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3日目。
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出先から戻る。
手に、小さな包みがある。
テーブルにつく。
包みを開く。
乾いた音がする。
一つ口に入れる。
噛む。
音が、少し変わる。
湯を用意していないことに気づく。
口の中に残したまま、立ち上がる。
冷蔵庫を開ける。
中の光が、足元に落ちる。
そのまま動かない。
椅子に戻る。
目を閉じる。
目を開ける。
部屋は静かだ。
時間が、抜け落ちている。
カーテンを閉める。
風呂の湯をはる。
小さな鍋を出す。
水を入れる。
火をつける。
切らずに入れる。
量は見ない。
泡が立つ。
音は短く、軽い。
鍋に火を入れたまま、風呂に行く。
頭の中で火加減を確かめる。
長くは浸からない。
台所に戻る。
鍋の上に、白い湯気が立っている。
立ったまま、鍋を見る。
蓋はしない。
外は暗い。
窓の向こうは静かだ。
聞こえるのは、コンロの音だけ。
それも、すぐ途切れる。
手に、小さな包みがある。
テーブルにつく。
包みを開く。
乾いた音がする。
一つ口に入れる。
噛む。
音が、少し変わる。
湯を用意していないことに気づく。
口の中に残したまま、立ち上がる。
冷蔵庫を開ける。
中の光が、足元に落ちる。
そのまま動かない。
椅子に戻る。
目を閉じる。
目を開ける。
部屋は静かだ。
時間が、抜け落ちている。
カーテンを閉める。
風呂の湯をはる。
小さな鍋を出す。
水を入れる。
火をつける。
切らずに入れる。
量は見ない。
泡が立つ。
音は短く、軽い。
鍋に火を入れたまま、風呂に行く。
頭の中で火加減を確かめる。
長くは浸からない。
台所に戻る。
鍋の上に、白い湯気が立っている。
立ったまま、鍋を見る。
蓋はしない。
外は暗い。
窓の向こうは静かだ。
聞こえるのは、コンロの音だけ。
それも、すぐ途切れる。
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