顔と身体だけ完璧な悪役剣士にベタぼれされて童貞を奪われちゃう!?

毒島醜女

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顔と身体だけはドタイプの男

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僕、ユーゴは10歳のある日、自分の前世を思い出した。
前世では僕はごく普通のサラリーマンで、トラックに轢かれてこの世界、『お前の居場所はねえからとギルドを追放された荷運びは無自覚に無双する。普通にスローライフしたいだけなのに王女様も最強の獣人傭兵も離れてくれなくて困っちゃいます。やれやれ』のキャラクターに転生してしまったことに気づいたのだ。

「おい、ユーゴ! なにボーっとしてんだ! さっさと行くぞ!」

僕の名前を呼ぶ、少年を見る。
白いタンクトップに太腿が覗く短パン。それらから伸びる四肢は小麦色で年頃の子供よりも体格がよく、むっちりといい肉付きをしている。
サラサラした金髪が風と共に靡き、目尻のつり上がった円らなエメラルドの瞳が僕を見る。
僕は彼を知っている。
ガルドニクス。通称ガル。
それは紛れもなく、物語上で活躍した剣士であった。
彼は将来ギルドのリーダーとなるのだが……

『テメェは追放だ! とっととこのガル様の前から失せな!』

初めて彼を見たのは、ネット広告の一枚絵だった。
第一話。憎らしい笑顔で見下して主人公を追い出す彼は、まさに悪役そのものだった。
普段ならそういった漫画を読まない俺は、彼の姿を見た瞬間購入を決意した。
……何故よくいるような悪役を見て漫画を買ったって?
答えは一つ。
ガルの外見が僕の好みドストライクだったからだ。
ガルは筋骨隆々の長身であり、健康的な色黒がタイプの僕は彼が出ている回だけその漫画を購入した。まあ例に漏れずガルは主人公を追放した愚か者である序盤の敵として相応しい無様な末路を迎えたのだが。
そして僕はそんなガルの腰巾着である魔法使い、ユーゴである。
ユーゴは殆どセリフも無く幼馴染のガルと共に破滅していった、ほとんどモブともいえる脇役だ。

「ユーゴ! しっかりしろよ!」
「あ……うん。今いくよ」

肩を掴んで僕の顔を覗くガルを見る。
将来的に僕の好みドンピシャになる男。彼をこのまま破滅させるのは惜しい。
そして僕はガルを真っ当な人間にすべく、彼を側で教育してやることにした。
だが問題がすぐに起こった。
ガルは想像以上に馬鹿なのだ。自己中心的な性格なのは原作からわかっていたが、その上学習能力がない。剣士としての才能は申し分ないが、純粋に頭が悪い。だから側にいて問題が起こるたびにフォローしないといけない。
そうして月日は流れ……

「っうわ! おいガル! 前にも言ったじゃないか! その種類のサラマンダーは爆発攻撃もしてくるから慎重に討伐しろって!」
「ああ~? うっせーなぁ。俺様の一閃でみんなぶった切ったからいいだろうが」
「僕を巻き込む可能性もあるだろ……!」

いつもこんな感じだ。
あれから十年。
甲斐甲斐しく面倒を見てやった僕の苦労も知らず、ガルは新進気鋭のギルドリーダーとなり傍若無人に育っていった。
肉体も原作通りの我儘ボディだ。
見上げるほどの巨躯に、逞しい二の腕。身体を支えるキュッとつり上がった尻と、むっちりと詰まった太腿。
そして、ちょうど僕の目線の位置には、豊満な胸筋の丘が二つある。
ガルの鎧のデザイン的に胸が強調されるからどうしても目に入る。くそぉ。ホント身体は最高にエロいな……
って、見惚れてる場合じゃない。
僕らのギルドはA級になったばかり。
原作で主人公がこのギルドに入って来たのはそのあたりだ。
つまりもうすぐ、物語の主人公であるフェニルが僕らのギルドに入ってくる。ガルがフェニルを追放したら、ガル、ひいては僕の破滅は免れない。せめて彼には優しくしないと。
受付で報酬を受け取り戻ると、酒を煽っていたガルの元に戻る。
ジョッキから口を離したガルは歯を見せて笑いながら僕を迎えた。

「よし。じゃあ行こうぜ。今夜の宿はもう決めてんだ」
「それって最近出来たってとこ? 楽しみだな」
「ああ。メシもイケるってよ。楽しみだな」

そうして僕らは新しく出来た宿屋、金猫亭に向かった。
新築ということもあり清潔で、併設されているレストランも満足できるものだった。
食事を終え、寝室へと向かうがここで問題が起きた。
部屋の問題でツインベッドルームになったのだ。子供の事ならまだしも同じ部屋でガルと寝るなんて、刺激が強すぎてちゃんと寝れるか心配になる。
今でさえ風呂から上がって来たガルのガウン姿から必死に目を逸らしてるってのに。あああ。襟から見える艶やかな胸が、濡れて崩れた髪が、色っぽ過ぎる! 本当に顔と身体だけは最高だよなあ!

「あ~、さっぱりした」
「そ、そっかぁ。じゃ、僕も入ってくるよ」

こりゃ一回抜いたほうが身のためだな。うん。
そして身体を清めてきた僕が寝室に戻ると、ガルがベッドの上で寝転がっていた。うう! 襟がはだけて乳首が見えてる! 悪魔みたいな正確なくせして小悪魔みたいなことしやがって!
……と、そんな動揺を悟られぬよう僕は彼に背を向けて自分のベッドに腰かけた。
そうだ。こういう時は真面目な話をしよう。
新人がギルドに来た時の心得を教えて、コンプラ意識をガルに身につけさせないと。

「あのさ、ガル。僕たちのギルドもランクがあがってきただろ?」
「おう。俺様の実力ってやつだな」
「そろそろ他のメンバーも必要になるし、新しく入って来た子には優しく教えてやるんだぞ? ガルは天才だから、出来るだろう?」
「……なんでだよ」

ふと、部屋の空気が変わった。
振り返ると、いつの間にかガルが僕の肩を掴んでいた。
ガルは整った眉をひそめ、不機嫌そうになっている。なんでだ? これまで理不尽にキレて来たことはあるけど、今の会話のどこでガルはキレてるんだ?

「どうしたんだよ、ガル」
「なんで新しい奴が俺たちのギルドに入る必要があるんだ? 俺とユーゴだけで十分だろ」
「で、でも、剣士と魔法使いだけじゃ、いくらガルが強くてもS級に上がれないじゃないか。もっと補助してくれるメンバーを募って、戦いやすくすれば――」
「いらねえよ! 俺とユーゴがいれば全部うまくいく! ……なあ、なんで他のやつがいるんだ? 俺に何か不満でもあんのか?」

ガルドの凛としたエメラルドの瞳。その目尻に雫が溜まっている。
え? ええ!? 泣いてる!? あの無神経でデカいガキ大将そのものなガルが!?

「ガル……ど、どうしたんだ? おかしいよ?」
「おかしいのはユーゴだろ!? っぐす、ずっと、俺様のこと、見ててくれたのに……ぅっ、なんで、他の奴なんか欲しいっつぅんだよぉ……!」

本格的にポロポロと大粒の涙を流して泣きだしたガルは、とうとう勢い余って僕をベッドに押し倒した。
自分の置かれた状況がわからず、僕はパニックに陥る。

「そ、そりゃあ僕はガルの事が心配で昔から面倒見て来たけど……」
「俺様のこと好きだからだろ!? いつもいつも側にいて、面倒見てくれたじゃねえかぁ! だから俺は、いつでもお前が来るのを待ってたのにっ!」
「えぇ!?」

嘘だろ。まじかよ。
確かに性格を除けばガルの事は最高に好きだし、オカズにしたこともある。でも目の前の彼がそれを受け入れてくれるってことは、ガルも僕のことが好きだってこと、になるよな。
……な、何かの夢か? それとも幻覚攻撃か?
でも防御魔法センサーも反応しなかったしな。それに肩が握られていたいし、これ、本当に現実?
ガルは涙を拭うと、今まで見たことがない真剣な表情で僕を見下ろす。

「もう、決めた……既成事実ってやつ、作る」
「は……? それって」
「ユーゴの童貞、俺様が奪ってやる。それでもう俺様無しじゃ生きれねえ身体にする」

そう言うやいなや、ガルは僕のガウンをあっという間に剥いでいった。
止めようにもガルの腕力に勝てるわけもなく、あれよあれよと僕は裸にされていった。一糸纏わぬ姿になった僕に覆いかぶさり、その眼前で自身の袖に手をかける。
ガウンが開かれ、濡れて艶やかな身体が暴かれた。

「あ、ぅ、ガル……」

極上の肉体が僕を捕らえて見下ろしている。
その圧倒的な色気のプレッシャーに、僕は生唾を飲み込んだ。
ガルはそんな僕の手を取り自分の身体に触れさせる。まだうっすら湿った肌に、掌が吸い付く。

「ん……いいから、全部俺様に任せな。天国見せてやるから」
「こんなこと、だ、ダメ、で……」
「黙れよっ、お前がずーっと俺の胸見てたの、知ってんだからなぁ。だからこの胸筋が目立つデザインの服着てんの。感謝しろよ」

そんな事気づいていたのか。
戸惑う僕を置き去りに、ガルはもう片方の手も引っ張って両手で自分の胸を鷲掴みにさせる。脳筋野郎なくせに僕の視線にまで気づいていたのか!?
と、混乱しながらも、目の前にはまさに天国のような光景が広がっている。小麦色のよく焼けた肌の肉に指が沈み、その合間から紅色の乳首が覗く。
ガルは歯を見せて笑いながら、その頬は赤らんでおり、艶っぽさに拍車が掛かっている。

「はぁ、なあ、どーだ? 待望のガル様の生乳は?」
「ぅ、は……あぅ……やばい、やばいって……」

次第に脳がオーバーヒート状態になって余計なことが考えられなくなり、僕の下半身も再び昂っていく。
勃ち上がったそれはガルの尻肉の間にピタリと挟まり、その感覚に気づいたガルはニイと笑う。

「ほらぁ~、もうおっ勃たせてやがるじゃねえか。素直になれよ、童貞ヤローが」

これがエロ漫画だったらハートが付いているであろう甘ったるい口調で煽りつつ、腰を揺らす。
何も遮るものもなく、ガルの柔らかく張りのある双丘に、僕のペニスは揺さぶられていく。
ミチ、ミチ、ヌチャ……
熱い極上の肉に挟まれるうちに、我慢汁が溢れて来たのか、湿り気のある音が部屋に響く。
この世界の、ユーゴとして生きている僕はガルの言う通り童貞だ。四六時中ガルの面倒てたんだから、しょうがない。前世でも経験ない。一度バチクソ好みな高身長マッチョな男を口説いたことはあるが、「お前みたいなモヤシお断りだよ」って言われたトラウマで誰ともそう言う関係になれず、綺麗な身体のまま死んじまったし。
そんな僕がだ。超絶タイプのガルにのしかかれて、上下していく極上の身体を眺めながら尻コキなんてされてみろ。反応しないのが無理があるだろ……!?

「はあ、う、それ、やめっ、あッ」

息がどんどん苦しくなり、熱くなってくる。興奮しすぎて、本当に死んでしまいそうだ。
肉が擦れるだけでこんなに気持ちいいなんて。もし、もしも……ナカに入ったらどうなってしまうんだ……?
想像するだけで興奮から生唾が止まらず、ゴクリと喉を鳴らす。そんな僕をガルは見逃さない。

「尻で抜かれてるだけでコレかよ。情けねえ声出しやがって」
「ガ、ル」
「そんな物欲しそうな顔しなくたって、ちゃんとお前の童貞は食ってやるよォ」

なだめるようにガルは僕の胸を撫でる。その仕草一つだけでも、今の僕には我慢できないほど興奮してしまう。

「――っ!」

ガルは少し腰を浮かし、僕の前に尻肉の、その合間にある孔を手で掻き分けて見せつける。擦られて濡れており、その皺の寄せ合わされた孔は艶を帯びていた。
突然の扇情的なポーズに僕は何も言えなくなる。
ガルはぷっくりと盛り上がった自身の孔の縁をなぞりながら僕に言う。

「な、見えるよな? ユーゴがいつ俺を求めて来てもいいように、こう、して、はっ、準備して来たんだぜ?」

「ん」と上擦った声をあげてガルは指を孔の中に入れる。くぷんと音を立てて、その孔の襞は指に吸い付いている。

「ガル……っ」
「俺ぇ、頑張ったんだぞ? 口の堅い娼婦に、尻のほぐし方聞いてさ……いつでもお前に抱いてもらえるように、こう、っひう、して……ナカ、いつでも使えるようにした、んだ」

信じられない。
あの傍若無人で自分のことしか考えてないガルが、僕に抱かれるために、そこを開発したなんて。でも、本来入るべき場所じゃないそこに入っていく指を見せられればそれが真実だと突きつけられる。
本当なんだ。
あのガルがここまでしてくれるほど、僕を想ってくれていたんだ。

