ。
「いいかい?後輩君。感情の消失は並大抵の話ではない。君は、四肢を切り落とされた状態で生活できると思うか?
彼女がしている事は其れだ。考える事の具体性なく、天城霧がするべき行動を選択し、天城霧として行動することは人間には不可能だ」
「……アンタは、状態の解決を知っているのか?」
「__努力をすると誓っただろ。天城霧は戻るさ」
「もしその努力が報われなくて、天城霧が自殺したら?」
「そうしないように私は努めるから。……信じてくれ」
「__先輩」
その言動には。
彼女の言葉には。
「先輩は、俺の友達としての天城霧を救ってくれるのか?」
言いようのない、含みに似た何かが存在した。
先輩である探偵は、何かを隠している。
「__天城霧は、この街におけるこの街における時限爆弾(ツァーリボンバ)だ。今は、これしか言えない。後輩君。頼む。信用が無い事は知っている。……その上で。
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