トラウマ克服の為にクズに徹します

きるる

文字の大きさ
114 / 129

獰猛孔雀の包囲網 2※

しおりを挟む


瞳孔が窄まったイアンが噛み砕く手前のような舌舐めずりをした直後。


「!っ、ん、んぅ…!」


がぶりと喰らいつかれるように唇を覆われた。

相手を高めるようなものでは一切なく、「喰らう」という言葉通りに、シュナの舌を啜るように舐め取り、口腔内を縦横無尽に恐ろしい速さで蹂躙される。

流れるように夜着を開けさせられ、胸の輪郭をなぞりながら突起を弄る手の巧みさが、快感を次々に引き摺り出すような動きにシュナはついていけなくなる。


「はっ、…ん、ぁぁあっ、イアン…!」


べろりと首元を舐められ、ちくりと鬱血痕を付けられる。そして胸元に口が下り、突起をじゅっと吸われシュナの腰が跳ね上がる。舌でころりと転がしながら強弱を付けてしゃぶられ、舐められ、鬱血痕も付けられていく。

その間にもイアンの手は隈無くシュナの身体に快感を植え付け、シュナの脚の間を陣取ったイアンは恐ろしく熱くて硬い剛直をシュナの身体に擦り付けてくる。


「ひゃっ、…イアン、っん、ぁ、ん…!」
「…啼かないシュナが我慢出来ないくらいもっと啼いて…もっと僕の名前も呼んで…?」


低い声で甘えるイアンにぞくりと快感で身体が粟立ち、シュナはあっという間に身体が火照り翻弄されていく。


「ゃ、ゃ、イ…アン、イアンっ…」
「……はは、かーわいぃぃ…」


恍惚とした今まで聞いたことのない低い声にシュナはそれだけで達しそうになる。そしていつの間にか下履きと下着が剥ぎ取られており、既にしとどに濡れているであろう蜜口に突如生温かく滑ったものでべろりと舐められ、腰がびくりと震えた。


「ぁあっ…!イアン…っっ!」


蜜口から滴る蜜液を美味しそうに舐め取りながら、既に蜜壺に入った綺麗な指がシュナが一番感じる箇所を的確に責めてくる。

ぐちょぐちょと淫猥な音と、陰核をまるで口淫するかのように上下して吸い付く様にシュナはあっという間に意識がそこに集中し腰がぶるぶると震える。


「んぅ…っ、イ、アン…―――」
「……イケよ、ほら」


脚の間から凄みの含んだ掠れた声と同時に陰核への強烈な刺激にぞわりと快感が一気に押し寄せられ、シュナは背中を反らせながら達してしまう。


「っ、は、…ぁ、ぁ、ぁあぁっ…!!」


達してひくついている蜜壺を愉しむように蠢いていたイアンの指が突如激しくなり、同時に達したばかりの陰核にも連動して過ぎた快楽を連続で引き摺り出される。


「待っ…イアン…!ゃ、ゃ、あぁっ……っっ…!」


シュナの感じる場所を総動員して責められるようなイアンの手淫と口淫にシュナは脚を痙攣させながら、時間をおかずに達し、逃げようと腰を動かした所でずりりっとイアンの口元に戻され更に強い刺激を与えられ、シュナは首を振りながらまたもや果ててしまう。

イアンの口は陰核から離れず蜜壺を苛む指は増え、腰は何度も引き戻される度に刺激が足され、まだ一度も性交していない状態なのにシュナは満身創痍状態だ。


「っ…ぁ、ひゃぅぅ…!イアン、イアン…!」
「…くくく」


ほくそ笑むような笑いが聞こえ、涙目状態のシュナがゆっくり顔を上げたイアンを見ると、そこに居たのは完全に瞳孔が開き、あまりに整った美しくも凶悪な笑みをしたイアンだった。

普段の温厚な甘い表情の欠片も無く、口の周りについた蜜液をべろりと淫靡に舐め取りながらゆっくりと顔を近づけてきたイアンの獰猛な表情にシュナは恐ろしさよりも魅入られてしまい蜜壺の収縮が顕著に動き始める。


「全部…僕の、だよねぇ?」


『僕』という言葉が似合わないくらい数段低い声色のイアン。
それはただ一人と望むシュナに対してだからこそ見せてくれるものなのだと全身が高揚で粟立つ。

シュナは凶悪で美し過ぎる獣と化したイアンの頬を包み口づけをする。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜

こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました! ※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)  狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。  突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。  だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。  そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。  共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?  自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

黒騎士団の娼婦

星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

【完結】2番目の番とどうぞお幸せに〜聖女は竜人に溺愛される〜

雨香
恋愛
美しく優しい狼獣人の彼に自分とは違うもう一人の番が現れる。 彼と同じ獣人である彼女は、自ら身を引くと言う。 自ら身を引くと言ってくれた2番目の番に心を砕く狼の彼。 「辛い選択をさせてしまった彼女の最後の願いを叶えてやりたい。彼女は、私との思い出が欲しいそうだ」 異世界に召喚されて狼獣人の番になった主人公の溺愛逆ハーレム風話です。 異世界激甘溺愛ばなしをお楽しみいただければ。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

私を簡単に捨てられるとでも?―君が望んでも、離さない―

喜雨と悲雨
恋愛
私の名前はミラン。街でしがない薬師をしている。 そして恋人は、王宮騎士団長のルイスだった。 二年前、彼は魔物討伐に向けて遠征に出発。 最初は手紙も返ってきていたのに、 いつからか音信不通に。 あんなにうっとうしいほど構ってきた男が―― なぜ突然、私を無視するの? 不安を抱えながらも待ち続けた私の前に、 突然ルイスが帰還した。 ボロボロの身体。 そして隣には――見知らぬ女。 勝ち誇ったように彼の隣に立つその女を見て、 私の中で何かが壊れた。 混乱、絶望、そして……再起。 すがりつく女は、みっともないだけ。 私は、潔く身を引くと決めた――つもりだったのに。 「私を簡単に捨てられるとでも? ――君が望んでも、離さない」 呪いを自ら解き放ち、 彼は再び、執着の目で私を見つめてきた。 すれ違い、誤解、呪い、執着、 そして狂おしいほどの愛―― 二人の恋のゆくえは、誰にもわからない。 過去に書いた作品を修正しました。再投稿です。

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

処理中です...