都内某ホテル S.N氏 音声記録

毒島醜女

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[ドアが開き、七野渚しちの なぎさ氏と男性=以下、A氏が入室。ドアを閉めた瞬間、七野氏はA氏の肩を抱き、口付けを交わしている]

A氏:(しばし口付けを受け入れ、息苦しそうに)いきなりは反則だって。

七野氏:しょうがねえだろ。どんだけ会えなかったと思ってんだ。

A氏:そんなに焦んなくたって俺は逃げねえよ。

七野氏:(溜息)ほんっと、煽るのがうまいな。俺以外にそんなとこ見せたら殺したくなるわ。

A氏:見せねえよ。渚以外。

[そこで両者、服を脱ぎ始める]

A氏:一応……準備はしたけど、シャワー浴びていい?

七野氏:やだ。(彼はすでに全裸になり、急かすようにA氏のズボンに手をかける。そうしている間にも、脇腹や胸元に触れている)

A氏:汚ねぇじゃん。ホテルで落ち合うまで結構歩いてたんだろ?

七野氏:口の堅い運ちゃん使ったから平気。早くヒカルに触らせてくれよ。

A氏:もう触って、ン……

七野氏:お前だって俺に触られて喜んでんじゃん。(A氏の体を自分の方に向かせ、ベッドに押し倒す。そして彼の胸に自分の顔を埋める)ん~。ヒカルっぱいだ~。

A氏:何してんだ変態。(しばらくくすぐったそうに笑う)

七野氏:……前の現場最悪だったんだよ。監督も相手の女も馴れ馴れしいし。すっげーベタベタ触ってくるし。わざとミスってリテイクしてまでオレと絡みたがるしさ……キスNGっつってんのに、しつこく「ここはキスした方が自然だと思います~」とか言って来やがって。

A氏:ん、そうか……ご苦労さん。

七野氏:シリーズものじゃないだけまだよかったよ。これで続編作られてまた一緒にならなきゃいけないとか、ゼッテー無理だもん。

A氏:映画見てきたけど、そんな嫌な気持ち全然感じなかったぜ? 偉いな。さすが名優だ。

七野氏:好きな仕事だけどさ、演じていない俺だって、好きだよな?

A氏:当たり前だって。愛してるよ。(そういうと、自分の胸に七野氏を抱きしめる)嫌なことみんな忘れて、いっぱいイイことしような。

[そこからお互いの体への愛撫が始まる。時折口付けを交わしては、七野氏はA氏の体の至る所に唇で触れる。しかしA氏は七野氏に触れるのみ。そして五分ほど触れ合ったところで、七野氏がA氏の臀部に触れる]

七野氏:すっげえ柔らけぇな。どんだけ慣らしてきたんだよ。

A氏:(息苦しそうな様子で)俺だって、期待、してた。

七野氏:そう。俺もさ、待たなくていいよね?

A氏:そう……言ってんじゃん……

[七野氏、A氏を仰向けに寝かせた状態で挿入。しばらく動かないまま互いに吐息を漏らす。手を重ね、再び唇を重ねる]

七野氏:熱い。どうにかなりそう。好きだよ、ヒカル。

A氏:俺も、好き。

七野氏:チンポと俺とどっちが好きよ?

A氏:んん、バカ。

[腰を動かす。喘ぐA氏を、七野氏は愛おしそうに見つめている]

七野氏:近く、いくわ。

A氏:来て。

[A氏に覆いかぶさるように抱き着き、腰を振る七野氏]

七野氏:しがみ付てよ。俺の首に手、回してさ。

A氏:だめ、できない。

七野氏:どうして?

A氏:掴んで、爪、やったら、ン、傷出来ちゃう。

七野氏:ホント、真面目だな。ヒカルは。しばらく脱ぐ仕事なんてないのに。そんな我慢しちゃって。

A氏:迷惑、かけたくない。渚の体に傷つけるの、やだ。

七野氏:ヒカルにされたことならなんだって嬉しいっていうのになぁ。

[そこからさらに激しく腰を揺する。程なくして互いに同時に絶頂する。余韻に浸った後、スキンを取り替える七野氏。A氏は這いずりながら、七野氏の股間に向かう]

A氏:お掃除、していい?

七野氏:うん。いいよ。

[七野氏にフェラチオを始めるA氏。七野氏は、幸福そうな面持ちでA氏の頭を撫でている]

七野氏:もう、いいよ。やべーよ。出しちゃいそうだもん。

A氏:興奮しすぎ。

七野氏:ヒカルの顔も舌もエロすぎだったんだからしょうがねえだろ? でさ、次はどうする?

A氏:どう?

七野氏:したい体位とかない?

A氏:(七野氏を誘惑するように目の前で転がってから、起き上がる)じゃあ、乗っかりたい。

七野氏:体力平気? へばってない?

