61 / 64
いやな予感しかないんだが?
しおりを挟む
「翔くん? わたし、なんにも聞いてないんだけど?」
ビデオ通話をしているわけではないので、相手の表情は見えない。
しかし、スマホから漏れ聞こえる声のトーンだけで、春崎須美が心底ご立腹であることは容易に想像がついた。
「えっと、何の話でしょう?」
自分に後ろめたい記憶はないはずなのだが、彼女の放つ威圧感に気圧され、俺の声は心なしか上ずってしまう。
「とぼけないでよ! 全く、翔くんといい、未惟奈ちゃんといい……」
あれ? 未惟奈も同罪なのか? そもそも、何の罪が確定したのかも分かっていないのだけれど。
俺が事態を把握できずに沈黙していると、ようやく春崎が本題を口にした。
「未惟奈ちゃんと、そして翔くんまで伊波紗弥子と対戦したんだって!?」
ああ、はいはい、その件か。
「いや、あれは対戦っていうか、ちょっとスパーリングをしただけですよ。春崎さんが大慌てするほどのことじゃありませんって」
「簡単に言わないでよ! 伊波ちゃんと未惟奈ちゃんが拳を交えたなんて知れたら、たとえスパーリングだってヤフーニュースのトップを飾るレベルなんだから!」
たしかに、世界的なスーパースターと「天才ムエタイ少女」として格闘技界に君臨する伊波の対戦だ。
メディアの書き方次第では、とんでもない騒ぎになっていた可能性はある。
だが、当人たちはそんな騒ぎを望んでいないだろうし、何よりあの対戦の内容は、事情を知らない世間様が簡単に納得できるような代物ではない。
「ところで、春崎さんはどこからその話を?」
「高野彰よ」
「え!? 高野彰って、確か前に言ってた格闘技団体『RYUZIN』のCEO?」
「そうよ。当事者の二人じゃなくて、高野さんから情報を回されるなんて、記者として恥ずかしいわ」
俺たち、そんなに懇意な関係だったっけ? まぁ、それはいいとして。
高野彰といえば、かつて未惟奈と伊波のドリームマッチを企画した張本人だ。
伊波側の大人たちが首を縦に振らず、一度は立ち消えたそのマッチメイク。
その穴を埋めるために春崎が芹沢を連れてきた、という話を以前彼女から聞いたことがある。
彼女の選手発掘スキルは高野からも高く評価され、信頼されているという話だったが。
「でも、どうして高野CEOがその件を知ってるんですか?」
「それが伊波ちゃんなのよ」
「伊波が? 伊波が高野CEOに直接話したってこと?」
「いいえ。いくら彼女が有名だといっても、現役選手がプロモーターに直接コンタクトを取るような真似はしないわ」
「じゃあ、どうして?」
「翔くん、チャンプア・プラムックは知ってるわよね?」
「いや、知りませんけど」
「え!? 知らない!? ……まあ、そうか。伊波ちゃんのことも知らなかったものね」
「誰なんですか、その人は」
「現在、ムエタイ界で最強と呼ばれている男よ」
「はあ。で、そのチャンプア?がどうしたんですか?」
「タイにあるチャンプアのジムに、伊波ちゃんはよく出稽古に行っているの。二人は交流が深くてね、どうやら伊波ちゃんが彼に漏らしたらしいのよ」
「はあ……」
いまだに要領を得ず、俺は中途半端な相槌を打つ。
なぜ伊波は、未惟奈とスパーリングしたことをわざわざムエタイ最強の男に話したんだ?
そんな話を聞かされたところで、彼が興味を持つとは思えないのだが。
「でも、伊波が未惟奈と動いたことを、なんでチャンプアがわざわざ高野CEOに伝えるんですか?」
「もちろん、その話を伝えるために連絡したわけじゃないわ。伊波ちゃんだって、未惟奈ちゃんとの件は『ついで』に話しただけでしょうし」
「ついで?」
「そう。チャンプアが食いついたのは、未惟奈ちゃんと伊波ちゃんの話じゃないの」
「というと?」
「チャンプアが興味を持ったのは……翔くん、あなたよ」
「え!? 俺!?」
「そう。高野さんが言ってたわ。『伊波も未惟奈も敵わない男子高校生の空手家がいるらしい』とチャンプアから聞いたって」
な、なんだか嫌な予感がしてきたぞ。
「そ、そんな噂話レベルの内容を、ムエタイ最強の選手が高野CEOにわざわざ伝えるものなんですか?」
「チャンプアは別に、単なる世間話をしたわけじゃないわ。伊波ちゃんがどう伝えたのかは知らないけれど、チャンプアは翔くんとのマッチメイクを高野さんに打診してきたのよ」
「な、な、な……なんだって!?」
ちょっと待て。
現役ムエタイ最強が、俺と戦いたい?
