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トラウマ克服の為にクズ二人が挑む 3※
しおりを挟む「…ぁ、ヤバいかも…」
「…?」
イアンがぼそりと呟いた。そしてビクリと中の剛直が動き、ぐいっとシュナの気持ち良い場所に当たる。
「んっ…イアン…!」
「…だって。凄く視線感じて…シュナがずっと僕を見ているって考えると感じちゃい過ぎ…ん、ふ…」
「っ…!」
「僕…、喘ぎ声なんて、出したこと、ないの、…っ、ん、にさ…」
少し開いた橙色の瞳が情欲に溶けて潤んでいる。律動がゆっくりと再開し始める。シュナはその色っぽ過ぎる瞳から目を離すことができない。
そしてシュナは今イアンの腕に閉じ込められて、身体を固定させられながら彼の肌の温もりを全身で感じ、目の前に見える美麗で色香を放つ美しい雄が快感に潤む様を見て、トラウマを凌駕する興奮に対面していた。
「ぁ、…僕が媚薬、…っふ、盛られたみたいに、なっちゃってる、ぁぁ、何これ…」
イアンの顔がシュナの首元に落ち、べろりと舐められるもくるのは快感だけで恐怖はやってこない。それよりも耳元でイアンが興奮し、婀娜っぽい息遣いをしていることにより高揚してきてしまう。
「ぇ、何これマジで…ん、シュナ…シュナ…が、見てる、…ぁぁ、だめ…腰止まらな――」
イアンのだめという言葉がとてつもなく可愛くて壮絶に色っぽくて。
律動が速くなりシュナの蜜液とイアンが放ったものがぐちょぐちょ鳴るのと合わさって、耳元でイアンの喘ぐ声と耳を舐める音に興奮が蓄積され声が漏れてしまう。
「ん、はぅ…!イアン、…イア、ン。声、ヤバい、から抑え…ぁ、ぁあっ…」
「無、理…だってシュナが、僕を見て、…ん、僕にだけ、感じて、こんなに中が動いて、…た、べられちゃう…」
イアンがぐっと顔を上げてシュナを抱き込み、激しく口づけしてくる。そしていつの間にかガチガチに硬くなっていた凶悪な雄の律動が更に速さを増す。
「ん、ん、シュ、…ナ…まだ見てる、の…?」
「んぅ、ずっと…見…てる…」
「っ…ぁあ、もうおかしく、なりそ…う…!」
口づけをしながら瞼を上げた潤んだイアンの瞳はあまりにも艶めいていて。
現状で思い切り身体を固定されているのに、それをしているのがシュナの大切で大好きな相手なのだと実感するとアーロの顔なんて出てこない。
出る隙さえない。
「やっと…シュナを閉じ込めて、ぁ、…僕…だけのだって、囲い込めた、ん…」
感じて声を我慢出来ない、残虐で愛しいシュナの唯一。
シュナはついにずっと開けていたゆっくりと目を閉じ、一雫の涙が流れる。
イアンの想いと気遣い。
それによる歓喜と比例する快感と……幸福に。
「ん、…イアンだけ、しか、感じない…イアン、しか…目に浮かばない」
目を閉じてもあの悍ましい相手が脳裏に現れる直前に美しい朱色のグラデーションがかった髪と鮮やかな橙色の瞳が現れる。
シュナだけに優しくしてくれる最愛のイアンが全てを包んでくれる。
シュナは腕と脚をゆっくりと上げてイアンの首と腰に絡めぐいっと引き寄せて身体全体を覆わせた。
「っ、もう、無理じゃん…!こんなの…我慢出来な…ぁぁ、も、…」
「っ…!ひぁっ…ぁ、んぅぅ…!」
イアンの律動が恐ろしく速くなり、シュナは固定されながら揺さぶられ息が出来ないほどの口づけをされる。
イアンの艶めかし過ぎる感じる声を聞き、それがあまりの幸福と興奮に快感が一気に押し上げられ、全身に痙攣が迸りぶわっと身体中が粟立って達し、腟内の収縮がぎゅうぎゅうと蠢く。
「んー…!ぁ、ぁあ、ん、んぅ!!」
「ん、ん、…っ!ぁ…シュナ…っ!くっ…っはっはっ…」
イアンがずぶんと一際強い一突きした直後、物凄い勢いで白濁を奥にぶち撒けた。
荒い息遣いを耳元で漏らし聞かせてくるイアンが可愛過ぎてシュナは快感に震える腕で頭を優しく包み撫でる。
そしてふと目に入ったイアンの耳が赤くなっていることに今まで優勢ばかりだった彼からは想像できず、思わずぎゅっと頭を抱き込んでしまった。
「…ふ、は…二度目がこんなに早いとか…僕ちょっと、吃驚」
「…ん。イアンの耳赤くなって、凄く可愛い」
シュナが耳元で囁いてぱくりと耳を咥えるとビクリとイアンの身体が震えるが、シュナは絡めた脚を離さずにぐっと力を入れる。
「っ、シュナ…!」
「美しくて可愛くて…変異種の、イアンが…大事」
「っ」
心から溢れるシュナの想いをそのまま言葉にしてイアンに伝える。ビクリと中の凶悪な雄がまた大きくなる様をまざまざと感じる。
隙間なくくっついているイアンに愛しいのだと柔らかい朱色の髪を梳きながら彼に何度も伝える。
どれだけイアンの言葉と行動にシュナが救われたか。
そしてシュナの拙い言葉に少しでもイアンの懸念が無くなれば良い。
「どんな、イアンでも、イアンじゃないと嫌。残酷でも、狡猾でも、―――私には…私にだけ、見せてくれる、優しくて、可愛くて、少しだけ意地悪なイアンが、好き」
隙間なくくっついて目を閉じても、もうあの外道は居ない。
ちょっと息を乱し泣きそうになっている美麗で狡賢くて…ちょっと子供っぽい話し方になってしまうイアンの顔しか思い浮かばないのだ。
心が通うとこんなにも変われるのかと思うほど。
そして案の定耳元で鼻を啜る音が聞こえ、シュナは頭と背中を撫でながらぴったりとくっついて再度硬くなり始めた屹立を膣内の力を入れてぎゅっと締めた。
「っ、シュナっ!」
「ん、ふふ。喰っちゃうぞ…?」
そこからは目元を潤めながらも獰猛な橙色に変わったイアンに今まで出来なかった分、存分に身体を覆われ口づけをされる。
的確に責められ果て続け、固定され自分のだと主張してくる可愛くも美しい雄によってシュナの意識が途絶えるまで続けられた。
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