平和は訪れない!!

はおそん

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俺の身の回りの人可笑しい!!

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どうも、こんちには

笠沙知也、16歳学生です
普通に「かささ ともや」と呼びます
てかね、そもそもなんで作者は俺を使うのか、ただの変態なのに(メタイ)

それにしても、今日は
清々しい朝!!
俺の唯一の自由な時間!!朝!!
外は真夏日のような快晴で、空気が澄んでいた

「それにしてもいい天気だなー、温度も丁度いい。春ってやつは最高だぜ!」

春はまさに俺が最も活動する時期!!寒くもない暑くもない。いや、ちょっと暑いかな、最近地球温暖化やらなんやら
そうそう、今思うんだよ、北極の氷って、溶けても北極熊の住処がなくなるだけで、俺らにはあまり関係なくねということに
だってさ、北極にあるのは海に浮かんでる氷だろ?重さは溶けても変わらないから、結局のところ海面は上昇しないし、なんの影響もない
と思うんだ。

てか何の話してんだ俺、俺こんなキャラちゃうぞ!!
いや、こんなキャラがいい、おい作者いい加減良くしろ(メタイ)

さて、そんなことはさておき、今日も嫌な日だぜ
さっき唯一の自由な時間とか言ってたけど、いや、自由だったよ

数日前までは



【回想】

それは急すぎる出来事であっる、どれ位急すぎるって?
そりゃ、例えを言うのなら、快晴だった天気がいきなり暴風雨なくらい
………………
大袈裟すぎたすみません。

いやですね、それにしてもほんと急なんですよ

父さんがいきなり

「ちょっと母さんと旅行いってくるわ」

とか言い出して
そりゃ「は?」ってなりますよ
まあ、両親だけで旅行はね、全然していいと思うよ?うん
でもね、ちょっとこのあとの会話が

「あらやだ、父さんったら、まさか旅行でしちゃう?」
「当たり前だよなぁ?」
「もう、父さんったらー」

こんなクソかつイラつく会話をしたんだぞ、もう許せない、許さんぞ!!
しかも何日間行くの?って聞くと
「2ヶ月だ」
………………
いや、うん、いいよ全然
それでだ、どこ行くのって聞いたら

「グリーンランド」
「????ごめん、耳おかしくなったかもしれんからもう1回」
「俺の息子って難聴なのかな、グリーンランドだよ、グリーンランド」

…………………………
2ヶ月も、2ヶ月も、2ヶ月も!!
グリーンランドに滞在するそうだ。もう両親の考えてることがわからないよ
しかもなに、するの?え?
もしかしてオリオン座の下でを越しちゃうのかな

「あ、そうだ。我が息子よ、妹のことは頼んだぞ」
「は?いやふざけんな無理」

そうです、私には妹が居るのです
羨ましいだろ、ははははは

言っとくけど
ウザイだけだぞ?

「あらあら、そんなこと言いながら本当は妹のこと大好きなくせに」
「は???妹は2次に限るんだよ」
「ま、妹を襲ったりしないようにな」
「親父ファ〇ク!!」
「はははは、じゃ、行ってくるぜ」
「知也、家の掃除とかしっかりやりなさいよ、帰ってきて散らかってたら、どうなるかわかるよね?」 

いや、母さんよ、笑ってない笑顔でそんな事言われると逃げたくなるからやめてください

「はぁ…………分かったから、ほらほら、行ってらっしゃい」
「しっかりね?行ってきます」

【回想終了】

いやーーー!!
解説しながら回想お疲れ様俺!!
まあ、分かっていただいたろうか
それが
今に至ったわけだ
親父に妹のこと頼まれたから、飯と掃除、家事はすべて俺がやってる
妹は何も出来ないからね、あいつゲームしか出来ん
しかも起きるの遅いんだよ、だからいつも起こさないといけなくなるんだ
でも、妹を起こそうと部屋の前で立ち止まるが、いつもいつも!!
謎の機械音が室内からするので、起こせない

てか起きてるだろあいつ、何してんだよ気持ち悪い、朝から元気すぎかよ

お前の2ヶ月間の間の任務は、とりあえず勉強でいいわ、ちゃんとやってくれ
ってこの前言ったら

「は?何言ってんの?するわけないじゃん」

って見事に真顔で返されたわ
妹は女王かよボケ

「おーい、朝飯出来たぞ、降りろー」
…………

「呼びかけても返事なしか、可愛くねー奴め、てか生意気すぎなんだよそもそも、殴ってくるわ見下ろしてくるわ、姉持ってるやつと交換したいわ」

真面目にほんとに代わって欲しいのです
別に顔は可愛いんだよ、俺の中では。性格がね、クソすぎて、まるでゴミのようだ

「あぁん?」
「あ………………」

聞かれたー!!!
だめだ、殺される、いやだ、助けてママー!!僕まだ若いから死にたくない!!