伊波のやつ、一体どんな盛り方をしたんだ。
ありえない、そんなの。
「だから高野さんに聞かれたのよ。『神沼翔という名に心当たりはあるか』って」
「な、なんて答えたんですか?」
「迷ったけれど、一応知らないフリをしておいたわ」
「ま、迷わないでくださいよ……」
「私はね、これはチャンスだと思うのよ」
「え!? チャンス?」
やめてくれ。
格闘技マニアの勝手な妄想に、俺を巻き込まないでほしい。
「だってムエタイと言えば、今や誰もが認める立ち技最強格闘技よ?」
「だから何だって言うんですか」
「前に言ったでしょ? 翔くんには空手こそが世界最強だってことを証明してほしいって」
いやいや、確かにあなたはそう言っていたけれど、俺は一言も同意していない。
「春崎さん、俺は空手の試合すら出たことないんですよ? それがいきなりムエタイ王者と戦うなんて、世間が許さないでしょう。まあ、世間が許す前に俺自身が許しませんけどね」
「まあ、そう言うとは思ったけどね。とにかく、この件もゆっくり話したいし、未惟奈ちゃんと伊波ちゃんの件も詳しく聞きたいから、来週時間を取ってくれない?」
「さっきの件については、もう話すことなんてないですよ」
「そう言わずに。来週の火曜日、九月二十五日でいいかな? 給料日だから、いいお店で接待してあげるよ」
春崎の最初の不機嫌なトーンはどこへやら、妙に機嫌が良くなっているのが逆に気味が悪い。
この人、自腹じゃなくて経費を使って全力で俺を説得する気じゃないのか?
実は高野CEOから「何とか説得しろ」と厳命されているのでは……そう思うと、めちゃくちゃ怖い。
結局、俺は春崎の勢いに押し切られる形で、来週の火曜日に会うことを渋々承諾してしまった。
「できれば、未惟奈ちゃんも呼んでおいて。こっちは薫子も連れていくから」
「え? 芹沢さんがなんで?」
「定期的に大成拳の指導を受けているんでしょ? 薫子からも、翔くんの大成拳の完成度を最終チェックしてもらおうと思って」
「なんで春崎さんがそんなチェックをする必要があるんですか? やめてくださいよ、本当に……」
「まあまあ、そんなに重く考えないで。とりあえず会って、気楽に話しましょう」
春崎須美はそれだけ言い残すと、一方的に通話を切ってしまった。
いやいや、どうやって今の話を「気楽」に受け止めろっていうんだ。
勘弁してくれよ、本当に。
ビデオ通話をしているわけではないので、相手の表情は見えない。
しかし、スマホから漏れ聞こえる声のトーンだけで、春崎須美が心底ご立腹であることは容易に想像がついた。
「えっと、何の話でしょう?」
自分に後ろめたい記憶はないはずなのだが、彼女の放つ威圧感に気圧され、俺の声は心なしか上ずってしまう。
「とぼけないでよ! 全く、翔くんといい、未惟奈ちゃんといい……」
あれ? 未惟奈も同罪なのか? そもそも、何の罪が確定したのかも分かっていないのだけれど。
俺が事態を把握できずに沈黙していると、ようやく春崎が本題を口にした。
「未惟奈ちゃんと、そして翔くんまで伊波紗弥子と対戦したんだって!?」
ああ、はいはい、その件か。
「いや、あれは対戦っていうか、ちょっとスパーリングをしただけですよ。春崎さんが大慌てするほどのことじゃありませんって」
「簡単に言わないでよ! 伊波ちゃんと未惟奈ちゃんが拳を交えたなんて知れたら、たとえスパーリングだってヤフーニュースのトップを飾るレベルなんだから!」
たしかに、世界的なスーパースターと「天才ムエタイ少女」として格闘技界に君臨する伊波の対戦だ。
メディアの書き方次第では、とんでもない騒ぎになっていた可能性はある。
だが、当人たちはそんな騒ぎを望んでいないだろうし、何よりあの対戦の内容は、事情を知らない世間様が簡単に納得できるような代物ではない。
「ところで、春崎さんはどこからその話を?」
「高野彰よ」
「え!? 高野彰って、確か前に言ってた格闘技団体『RYUZIN』のCEO?」
「そうよ。当事者の二人じゃなくて、高野さんから情報を回されるなんて、記者として恥ずかしいわ」
俺たち、そんなに懇意な関係だったっけ? まぁ、それはいいとして。
高野彰といえば、かつて未惟奈と伊波のドリームマッチを企画した張本人だ。
伊波側の大人たちが首を縦に振らず、一度は立ち消えたそのマッチメイク。
その穴を埋めるために春崎が芹沢を連れてきた、という話を以前彼女から聞いたことがある。
彼女の選手発掘スキルは高野からも高く評価され、信頼されているという話だったが。
「でも、どうして高野CEOがその件を知ってるんですか?」
「それが伊波ちゃんなのよ」
「伊波が? 伊波が高野CEOに直接話したってこと?」
「いいえ。いくら彼女が有名だといっても、現役選手がプロモーターに直接コンタクトを取るような真似はしないわ」
「じゃあ、どうして?」
「翔くん、チャンプア・プラムックは知ってるわよね?」
「いや、知りませんけど」
「え!? 知らない!? ……まあ、そうか。伊波ちゃんのことも知らなかったものね」
「誰なんですか、その人は」
「現在、ムエタイ界で最強と呼ばれている男よ」
「はあ。で、そのチャンプア?がどうしたんですか?」
「タイにあるチャンプアのジムに、伊波ちゃんはよく出稽古に行っているの。二人は交流が深くてね、どうやら伊波ちゃんが彼に漏らしたらしいのよ」
「はあ……」
いまだに要領を得ず、俺は中途半端な相槌を打つ。
なぜ伊波は、未惟奈とスパーリングしたことをわざわざムエタイ最強の男に話したんだ?