「――はぁ、ふ……も、いいだろ……暴発しちまう前に、本番、いくぞ」

ペロリと唇を舐めると、ガルは腰を上げた。片手には僕の赤く勃ち上がったソレがある。

「ほら、ユーゴ……童貞喪失だぞ? ワクワクするだろ?」
「ぅん……、うれ、しい」

ここまでされてしまったら、もう嘘はつけない。
僕のその言葉にガルは喜ぶと孔にペニスの先端を当てた。
敏感になったそこに、熱く蠢く襞が集合して吸い付いてくる。ガルの身体も、僕を求めてくれている。
ガルはゆっくりと、僕に見せつけるように腰を落として、ペニスを飲み込んでいく。

「挿れる、ぞ……ふ、ンンっ」

ぬちゅ、ぷ、くちゅ
ねっとりとした音を立てながら、ガルの孔は僕を受け入れていった。
強い締め付けと熱で、ペニスが痛い。それでもガルの為に我慢した。根元まで入って、満足いくまでつながるまでは。

「ハッ、あ……ユーゴ? きもち、いいか?」
「ん、ぅん、やばい、気持ちいい、ガル」
「アハ、だろ?」

不敵に笑いながら、上気させた頬で僕を見下ろす。
ぐぷぐぷと入っていって、遂に根元まで入った。ペニスの熱に、太腿に触れるガルの肉の感触に、本当に一つになったんだと自覚する。そう思うと自然にガルの腰に向けて腕が下りていった。
ガルは僕の手を取って、指を絡めて組み交わす。じっとりと汗をかいていて掌に吸い付いてくる。

「ガル、っ、すき」
「! なんで、いま、ンな事言うんだよ……俺が、いいたかった、のにぃ」

指の力を強めて、ぎゅっと僕の手を握る。痛いほどのその刺激に愛おしさが湧きたっていく。
ガルも僕の言葉に煽られたのか腰を打ちつける動きを早め、僕の絶頂を導く。
ガルから襲われたっていうのに、心が通じ合ったかのような交わりだった。

「ふ、ぐぅ、ね、ガル……僕っ、そろそろ、イきそ」
「はっ、いいぜ、ン、ガル様のケツの中で初出しキメて童貞喪失しちまえ、よ!」

僕の搾り出した一言に、ガルは腰の動きを強めて応えた。
揺れる豊かな胸筋。ペニスを撫でて扱く襞。全身を纏う熱。
その全てが僕を離さない。
今の僕にはその圧倒的なガルの愛が嬉しくて仕方ない。
互いに息が荒くなり、切ない息苦しさに襲われる。

「ガル……ッ!」
「は、ゥっ――ンンンンっ!!」

腰の動きとは違う、ガクンという振動が何度かすると、僕のペニスは一気に射精しガルの要望通りに彼の中で達した。
一番敏感な場所から溢れる、射精の快楽。何度も自分でやったことがあるはずなのに、ガルの孔で達した時のそれは筆舌にしがたいものであった。
ガルは余韻に浸る様に仰け反り、腰を小刻みに揺らしながら声にならない絶叫を上げていた。

「っ、ガル、だいじょうぶ?」
「はー……あ~? 俺様を誰だと思ってんだよ。ばぁか」

乱れた髪を搔き分けながら、ガルは僕に覆いかぶさった。二人分の体重を支えるベッドが苦しそうに軋む。
賢者タイムになって、色々と冷静に考える。
僕、本当にガルと一つになったんだな……
最初こそ外面以外好きになれなかったけど、ガルはずっとガルなりに僕を想って頑張ってくれてたんだな。
そう思うと愛おしくなってきて、手を繋ぐ。

「せっかくなんだし、さ、一から恋人になろうか」
「ああ。いいぜ。この俺に愛を囁いてみろよ」

僕の顎をくすぐって笑うガルの頬に触れ、顔を寄せる。
蕩け切った笑顔に僕は唇を重ねた。
それが恋人になって初めてのキスだ。
柔らかく、湿った、触れるだけで全身の五感全てが幸せで覆われていく。
そんな幸福に溺れながら、僕は名残惜しそうに唇を離した。

「好きだよ、ガル」
「……つまんねーけど、お前らしいな」

人の告白になんてこと言うんだ。でもそれがガルらしいな。
僕としてもいやな気持はしない。今、僕は幸せだ。理想の恋人が出来るってこんなに幸せなんだな。性格はまあ難ありだけど。

