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しおりを挟む秋夜さんが飲み物も準備してくれて、貰ってきたチョコを食べる。中から液体が出てきた以外は、特徴はあまりない。味は他に貰ったお菓子に比べると随分普通だった。もっと美味しいのかと思ったけど…そこまでではなかったな。
俺がチョコを食べる様子をじっと見ている秋夜さん。観察されてる?なんで?いや、普段も見られてる気もするけど…
「秋夜さん?どうしたんですか?」
「んー?いいよ。香夜が食べな。」
「そうですか?でも流石に2個くらいしか食べられませんよ」
「ふーん、2個も食べちゃうんだ。」
「…え?どういう意味ですか?」
「そのチョコ、何が入ってると思う?」
ニヤリと笑いながら聞いてくる秋夜さん…
少し嫌な予感がするんだけど。俺、何食べさせられたのかな…?絶対怪しいものだよね。最初は甘いお酒とかが入ってると思ったんだけど…。なんだったんだ!?
「…お酒とかじゃないんですか?」
「んー、残念。全然違うね。」
「むぅ…じゃあ何が入ってるんですか?」
「もっと…身体が熱くなっちゃうような…そんなものだよ?」
「……全然わかりません…」
むすっとしていたら、隣に座っていた秋夜さんに距離を詰められる。そして顎を掴まれて、至近距離で見つめ合う。照れるって!!ドキドキする…
「そんな顔して…可愛いな。」
「教えて…くれないんですか?」
「んー、じゃあ、香夜からキスして?そしたら教えてあげる」
「意地悪です…」
「はーやーく」
「すー…はー…いきますよ」
「うん」
「…チュッ…」
「イイ子。でも…もっと深いキスでも良かったのに。」
「俺に出来ると思ってるんですか?」
「出来るよ。俺の香夜は出来る子だから」
「もう!無理ですから!」
「そう?まぁしてくれたし。答え…聞きたい?」
「聞きたい…です」
「うん、じゃあ教えてあげる」
そう言って、顔を近づけられて、耳元で囁くように答えを告げられる。
「媚薬、だよ」
「………」
媚薬…まじで?…いや嘘つくわけないよね…。
媚薬だとわかって意識してしまえば、確かに体温が上がっている気がする。ムラムラは…まだあんまり…いや、秋夜さんが目の前にいる…シたくなるよ…秋夜さんに触りたい。触ってほしい…。
「知らない?身体が熱くなって…エッチな気分になっちゃう薬だよ」
「し…しってます…けど…何食べさせてくれてんですか!?」
「それ、俺が用意したんじゃないよ」
「あ、そっか…って騙されませんよ!だって媚薬って知ってたじゃないですか!!食べる前から!」
「まぁね、春夜から連絡来たから。」
「なんで食べる前に止めてくれないんですか!!」
「可愛いところ、見れるかなーって?」
「ひどいです…」
「えー?恋人の可愛いところは見たいでしょ」
「もう!責任持って俺の相手してくださいね!」
「もちろんですよ。俺のお姫様」
「…ベッドいきたい」
「うん」
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