A氏:ナメんじゃねえよ。(七野氏の額を指で小突く)

[七野氏、A氏に笑って謝罪しながら仰向けに眠る。A氏はその上に乗り、腰を浮かせる。自分の恥部を晒しながら、七野氏の男根を掴む]

A氏:よく、見てろ。

七野氏:ああ。

[そのまま腰を落として挿入。七野氏の腹に手をついて、A氏は腰を振る。時折呻いて俯く。表情は見えないが七野氏はA氏の太腿や腰を撫でている]

七野氏:すげえイイ。眺め最高かよ。

[聞き取れないが、笑っているA氏]

七野氏:ヒカル。好き。

A氏:俺も、好き。大好き。渚。

[一度、七野氏に倒れ彼にキスをして、そこから激しい動きで腰を振る]

七野氏:俺、イキそう。ヒカルは?

A氏:俺も。俺も、イキたい。

七野氏:わかった。

[しばし体を打ち合わせ、再び互いに絶頂する。A氏は力尽きたように七野氏にしな垂れかかる]

七野氏:……お疲れ。すっげー気持ちよかった。

A氏:よかった。うれしい。

[そこから七野氏はA氏の頭を撫で、どちらともなく口付けを交わす]

A氏:もう、退く?

七野氏:ん。このままだとまた勃っちゃいそうだし。しんどいなら、俺が抜こうか?

A氏:平気……んっ。(腰を引き、七野氏のペニスを取り出す)もう半勃ちじゃん。絶倫すぎ。

七野氏:俳優は体力仕事だしな。ほら、この間アクションやったし。

A氏:ふふ。コエー。(そういうと、七野氏のスキンを外す。精液の入ったそれを感心しているように見つめている)

七野氏:(そんなA氏の様子をじっと眺める)なあ、次、俺やってみたい体位あるんだけど。松葉崩しって知ってる?

A氏:えっと、足と足絡ませるやつ?

七野氏:そう。聞いたんだけどすげー深いとこに当たるらしいぜ?

A氏:鼻息荒くなっててウケる。そんなにイイんだ。それ。じゃ、やろう?(仰向けになって、七野氏を誘う)

七野氏:うん……痛くなったら言えよ?(A氏の片脚を掲げ、ベッドについている方の足を跨ぎながら足を交差させ、挿入。)う……どう?

A氏:あー……うー……なんか、さっきより変な感じ。

七野氏:ちょいちょい角度変えてみよっか。(腰をゆるりながら、A氏の様子を見る)

A氏:あ……あぁ~……嘘、なんで、乗っかるのより、深い……(次第にコポ、コポという音がする)息、苦しくなって来たぁ……怖い……

七野氏:やべえ……結腸までいっちゃった……絡んでくる感触が全然違う……!

[七野氏、興奮した様子。A氏は戸惑い、枕を掴んでいる]

七野氏:ヒカルは? ツラい?

A氏:ン、つらく、ない。

七野氏:無理してねえ?

A氏:してねえ。

七野氏:じゃ、ゆっくり動くな。嫌になったらすぐ言えよ?

A氏:……ん。(頷く)

[腰を動かす。その度に音がする。A氏の喉からは切羽詰まった声が出る。しかし苦痛を感じている様子はない]

A氏:へんな、音、してる。あ、こわい。きもちいの、こわい。

七野氏:大丈夫。大丈夫。俺がいるから。

A氏:なぎ、さ。

七野氏:一緒に気持ちよくなろう、な?

A氏:ン。なる。大好き。渚。

七野氏:俺も大好きだよ。ヒカル。ずっと、ずっと。

[そこから容赦なく体をぶつける七野氏。A氏はほぼ言葉にならない喘ぎを漏らすばかりであり、部屋にはコポコポという奇妙な音に合わせて肌を合わせる音が響く]

七野氏:ね、出していい? きっと、すごく気持ちいよ? イける?

A氏:(頷く)

七野氏:(ラストスパートをかける)……ん!

[二人とも、絶頂を迎える。今日一番余韻を味わっている。互いに息が荒い]

A氏:あ、ふ。

七野氏:ヒカル、大丈夫。

A氏:……ちょっと、駄目、かも……

七野氏:(A氏の髪を撫でる)少し休もうか。水、持ってくるよ。(A氏の顔を覗く)ヒカル? ヒカル……気、失っちゃったか。(少し笑って、A氏の額にキスをする)おやすみ。

[七野氏はA氏を抱え上げ、バスルームへ向かう。しばらくして、バスローブを着た状態で再びA氏を抱えた七野氏が戻る。A氏をベッドに寝かせる七野氏]

七野氏:もう、いいか。

[七野氏、立ち上がる。こちらの方へ歩いてくる。突如、カメラの視界が揺らぐ。目の前に七野氏の顔がある。彼はこちらを感情の籠っていない目で見つめている]

七野氏:盗聴と盗撮が同時に出来るタイプ、か。データを転送できるタイプじゃないな。よかった……(一瞬笑みのようなものが浮かぶが、すぐに無表情になる)誰か知らないけどさ、すぐに見つけるから。そん時にちゃんとお話ししような。大事な恋人、巻き込みたくないから。このデータは俺が貰っとくわ。

[瞬間、カメラの電源がオフになり暗転する]
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