「じゃあよ。次はお前の番な」
「番?」
「最初は俺様が動いただろ。だから次はお前が動けよな」

そう言うと、ガルは一度僕のものを抜く。そして背を向けて濡れそぼった尻をこちらに見せつけ、手で孔を広げて僕を誘う。
出したばかりだっていうのに、また股間が熱くなってきてしまう。

「次は、ユーゴから突っ込んで動いてみろよ」
「……わかった。シてみる」

倦怠感はもう消えていた。
ガルの色香と本能が導くままに僕は後ろから彼の腰を掴んだ。
半勃ち状態のペニスで孔を擦って焦らすと、ぐちゅぐちゅという音に交じってガルが小さく呻く。

「っ、なに、シて、はぁ」
「擦んの、好きだろ? 僕もっ、ハマっちゃった」
「くっ、この、バカぁ」

早く挿れて欲しいであろうガルを無視し、僕は尻肉の間をペニスを擦る。
しばらくそうしていくうちにガルの様子が変わる。上半身を完全にシーツに沈ませ、顔を埋めて息が荒くなっていっている。
傍若無人という言葉の擬人化のような大男で、常に自己顕示欲と自信にあふれていた天性の剣士。
それが僕のような優男に焦らされて蕩けてしまっている。そんな事実にますます興奮する。ここでガルに「おねだり」されるまで焦らしてみたくなるが、後が怖いな。

「あ、っぐ」
「ひぅ!?」

そんなことを思っていると、つい亀頭が孔の縁を抉ってしまう。突然ナカに入ってしまった時に、ガルの口からは甲高い悲鳴が漏れる。
今まで一度も聞いたことのない、弱々しく、それでいて愛らしい、女の子のような悲鳴だ。
どんな巨大な魔物にも一切ひるまないガルを……僕は雌にしてしまったんだ。
そう思うと、もう止まらなかった。

「可愛い声出すね。ガル」
「は、はぁ!? テメェ……んう! ふぁ、なに、し」
「女の子みたいで、すごい可愛い」

腰を掴んでいた手をガルの前に向け、両手でその大きな胸を鷲掴む。
ちょうど掌の中に乳首の感触があって、わざと先端を擦りながらガルの豊満な胸筋を揉みしだく。下から揉んだ時とはまた違う感触で、強い弾力の中にも感じる温かい温もりに更に昂っていく。
蕩け切ったガルは僕の手付きが余程気に入ったようで、荒い息を漏らしながらさっきよりも甘い声を出した。

「ふざっ、けんな! ナメたこと言ってン、ひぐぅっ! あぅ! ひっ」
「男の子はおっぱい触られて、エッチしたくてお尻揺らしたりしてこないよ。ガルは僕だけの雌だよ」

大振りでツルツルしてる乳首を指で挟んで、小刻みに弄ったり、先端を引っ張ったりした。
そうすればガルは甘い声をもっとたくさん出してくる。

「あッ、ヒィ! ユーゴぉ、それ、や、めっ、はぅ」
「おっぱい触られるの、好きなんだ。いっぱいいじめてあげる」
「馬鹿ぁっ! 違うぇっ、ンぁ! はあんっ」

言葉では強がっているが、身体は素直に熱を帯びていく。
胸筋に沈めるように乳首に指を突っ込むと、ビクビクと揺らぎながら、シーツをぎゅっと掴んでいる。
ペニスの先端を咥える襞も身体に合わせて震えてて、愛らしさにドンドンそこと嗜虐心が膨らんでくる。

「なあっ、ユー、ゴ……も、そこ……アぅ、いいからぁ、ッ! はあ、ナカ、ぶち込めってぇ」

もう限界になってきているんだろう。
こちらを振り返るガルの瞳には、先程よりも大粒の涙が浮かんでいた。
あのガルが、頬を真っ赤にして泣いて懇願するなんて、人間どころか魔物すら信じないだろう。僕はガルの頭を優しく優しく撫でながら謝罪する。

「ごめんね、ガルが可愛くてさ……また、気持ちよくなろうね」
「うぅ……ひあぁッ!」

ペニスは先程よりもスムーズに挿入していき、一気に奥までたどり着いた。
熱く湿った襞があるのは変わらないが、さっきと違って当たり方が全然違う。エロ漫画ではバックと前は別物って聞いたけど、本当なんだな。
それはガルも同じようで、腕に血管を浮かべながら必死に刺激に打ちひしがれていた。
僕は目の前で僕の身体に押し付けられて潰れていくガルの尻を眺めてから、その肉を撫でた。