「そんなに私のこと面倒いんやったら出ていけばいいやん、ちっ」
「は?お前何言ってんの、ここ俺んちやし」
「お前の家ねーから」
「ちっ」
「舌打ち?お前いつの間にそんな偉くなった、あぁん?」
「いった!?なんで蹴ったシバくぞ!!」
「は?足滑っただけだし」
「おまえな…………!!」

おっとダメだ
しばき回したいが、ここは我慢だ、こんなくそ妹でキレるわけには

「そうだな、俺の家ないわ」
「………………」モグモグ
「………………」

いいんだ、無視なんて蹴られるよりマシだ!!
うん、今日の妹は非常に機嫌が良いな!!

「あー、そうそう、そこのウザイやつ、今日友達来るから家帰ってくんな」
「名前で呼べや」
「悪い、シーネ・カース、今日友達来るから家帰ってくんな」
「………………やめてくれ泣きたくなる」
「泣けや」
「いった!?おいてめー蹴るな!!」
「ちっ、泣けや」
「あー!!!もうめんどくせー!!学校行ってくる」
「帰ってくんなよーー」
「きーーこえない!!アッカンベー!!」

幼稚か俺!!


…………このように…………
俺の唯一の自由時間がなくなった、朝の唯一の、ゆっくり出来る時間が……
なんであんな出来の悪い妹によって潰されなきゃいけねーーんだよー!!なんであいつのために朝作らないといけないんだよ!!
ふざけやがって!!!ぶっ〇すぞ!!
おっと危ない本音が

でもねー、妹地味にタイプなんだよなぁ、身長は好みの150cm台だし、スタイルいいし、髪の毛サラサラだし、可愛いし…………
性格が良ければ好きになってたのに……もう性格クソなやつは好きになれないってはっきりわかんだね!!


しかし…………
歩いていると、本当にいつも思うんだなぁ
この辺の人、いつ家出るのかな
ということを
ほんとに朝静かだし、いっつも俺1人だけこの道歩いてるし
30分もあるかなあかんし
え?自転車漕げよ?だって?
いや、山だし、漕いで上るんやったら、歩いた方が早い気がする
山にある学校だから、人は少ないだろうとか意外とそういう偏見あるかもしれないが、そんなことは決してない
普通に1000人超えで、一応市トップレベルの高校だし
まあ、俺が住んでるところと学校の間に一つ山があるから遠いんだけど、決してそんなにしんどいものではない
山だから夏は涼しい、冬クソ寒いけど
さっきも言っていたと思うが、学校は1000人もいるのだ
もう察してほしいけど、本当に察してほしいけど、仕方ないわね、教えてあげるよ、感謝しなさい!
ここ都会なんだよなぁ
学校が山にあるだけで、決して田舎とかではないんだ

そして半分くらいの道のりを歩くと、都会を見下ろせる所に着くわけ
市の観光スポットとしても有名で、あとは、クソリア充共が集まるところ。


「おーーい、知也ーー」
「ん、なんだ、松居さんか、おはよ」

おっと、説明してた内に、もうそろ学校か

こちら、わたくしのクラスメイトである
松居星歌
松井と同じ呼び方のため、感じもそっちなのかなと思ってる人も多いようで。後ろの名前は「せいか」と呼ぶ
顔はまだ俺にとってはいい方、いや、てか普通にいいかも
身長は見た限り160cm台、顔は美人顔ではなく、かわいい系であるな、わたしの好みの顔だ。
みんなだったら襲うんじゃね
やめろよな、ほんとに、犯罪者になるとかやめろよな?
まあ、高一からの知り合いだが、なかなか謎な者
行動がイマイチ分からない
いきなり真顔になってマジレスしてきたり、逆ギレしたり
いきなり満面の笑みで殺しにかかってくるし、甘えてくると思ったらただの奢ってアピール
ほんと訳分からん!!

「おはよ!元気ないぞー、さては夜更かししたな?」
「違うよ、てか俺はいつでも下は元気だぞ」
「汚いしね消えろカス」
「」

ほらこのように、笑顔からの真顔だもん、怖いんだよ
可愛いけど怖いんだよ、なんか俺弱いってなるから、こういうのやめて欲しいんだ
実際弱いけど!!