そんな話を聞かされたところで、彼が興味を持つとは思えないのだが。
「でも、伊波が未惟奈と動いたことを、なんでチャンプアがわざわざ高野CEOに伝えるんですか?」
「もちろん、その話を伝えるために連絡したわけじゃないわ。伊波ちゃんだって、未惟奈ちゃんとの件は『ついで』に話しただけでしょうし」
「ついで?」
「そう。チャンプアが食いついたのは、未惟奈ちゃんと伊波ちゃんの話じゃないの」
「というと?」
「チャンプアが興味を持ったのは……翔くん、あなたよ」
「え!? 俺!?」
「そう。高野さんが言ってたわ。『伊波も未惟奈も敵わない男子高校生の空手家がいるらしい』とチャンプアから聞いたって」
な、なんだか嫌な予感がしてきたぞ。
「そ、そんな噂話レベルの内容を、ムエタイ最強の選手が高野CEOにわざわざ伝えるものなんですか?」
「チャンプアは別に、単なる世間話をしたわけじゃないわ。伊波ちゃんがどう伝えたのかは知らないけれど、チャンプアは翔くんとのマッチメイクを高野さんに打診してきたのよ」
「な、な、な……なんだって!?」
ちょっと待て。
現役ムエタイ最強が、俺と戦いたい?
伊波のやつ、一体どんな盛り方をしたんだ。
ありえない、そんなの。
「だから高野さんに聞かれたのよ。『神沼翔という名に心当たりはあるか』って」
「な、なんて答えたんですか?」
「迷ったけれど、一応知らないフリをしておいたわ」
「ま、迷わないでくださいよ……」
「私はね、これはチャンスだと思うのよ」
「え!? チャンス?」
やめてくれ。
格闘技マニアの勝手な妄想に、俺を巻き込まないでほしい。
「だってムエタイと言えば、今や誰もが認める立ち技最強格闘技よ?」
「だから何だって言うんですか」
「前に言ったでしょ? 翔くんには空手こそが世界最強だってことを証明してほしいって」
いやいや、確かにあなたはそう言っていたけれど、俺は一言も同意していない。
「春崎さん、俺は空手の試合すら出たことないんですよ? それがいきなりムエタイ王者と戦うなんて、世間が許さないでしょう。まあ、世間が許す前に俺自身が許しませんけどね」
「まあ、そう言うとは思ったけどね。とにかく、この件もゆっくり話したいし、未惟奈ちゃんと伊波ちゃんの件も詳しく聞きたいから、来週時間を取ってくれない?」
「さっきの件については、もう話すことなんてないですよ」
「そう言わずに。来週の火曜日、九月二十五日でいいかな? 給料日だから、いいお店で接待してあげるよ」
春崎の最初の不機嫌なトーンはどこへやら、妙に機嫌が良くなっているのが逆に気味が悪い。
この人、自腹じゃなくて経費を使って全力で俺を説得する気じゃないのか?
実は高野CEOから「何とか説得しろ」と厳命されているのでは……そう思うと、めちゃくちゃ怖い。
結局、俺は春崎の勢いに押し切られる形で、来週の火曜日に会うことを渋々承諾してしまった。
「できれば、未惟奈ちゃんも呼んでおいて。こっちは薫子も連れていくから」
「え? 芹沢さんがなんで?」
「定期的に大成拳の指導を受けているんでしょ? 薫子からも、翔くんの大成拳の完成度を最終チェックしてもらおうと思って」
「なんで春崎さんがそんなチェックをする必要があるんですか? やめてくださいよ、本当に……」
「まあまあ、そんなに重く考えないで。とりあえず会って、気楽に話しましょう」
春崎須美はそれだけ言い残すと、一方的に通話を切ってしまった。
いやいや、どうやって今の話を「気楽」に受け止めろっていうんだ。
勘弁してくれよ、本当に。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました
ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。
意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。
しかし返ってきたのは――
「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。
完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。
その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる