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イアン 5
上の宿泊部屋に入りイアン主導で口付けをすると、粘膜に触れただけでぞわりとする感覚に陥り内心驚く。初めて心から気持ち良いと感じる口付けにイアンは夢中になり、早く寝台に埋めたくて初めて女を抱き上げた。
イアンは足腰が立たなくなった雌が抱き上げてくれとせがまれたことはあるが、仕方なくすることはあっても自ら進んでしたことは一度も無かった。
寝台にリアを寝かせ手早く服を脱がせていく。対してリアも巧みな手捌きでイアンの服を緩めていく。
口付けしながらイアンの口元が緩み期待感が増す。
既に兆し始めていた雄に触れられた時は思わず熱い息を溢してしまうくらい気持ち良くて、妖美に微笑むリアが快感に歪む顔を早く見たくなったイアンは様子を見ず全力で動き始めた。
想像通りの大き過ぎず形の良いイアン好みの胸。阿婆擦れと自ら称す割には突起部分も桃色でそれも好みだ。
リアの胸を弄りながら感度の良い陰核を弄り、中に指を入れながら一番弱い箇所を正確に探し当てる。イアンにとって任務でも性交でも相手の弱点を見つけるのは初歩中の初歩だ。
リアも負けじとイアンの雄を細い指を淫らに動かして苛むが、先にイアンの手淫に屈した。
口付けをしたまま達しながらも喘ぎ声を殆ど漏らさないリアにイアンの興奮は増し、その声を出させたくて張り切る。
イアンの雄に直に触れ、雌から評判の良い見た目にそぐわない禍々しい形に舌舐めずりしたリアは無意識だろう。
恐ろしく淫靡な表情だった。
それにイアンも煽られる形となりながらもすぐに挿れないことに業を煮やされ、早く寄越せと素早く脚を絡めてとろとろの蜜壺に喰われた瞬間、リアの蜜壺の蠢きに息を呑む。
挿入付近の上部のざらつきをイアンの雄が直に感じ凄まじい快感が迸るのを、何とか流すが馴染むまでなんて余裕はなく、イアンはすぐに律動を開始した。
名器の類であろうリアの蜜壺の中はとろりとしながらも収縮が顕著で中に引き摺り込まれ、まるで捕食されるような動きととんでもない快感にイアンは内心焦る。
大体の雌は与えられる快楽にあんあん喘ぐだけで多少萎えてしまうこともあるのに、リアに限っては興奮が増していくだけだ。
思わず動けなくさせて口付けをしたくなりがばっと覆ってしまった時、瞬時にリアの目が開き表情が我に返ったように無になり、素早く止められた。
(…何だ、今の)
雄を喰らう強かな雌の一瞬の強張り。
気になったイアンだが、対面座位になったリアに足で腿を固定され縦横無尽に腰を淫らに動かす技巧にその疑問は霧散されあっという間にもっていかれそうになる。
イアンも負けじと下からリアの弱点を見つけながら突き上げ続けると、果てたリアの恐ろしいほどの蜜壺の痙攣と収縮、舌を吸われながらも声を極力耐える姿にイアンも我慢出来ずに今までにない早さであっという間に中にぶち撒けてしまった。
初めてと言っても過言ではないくらいの凄まじい快感に制御し切れなかった己の雄に些か呆然とするが顔には出さない。しかし今度は責めに徹したいと思ったイアンに、次で終わりだとつれない言葉を返すリア。
イアンを他の雄と同様に扱おうとする彼女に今までに無い焦燥と嗜虐心が煽られた。
後ろからこれでもかと責め、それでもイアンに屈しないリアに言わせたのは何とも心許ない言葉だけだった。
全身を震わせながら達し、イアンも再度リアの蜜壺を己の白濁で汚した。意識を飛ばしたリアを抱え込んで寝台で横になると無意識か、リアがすぐにイアンに背を向けた。
ここでも強がるんだと笑みが溢れたが、ふと彼女の動きに疑問が起こる。
背を向けたリアはゆっくりと体を屈め、蹲るように…まるで自分の身を守るように小さく丸まったのだ。
その姿は先ほど見た強気で婉麗なリアとは思えないくらいの弱々しい様。イアンは首を捻りながらも腰に手を回し目を閉じる。リアの汗の匂いと髪からラベンダーだけでない清らかさが交じる不思議な香りに誘われたイアンは今までにない心の休まりを感じ、驚きながらも滑らかな身体を引き寄せて目を閉じると流れるような睡魔に襲われた。
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