「で?まだ彩奈ちゃんに?」
「分かってるなら聞くなよ」
「まあまあ!!んー、それにしてもあの可愛い妹があんなくた悪いとはね……でも、知也嘘ついてたりしてる可能性も」
「は?」
「本当は(自主規制)とか(自主規制)とかしてるんでしょ!!」
「はー!?!?してねーよ!!汚ねーよ!!」

この通り、もう壊れ始めた

「嘘つきはホモ」
「やめろ、無限ループや」
「ま!!そんなことは忘れよう!!」
「あー、だな」

そうだ、こんなことは忘れよう!!妹なんてもう嫌いだ!!ふん!!もう知らない!!

きめぇ俺

「あ、そうそう知也?」
「ん?なに」
「今更だけどさ、あー、でも言ったら悪いかなー」
「なんだよ、言えよ気になるじゃねーか」

あるある
言いたいけど言ったら不味いだろうなって言われた時の好奇心

「いやー、その」
「??なんだ早く言えじれったい」
「靴が……」
「ん??靴」

僕は視線を下に向き、靴を見た
………………
ふと~♪
見下ろすと~♪
スリッパ~があった~♪
こわーくて~、震えていた~♪
だって~もう学校前だから~♪

「…………あは、あはははは、松居さん!!遅れるかもって先生に言ってくれ!!」

これは走れメロスならぬ
走れトモヤだ!!うおおお!!!!

「あ、うん、がんばれー!!頑張れっ!頑張れっ!」

おい!!その応援はやめろ!!!


君たち、私の高速移動をなめるでない、時速50はあるぜ?あ、m単位な
まあ、普通に学校では速い方だし、うん、すぐに着くさ家なんて!!
坂がいくつかあって、走ると命取るくらい急だけど、忘れもよしたら絶対ここ通る



「はぁはぁ……はぁ……」
着い……た……間に合っ……た……はぁはぁ
「お、ともじゃん、おはよ、どうした、朝からやったのか」
「お前……1回……はぁ……死んで来い……」ハァハァ
「嘘やって。ま、スリッパで来るやつに死ねなど言われたくないな!」
「くっ」
「てかよう間に合ったな、さすが」
「ふふふ、これでも以外と速いのだ!!蒼はあれだもんな、サッカー部のくせに帰宅部の俺より遅いもんな。雑魚すぎんだろ」
「は?お前喧嘩売ってんのか表出ろやオラァ!!」
「席つけ朝始まるから、ほら、先生に怒られるぞ」
「あとで覚えてろよ!ゴラァ!!」

朝から元気百倍俺の友達である
名前は橋元蒼昊
後ろは「そら」と呼ぶ、当て字的なものだと俺は思うけども
なんか「そら」って呼ぶのめんどくさいし、いつも「そう」って呼んでる。うそ、「そら」って呼んでる
身長は170m台
違う、170cm台だ
こいつは地味にイケメンで、モテる
爆ぜればいいんだよと俺は思ってるけど
あいつ曰く「お前の方がモテてるからな?」
らしい
それで女子に確かめてみたら
「そんなことないと思うけど」
とは爆笑しながら否定してた
その翌日そらに腹パン交わせた

「朝始めるぞー、号令ー」
「起立、気をつけれい」

いつもと変わらない挨拶、もっと別のものに変えてもいいと思うけどね私



そんなことよりも
……先から気になって隠し続けてきたが……これはなんだ……

「……せ、先生、机がなんかベタベタしてます……」

しかも匂いがする、胃酸かな、なんかそんな感じの、ものすごい刺激臭

「なんだ」
先生はすぐに駆けつけてくれた
いい先生だなー

「あー、唾液ですね」
「へー、唾液ですか………………え??」

…………唾液ですね……は?

唾液ですね
じゃねーよ!!なんでそんな冷静なのさ!!てかなんで唾液!?!?
この先生悪い先生だ!!

「そうですね、この状態ですと、やったの朝ですかね、それで急いで拭いた感じですね」
「はぁ……なるほどですね」

いや、なんでわかんの先生こわーい。え、マジで何でそんなに詳しいの、現場にいたのもしかして!!さすが悪い先生ですね!!!
それはさすがにないか

「まあ、笠沙、事故だと思って。さ、雑巾で拭きなさい」
「……はい」

この教師、何考えてんだ!面倒事だからって!!適当すぎるだろさすがに!!
ごめんなさい!!これは事故だとは思えない!!
てかなんの事故!?なんの事故でこうなる!?
適当にも程があるだろ!絶対事故ちゃうって分かるし!!
嫌がらせやん!!

くそ!!監視カメラ付けろよ教室に!!
ああーー!!!!もうみんなの行動読めないよ!!蹴られるわ、キレられるわ、無視られるし、そして唾液でやられるわ

ほんと、俺の身の回りの人
可笑しい人しかいない様子だね!!
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