詩集「支離滅裂」

相良武有

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第一章 二十歳の詩集

⑨僕の人生

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 僕の人生

 ささやかな未来


 二十八歳まで

 後八年

 酒だ、女の娘だ、雀麻だ

 徹底的にその修行だ


 三十三歳になったら結婚しよう

 それまでに金を貯めるんだ

 守銭奴みたいに貯めるんだ

 でも

 ”十年か十五年、その女の為に縛られても良い”と思える女じゃ無きゃ結婚は止そう

 子供は作らずにおこう

 自分の血を引いた遺物なんて真っ平だ


 十五年間、家庭で妻を愛そう

 そしたら今度は妾を持つんだ

 毎晩、嫌と言うほど攻めてやろう


 それから十年、もう六十近い

 そろそろ世間に決別しよう

 無様な長生きなんて御免だから

 死ぬ時は妾の腹の上が良い

 情死で死ねたら最高だ


 僕の人生

 ささやかな未来

 
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