転生したら猫獣人になってました

おーか

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212.魔術学園2年生26

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頭に詰め込んでいた内容を吐き出すようにテスト用紙に回答として書き出していく。手応えとしてはまずまず、といったところ。完全に出来たとも思えないけど…。及第点は取れていると思う。

机の上に倒れ込むように身体を預ける。ぐでーんと完全にだらけた姿勢で目を閉じる。口から漏れでるように腑抜けた声と息が吐き出される。

「ふぁぁ~…」

「情けない姿だなナルア」

「ふっ間抜けっぽい」

「んー…だって最近頭使い過ぎて…開放感半端じゃない…やばい」

「まだ実技があるだろう。気を抜き過ぎるなよ」

「うん…やばいけど…がんばる…」

「語彙力までなくなってる。」

ウェネルが俺を揶揄うように、ほっぺたを突いてくる。少し擽ったい。そこまで不快でもなかったので、されるがままになっていたら、ほっぺたを引っ張られた。この間の仕返しだろうか?

「ひぇねる…いひゃいよ」

「あははっ」

「その辺にしておけ、ウェネル」

「んー、仕方ないな。面白かったのに」

「む…ありがとうククル」

引っ張られて少しだけ痛む頬を手で擦りながら起き上がる。ぐっと伸びをして、二人と教室を出る。今日のテストは終了しているので、さっさと帰ることにしよう。明日からは実技のテストがある事だし。

「お疲れ、また明日!」

「ああ、お疲れ様また明日」

「はいはい…またね。」

身体よりも頭が疲れている気がした。けれど、迎えに来てくれた大好きなテスラさんの美しい笑顔に癒やされる。あぁ、俺ほんとにテスラさんの顔好き。見惚れる…いや、それ以外も全部好きだけどね!

低くて格好良い声も、落ち着いた話し方も、俺の事をよく見て居てくれて分かってくれるところも、実はちょっとツンデレさんなところも!

「ねぇ、テスラさん、今日はいっぱい甘えてもいーい?」

「…ああ。沢山甘やかそう。」

「えへへ!俺もテスラさんに甘えられたいなー?」

「っ…そうか…そうだな。考えておこう。」

「んふふ」

考えておこう、ってことは甘えてくれるってことだ。大体にしてお願いを叶えてくれるからなー。本当に俺に甘いんだから!テスラさんが自分から望みを言ってくれることって少ないから、出来るだけテスラさんのしたいことが分かるように観察するようにしている。

耳とか尻尾には反応が現れやすいから、見逃さないようにね。ぴくぴくと2回反応したら、嬉しい時なのだ。表情にも現れるんだけどね、俺が見てるって気づくと隠そうとするから。照れなくても良いのにね?

もっとさらけ出して欲しいなぁとも思うけど、今のままちょっと素直じゃないのも可愛いと思うんだ。俺だけが分かる優越感?みたいなのもあるし。

家に帰ったら、既に直ぐに二人きりになって部屋に篭もれる準備がされていた。食事もテスラさんが作ったと言っていた。お湯も張られていたし、いたれりつくせり!

「テスラさん、色々準備してくれてありがとう!」

「ああ、頑張っているナルアのために何かしたかった。」

「んふふ。側にいてくれるだけでも十分なんだよ?」

「ふふっそうか。では私の為だ。私が早くナルアとの時間を堪能したかった」

「えへへ!大好きテスラさん」






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