「どう、ガル? 後ろからされるの」
「あっ、ぅ、気持ちいッ、熱くてっ、イイ」

切なげで、忙しない喘ぎ。
鼓膜から脳を焼かれているような感覚がする。
僕はガルの腰を両手でホールドし、がちがちになったペニスを孔の奥に打ちつけた。さっきより当たりは浅いけれど、この体位が気に入ったのはガルの反応を見ればわかる。
ガルが悦ぶところを雁首で抉るように突くと、凹凸のある背筋を逸らして可愛い声をあげる。

「あ゛ァ~ッ! う゛っ、ひぅッ! そ、それっ、やばっ、あ!」
「ぅッ、~っは、今、ナカっすっごいビクってしたぁ」
「あっ、あ、だって」

一度満たされると、どんどん貪欲になっていく。
僕はガルの背中にぴったりと張り付き、胸を鷲掴みにする。
さっきよりも強くガルの襞がペニスに食らいついて、それがいいことだとわかる。更に乳首を引っ張って、そのまま腰を振る。
ガルは声にならない悲鳴をあげて仰け反った。

「あ゛っ、あぅん、アッ、ひぐ、ぅ」
「――、また、一気に締まった……胸、好きだし、このままスるね」
「待っ、ゆぅご、ソコ、ほんっと、にぃ、う゛ッ、あぁ」

さっきのせいでイキやすくなってるのもあるんだろう。ガルのナカが限界に近づいているのが襞の締め付けでわかる。
僕のペニスを奥へ奥へと誘うその動きに、僕も耐えきれず無我夢中でピストンする。
ぐぽぐぽと下品な音を立てて結合部からお互いの愛液が飛沫を上げて溢れ、身を離す度に離すまいとガルの孔が僕に吸い付くのを眺める。
五感全てが刺激され多幸感に包まれるがまま、僕たちは絶頂を迎えた。
そこからはもう、どれだけ交わったか覚えていない。
今までのどんな魔物との死闘よりもハードな運動だった。気付けばカーテンから光が差し込み、倦怠感と疲労で僕はベッドに横たわっていた。
ガルはちゃっかり隣の、セックスで使わなかった清潔なベッドでスヤスヤと眠りこけており、あどけなさすら感じる無防備な顔につい笑みがこぼれてしまう。

「ん……? あ……」

寝返りを打つと、違和感を感じた。
ふと身体に鞭打って起き上がりベッドを見ると驚愕した。マットレスを支える木材、脚部分が折れていたのだ。
理由はわかる。
僕らの激しい運動のせいだ。
後から修理費を請求されたら、何と言えばいいのか。熱が冷めて冷静になった今、そんな事を思うやいなや修理魔法をベッドにかけていた。
昨晩のこともあり体力の限界であったが、仕方がない。
チェックアウトの時間になり、半死半生状態の僕はいつもより上機嫌なガルの後ろをとぼとぼと歩くことになった。

「ガル……今日は軽いクエストにしようか」
「はは。お前がっついてたもんな。わかってるって、ダー・リ・ン」

語尾にハートマークが尽きそうな猫撫で声で応えながら、ガルはクエスト受付場の扉を開けた。いつも気を付けるように言っているのに、全力で大きな音立てながら開けるんだから……

「よおテメェら! 俺様、ガルドニクスはこのユーゴと恋仲になった! 祝いの品はいつでも受け付けっかなぁ! 邪魔したらただじゃおかねえぞ!」

開口一番、そう宣言するガルに僕の顔は青くなる。
確かに恋人同士にはなったけどいきなり皆に話すか? 恥ずかしいじゃないか。
僕の予想通り、受付所にいたギルド仲間たちは僕らを祝福しつつ冷やかす。そのうちの一人が僕の聞いて欲しくないことをガルに聞く。

「つまりよぉ、お前らヤったのか?」
「おう。昨日ヤったぜ? なあユーゴ。皆に言えよ。『この僕があのガルを抱いた』ってなぁ」
「えぁ!?」

あんまりに直接的なことをいうから変な声が出てしまった。
その場にいた全員が絶句している。ガルだけが満面の笑みだ。
その後が大変だった。
どういう初夜を迎えたか事細かに語り出すガルの口を塞ぐために、公衆の面前で彼にキスをすることになった。それで火が付いたガルにお持ち帰りされて搾られた。
やっぱり、ガルは極上の外面を持った馬鹿だ。
これからの僕の人生を思いやりながら、そんな事を思った。

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